「迷い」があなたを強くする

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「これまでに一度も道に迷ったことは無い」
人は,おそらくいないでしょう。
という前提で,ちょっと想像してみて下さい。
道に迷ったときは,どんな気分でしょうか。
イライラかもしれません。
焦りかもしれなせん。
不安や恐怖を感じる人もいるでしょう。
例えば。
かつて,ある研修を受けていました。
研修時間は総計101時間。
101時間の研修全てを受講することで,最後のテストを受けられる資格が得られるわけです。
仕事を持っている人にとって,101時間という長さはかなりのもの。
しかも。15分以上の遅刻で,その講義を未受講という扱いになります。
翌年にまた全ての講義を受け直さないといけないわけです。
遅刻や欠席について,いかなる理由も認めていません。
つまり,近親者が亡くなったとしても,一切事情は考慮されないのです。
私は,その101時間研修のうち1回遅刻しました。
毎回場所が違うのですが,わたしのような田舎者では,なかなか土地勘がない都心ではつらいものがありました。
幸い,その遅刻時間は13分。
あと2分遅かったら,来年にまたン十万円払って再受講,という事態でした。
10人程度の少人数で,ずっと同じ101時間を過ごすため,一定時間経てば,仲間意識も芽生えます。
周りの仲間にはずいぶんと焦らせてしまいました。
そんな時,夕暮れの新宿歌舞伎町の中をうろうろさまよっている時の私の気分といえば…ひたすら焦りしかないでしょう。
日頃は対面恐怖症気味で,大型ショップの中で店員に話し掛けるのも大変な私です。
しかし,この時は必死で道行く人に道を尋ね回りました。
怪しげな風俗店への呼び込みの男性が,一番親切に教えてくれたのが意外だったのを覚えています。
それはさておき。
では,迷うということは,そこまで悪いことでしょうか。
身もふたもない話ですが,この時迷ったから,あれから15年くらい経って,今日このブログのネタになりました。
道に迷った結果,今までとは違う行動範囲を取ることにより,思いがけずすばらしいお店を見付けた,等ということはよくあるものです。
生きていて,一切迷うこと無く,「正解」の道を走り抜ける。
そんな人生は本当におもしろいのでしょうか。
かの発明王,トーマスエジソンは,電球の発明の時に10000回以上の実験を繰り返したわけです。
あくまでも想像ですが,
「この素材ならどうだろうか」
「あの素材ならいけるかもしれない」
などと,ずっと迷い続けたことでしょう。
そして,10000回以上実験を繰り返して,電球の発明に成功しました。
この出来事は,彼をどのように強くしたのでしょうか。
例えばですが,次に発明するときに,
「そろそろ実験回数が3000回か。…でも,電球の時に比べたらまだまだ余裕!」
と思えるでしょう。
今は,商品の性能だけでは売れない時代です。
いわゆる「ベネフィット」に特化したコピーライティングを駆使しても,似たような競合商品がたくさんあり,同じようなスペックやベネフィットがある商品はたくさんあります。
差別化が実現しないと,なかなか価格を維持して売り続けることは難しくなります。
しかし,絶対にマネ出来ない,他社との差別化。
それは,あなたがこれまでにどれだけ迷ってきたのか。
それをストーリーにすることです。
「あの時あれだけ迷ってきたからこそ,今のこの自分,この商品やサービスがある」
と言えるのであれば,それをメッセージとして打ち出して下さい。
口では何とも言えます。
けれど,過去に積み重ねてきた行動はどうしようもありません。
どういうわけか,人間はなかなか高性能なセンサーを持っています。
過去にどれだけ試行錯誤して,その商品を扱うまでに苦労してきたのか。
そういったことを「でっち上げる」ことはできます。
しかし,でっち上げると,この高性能なセンサーに引っかかります。
つまり,コピーを読んでいて,どこかしら胡散臭くなるのです。
絶対に本物には勝てません。
あなたが,どれだけ迷ったのか。
どれだけ悩んで試行錯誤したのか。
その結果,今扱う商品やサービスにたどり着いたのか。
これを,明確に言語化してください。
最後に,使用上の注意点。
最初にいきなり展開するのは止めましょう。
既に何らかの興味を持ってくれた人に展開することで,差別化を実現します。
しかし,興味も持っていないような人にいきなり過去の苦労話したところで…どん引きされるだけです。

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