経営者・社長限定 成約率を落とす言葉の使い方

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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

 

今日は,
「成約率を落とす言葉の使い方」
についてお伝えします。

 

セールスコピーの話…
といえばそうなのかもしれませんが。

 

 

まあ,どちらかと言えば
「それ以前」
のような気もします。

 

アピールをしても,
どうも反応が取れない…
という実感を抱く方は,

 

 

「成約率を落とす言葉の使い方」

をしてしまっているのかもしれません。

 

最後までご覧いただき,
ぜひ「吟味」してみてください。

 

キモいコピーライターの話

 

会って話すと…
とにかく理屈っぽくてヘンクツ。
話もわかりにくいし,ひたすら毒舌。

酒好きなので,
「懇親会の時にだけ話します」
みたいな感じで誘導するのですが。
まあ,酒が入るとこれがひどい。

 

人を罵倒してばかり。

 

という感じの人なのですが。

 

その人のメルマガが…
とにかくキモい。

 

脳裏にはこの毒舌な人の
イメージがあるのに…

 

 

メルマガのタイトルは
揉み手をしながら
ひたすら媚びへつらう感じが
バリバリ伝わってきます。

 

言葉の使い方の一つ一つが
キモいのですが。

 

 

本人の印象と,
メルマガのタイトルから受ける
印象とのズレに
一貫性のなさが如実に現れて,
なお一層気持ち悪い。

 

まあコレくらいにしておきましょうか。
痛いのは嫌なので。

 

 

そんな彼のメルマガで…

「こんな副業で稼いてみませんか?」

という件名がありました。

 

 

なんというか…

「コレジャナイ感」

が伝わってきますよね。

 

 

特に,私のこの記事をご覧のあなたには,
いっそう感じるかもしれません。

 

なぜか。

あくまでも私の感覚では…

 

 

その言葉…ないな。

 

 

と思うからです。
それが…

「稼ぐ」

 

 

です。

 

どういうことか。

定義【稼ぐ】
1 生計を立てるために、一生懸命に働く。
2 働いてお金を得る。
(以下略)

 

このひとつひとつから…
「社畜感」
が伝わってくるのです。

 

言い方を変えると,
「給料をもらう」
という感覚が
伝わってきます。

 

あくまでも
私の感覚なんですけどね。

 

まあ,そのような印象を抱く
理由の最たる原因が…

「こんな副業で稼いてみませんか?」

の「副業」ですね。

 

基本的に,
私達経営者や社長に
「副業」
という言葉はありません。

 

 

あえて言うならば,
「別事業」
「新規事業」
という言葉は使いますが…

 

 

あまり「副業」という言葉は
使いません。

 

本業という言葉は使いますけどね。

 

ということは…
副業という言葉を使った時点で,
サラリーマン向けなわけですね。

 

つまり,
経営者や社長に,
ここで言う

 

「副業」

「稼ぐ」
という言葉を
使っても反応できないのです。

 

 

「稼ぐ」でだめなら何ならいいのか

 

 

「売上」でしょうね。
売上アップ,売上を上げる…売上を作る…

 

または
「儲ける」
はアリです。

 

俗に儲け=利益,
みたいな使い方を
しますからね。

 

 

経営者や社長にとって
「儲け」という言葉は
親和性はあります。

 

残念な新商品

 

 

某,D出版。

ここ最近ですが,
脳科学とマーケティングの専門家を
新たにプロデュースしはじめたようです。

 

 

私は別の講座で
その先生のことは知っています。

 

まあ,悪い人ではないでしょう。

 

この先生の講座を…
D出版は売り出しているのですが。

 

まあ…なんというか,
食指が動かない。

 

この先生の話は
興味あるし,聞いてみたい…
と思うこともあるのですが。

 

メールで告知の件名が届くたびに
「送信者」を見て
D出版だとわかっていても
「スパム」
だと思ってしまう。

 

 

なぜか。

 

商品のタイトルが,

「〜の年収アップ仕事術」

なんですよね。

 

年収…という言葉を見た時点で,

「あ,私には関係ない」

と直感的に判断してしまいます。

 

何らかの申込みの際に,
「年収」
を聞かれることもあるのですが。

 

経営者の年収って,
かなりつかみ所がないですよね。

 

 

役員報酬月0円にしていれば…
年収0円です。

 

 

役員報酬月3万なら…年収36万でしょう。

 

「年収」という数字は,
経営者や社長にとって
あまり意味の数字にはなりません。

 

だから…
「年収アップ」
と来た時点で…

 

「あ,サラリーマン向けね〜」

「私には関係ない」

 

と無意識に判断してしまいます。

 

これも言葉の選択を
致命的に間違っている…
ということですね。

 

 

このように,相手に響かない言葉を
使った時点で,

 

「私には関係ない」

 

と思われるのが関の山。
どれだけ素晴らしい商品やサービスでも…
どれだけ素晴らしいオファーでも…

この言葉を使った時点で,

「私には関係ない」

要するにスパムメール化
してしまうのです。

 

私には関係ない…と
無意識に判断されたら
終わりです。

 

もう,リカバリの
しようがありません。

 

 

これが…
成約率を落とす言葉の使い方です。

まあ,
成約率を落とす…
というのは正確な表現では
ないでしょうけどね。

例えば…
ここで今日のこの記事が

 

「年収を下げる言葉の使い方」

だったら…
あなたの興味を引けたでしょうか。

 

サラリーマンならともかく,
あなたのような経営者・社長の気は
惹けないでしょう。

 

まあ,当たり前ですね。

 

 

対策はシンプル

 

ではどうしたらいいのか。
対策はシンプルです。

 

ターゲットが
「実際に使う」
言葉を選べばいいのです。

 

今日の私のこの記事みたいに…

 

「稼ぐ,はNG」
「売上,ならOK」
「儲ける,もあり」
「でも…年収,はだめ」

 

という感じで
言語化する人は
ほとんどいないでしょう。

 

なので,
しっかり見込み顧客相手に
話を掘り下げて聞いて…
その「言葉をリサーチ」すればいいのです。

 

ということで…
まさか,かのD出版が,
私達経営者や社長向けに
「年収アップ仕事術」
なんてものを売ろうとはしていないでしょうが。

 

もし,同じ商品を売るとしたら
どうすればいいのか。

 

 

ネーミングを変えればいいだけの話です。
中身は同じでも大丈夫。
ネーミングさえ変えればいい。

 

まあ…
「売上アップ仕事術」
とか…
「業績アップ仕事術」
といった感じでしょうか。

 

ターゲット属性が全く違う
複数の人たちに,
「同じメッセージで売ろうとする」
ほど,不毛で成果がなく…
ある意味
「侮辱的」

「恥知らず」
なものはないでしょう。

 

くれぐれも気をつけたいものです。

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 飯山陽平

 

追伸

具体的にどうやってリサーチして,
「その言葉」を
突き止めていくのか。

 

 

そのやり方は…
クライアント限定ですね。
今月28日,
クライアント限定のワークショップで
解説します。

 

参加者は楽しみにしていてください。

 

 

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