許されざるメルマガコンテンツ

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かれこれ6年くらい前のことです。
未だに覚えています。

ヤツの名前は,「◯本さち」。

某会社で,メルマガを書いていました。

その会社のメルマガは,非常に有益なコンテンツです。
配信されてきたのを確認次第,読みたくなる。
とても優先順位の高いメルマガでした。

そんなある日。
ヤツがメルマガを書くようになったのです。

メルマガが送られてくる「送信者の表示」は,その会社名です。
その会社名を見れば,

「あの会社から,とてもよいコンテンツのメルマガが送られてくる」
と思って開封します。

開封して,最後まで読みます。

握っていたマウスを握りつぶしかねないくらい,怒りの衝動が突き上げてきます。

筆舌に尽くしがたい不快感です。

文章の巧拙ではありません。
もちろん,上手い下手といえば,下手です。
ですが,そんなことは問題ではありません。

例えるならば…
小学校1年生の夏休みの絵日記の方がまだマシかもしれません。

なぜなら,絵日記の文章は,スペース的に短いので,それほどの量にはならないでしょう。
何よりも,小学1年生の文章を読んで,イライラはしません。

ですが…
いつもの素晴らしいメルマガ(だと思って)開いてみると…

この小学1年生の絵日記をバラバラにして3日分くらいを無理やりくっつけた内容が展開されます。

論理はぐちゃぐちゃです。
内容は空っぽです。

一番許しがたいのは,オチがないことです。

私のような,男性脳の塊のような思考をする身にとっては,オチがない話を読まされるのは,耐え難い不快感です。

この会社…そしてその会社のサービス自体はとても気に入ってました。

だから,松◯さちのメルマガをうっかり開いて最後まで読んでしまうと…
毎回3分くらい,サポートセンターに電話して,
「松本さちを会社から追放してくれ」
と言いたくなるのをひたすら我慢したのを思い出します。

2012年8月11日。
松本◯ちが退職する,という内容が送られてきて,どれほど清々しい思いをしたでしょうか。

さて。
どれほど私が苛ついたのか。
それを簡単に実感してもらう方法があります。

今日のブログは以上です。

…と,ここで終わるような感じです。
ひたすら個人的な内容で終始しオチもなく,中身は空っぽです。

私は松本さ◯みたいにはなりたくないので,ここからがコンテンツです。
このエピソードから,メルマガ配信において気をつけるべきポイントがあります。
2つ紹介します。

(1)送信者名の設定
送信者名は,個人名が好まれます。
例えば,私のメルマガだったら,
「飯山陽平」
あるいは,
「飯山陽平@アップスタッツ経営研究会」
みたいな感じです。

理由は2つ。
1つ目の理由は,ロイヤリティ(顧客忠誠心)は,会社ではなく人に集まるものです。
送信者が会社名の場合,ロイヤリティが集まりにくくなります。

もう1つの理由。
私は,もし送信者名が「松本さ◯」だったら,無言で「スパム指定」指定するだけで済んだ話です。

(2)クオリティの落差
毎日メルマガを発行するのは大変です。
そこで,解決策として,日替わりで,メルマガ発行を分担する,というやり方があります。
月曜日…Aさん
火曜日…Bさん
水曜日…Cさん
という感じですね。

この場合,それぞれ発行者が違うのですから,持ち味が違ってくるのは当然です。
学べる内容も変わってくるかもしれません。

例えば,売上アップ系コンテンツなら,
月曜日…WEBマーケティング
火曜日…コピーライティング
水曜日…セールス

という感じでしょうか。月曜日の担当者はWEBマーケティングに強い人が書く。水曜日はセールスに強い人が…という感じで書けば,購読者は様々なコンテンツを学べます。

…が,その中で極端にレベルの低い人(ここでいう◯本さち)が混じっていたらどうなるでしょうか。
もしかしたら,何曜日に松◯さちが来るか,いちいち判断するのが面倒だから,配信解除,ということになるかもしれません。

週6日,素晴らしいコンテンツが続いていたとしても,です。
むしろ,週6日すばらしいからこそ,この松本さちの酷さが許しがたくて,そのギャップが怒りを掻き立て,解除への動機になるわけです。

配信担当制を敷く場合,クオリティに大きなギャップは作ってはいけないのです。

要するに,オチのない戯言は,チラシの裏に書きなぐるものであって,メルマガのコンテンツにすべきではないということです。

メルマガやブログ。
毎日書き続けるのであれば,当然にクオリティに落差は生じます。
仕方がありません。
私も人のことは言えないでしょう。
その解決策が,配信担当制です。

松本◯ちのように,常に怪電波コンテンツを垂れ流しにするならば,その日だけは配信しない,というほうが,100万倍マシというものです。

ポイントは,ギャップを生じさせないことです。
年365日ずっと,松本さ◯が書いていたら…ギャップは生じません。
もちろん,無言で配信解除するだけで済みます。

最後に。

私は,
「文章が下手だから,メルマガやブログなんて書けません」
と言う方に,お伝えしていることがあります。

それは,
「今日は,あなたのこれからの人生において,最も文章が下手な日です」

過去は過去です。
終わった話です。
これからどうするかです。

今日を起点に,未来を見た時に,今日が最も文章が下手です。
だから,今日から毎日書き続けることで,0.000001%でも,今日より向上する。

そう信じて,私は毎日書き続けています。
今日の私のこの文章は,これからの私の人生で,もっとも下手な文章です。

誰もが,今日からスタートです。

彼女の不幸は,他のメルマガ執筆者が,国内トップクラスのコピーライターやマーケッターばかりだったということです。
結果的に,彼女の無能さが光ってしまったのかもしれません。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

2018年も,たった362日で終わりです。

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