こんなWEBサイトは滅びたほうがいい

こんなWEBサイトは滅びたほうがいい

こんなWEBサイトは滅びたほうがいい
読んで役に立つ,学びがあったと思った方は「いいね」やシェアをお願いします。

よく澄んだ川は,上から見る限り,その深さはよくわからない。
そんな比喩表現があります。

今日は,コピーライティングの基本中の基本中の基本中の基本について書きます。
抽象度が高く,別の表現をすると,あっさりしすぎて,よくわからないかもしれません。
よく澄んだ川の深さのごとく,つかみにくい話です。

先日,あるテーマについて調べるために検索しました。
検索エンジンに表示された,あるサイトをクリック。

その時は,めずらしく,スマホから検索。
私は,スマホで文字を2行入力するくらいだったら,MacBookを開きます。
それくらい,スマホの扱いは苦手です。

そんなスマホで,ようやく検索して,表示されたそのサイト。
スマホ画面の半分が,その会社のロゴでした。

このようなサイトを見ると,
「これだから,マーケティングがわからないWEBデザイナーは腐ってる」
と,思わずにはいられません。

もちろん,そのサイトを,運営会社自ら制作しているかもしれません。
ですが…プロではない人が作ったサイトは…どこかしら,
「それっぽさ」
言い換えると,素人臭さが伝わってきます。

そのような「それっぽさ」は感じられませんでした。
おそらく,どこかのWEBデザイナー,WEB制作会社が制作したサイトなのでしょう。

下手に,デザインがきれいなだけに始末が悪い,と言えます。
特に,会社のロゴを全面に出せば…そのWEBサイトの発注主としては悪い印象は抱かないでしょう。
そして…サイト訪問者には嫌われるのです。

最近はさすがにやっていないのですが,本当にイライラするCMがありました。
某自動車保険のCMです。

ドライバーが,ファストフード店のドライブスルーで,マイクに買って
「Aセットと…」
とオーダーする。
すると,オペレーターは,
「自動車保険ですね?」
と言って,セールストークが始まります。

このような対応。
実際に対面でされたら,どう思うでしょうか。

お腹がすいたから,ファストフード店で注文。
すると,いきなり自動車保険の売り込みを掛けられるわけです。

絶対にそんな保険会社には申し込まないだろうし,むしろ悪評としてSNSにばら撒きたくなるでしょう。

そして,スマホの第一画面の半分が,その会社のロゴを表示させるようなWEBデザイナーは,この保険会社と同罪です。

なぜなら,何か調べたいことがあって,検索したところ,そのWEBサイトが検索エンジンにヒットしたのです。
そこでそのリンクをタップしたら…会社のロゴが,ドーンと表示。

まさに「表示詐欺」と言ってもいいような悪質さです。

定義【詐欺】
人を欺(あざむ)く行為。

何の罪もない,サイト訪問者を欺いて,何が楽しいのでしょうか。
事実上,実害がないから許されるのであって…実際には,時間やデータ通信料などを無駄に消費させているのですから,損賠賠償の対象になってもいいような,悪質な行為です。

知識がない,WEBサイト発注者にしてみれば,自分がそれだけ害悪なことをしている,という自覚はないでしょう。
つまり…相手の無知に付け込んで,サイトの発注者まで悪事の片棒を担がせている,ということになります。

Google検索が,さらに進化して,第一画面にドーンとロゴを表示させるようなサイトが淘汰されることを期待したいところです。

例えば,頭痛について検索した時に,表示されるべきサイトは頭痛についての解決策が書かれているページでしょう。
自動車の燃費をもっと良くしたいと思った人が検索した場合,表示されるべきサイトは,燃費を良くするための情報が書かれたサイトでしょう。
モチベーションアップについて検索したのであれば,表示されるべきサイトは,モチベーションアップに関するもの
でしょう。

頭痛について調べたら…自動車保険の売り込みだったらどう思うでしょうか。
自動車の燃費をもっと良くしたいと思って調べたら,会社のロゴがウザいくらいに表示されたらどんな気分に鳴るでしょうか。

モチベーションをアップしたいから検索したら,会社の歴史や沿革,実績などが表示されたら…モチベーションが下がるのではないでしょうか。

別に…何一つむずかしいことは言っていません。
自然で,当たり前のことだけです。

さらに別の表現をします。

例えば,
「お腹すいた?」
と聞かれたら,
「はい」
もしくは
「いいえ」
という答えが自然でしょう。

「幕張メッセは千葉県にある」
という答えを返したら,正気を疑われるのではないでしょうか。

「今日の夕食は何を食べたい?」
と聞かれたら,具体的に何らかのメニューもしくは食べ物を答えるのが自然です。
あるいは「食べたくない」とか「今日はいいかな」といった答えが「質問に対する答え」として自然でしょう。

「今日の夕食は何を食べたい?」
と聞かれて,
「ハムスターはかわいい」
と言われたら,脳神経外科について検索したくなるかもしれないでしょう。

このように,噛み合わない,不自然で,正気とは思えないコミュニケーションをする人を,どう思うでしょうか。
そんな人になりたいのでしょうか。

そんな人になりたくないのであれば,
「当たり前で自然」
なコミュニケーションをすればいいだけです。

相手を一切無視して,自分の言いたいことだけを言う。
そんな人は,社会から,あらゆるコミュニティから淘汰されることでしょう。

そして,そんな一方的で言いたいことだけを言っているサイトを見たいと思う人は,誰もいないでしょう。

Googleのシステムが追いついていないので,
「キーワード」
だけで,検索結果に表示されてしまうかもしれません。
さすがに,まだAIも「こんなサイトはウザい,滅びてしまったほうがいい」という感情はないでしょうから。

ですが,いずれはGoogleはそういった対応もしてくるでしょう。

今から,
「自分が言いたいことを言うのではなく,サイトを訪れた方が知りたいことを言う」
サイトになるように準備して下さい。

第一画面にロゴを目立たせるようなデザインを提案するWEBデザイナーは,塩を撒いて追い払って下さい。

最後に。
会社のロゴを載せていることそのものが,そこまで悪質というわけではありません。
第一画面に載せることが悪質なのです。
サイト訪問者へ,十分に知りたい情報を提供した【後】に載せるべきでしょう。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

追伸
あなたのサイトを訪れる人が期待する情報と,第一画面の情報。
きちんと一致しているでしょうか?

コピーライターが,あなたのサイトをチェックして,改善案を提案します。
WEB集客の基本は,小さな改善の繰り返しです。

※半額キャンペーン実施中です。
WEBサイトから問い合わせや申込を増やしたい方は,今すぐこちらをご覧ください。
https://goo.gl/Uaihdd

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください