いつ実るかわからない,ネタ蓄積術

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いつ実るかわからない,ネタ蓄積術
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こんにちは。
札幌市近郊を中心に活動する集客代行業,
アップスタッツ経営研究会,
セールスコピーライターの飯山です。

 

だいたい1年くらい前,
あるセミナーを受講していたときのことです。
講師に近い,最前列の席を確保しました。
そのセミナーでは,
5〜6名程度のグループになって座る形式です。

 

 

ところが…
そのグループの中の誰か…だと思われます。
集中力アップなのか,
眠気覚ましなのかはわかりません。
香料か何かを付けたようです。

 

 

人一倍,香りに弱い私としては,
強烈な香りが…鼻を通して
脳に突き刺さる感覚です。

 

我慢するとかどうとかという話ではなく,
具合が悪くなってきました。

 

 

香りというものは基本的に目に見えません。
誰が付けたのかが特定できないので,
やめてもらうように言うこともできません。

 

 

やむを得ず,最前列から,
セミナーホールの隅の空席に移動しました。

 

 

なるべく最前列,講師に近い席を
取るように心がけているので,
こんな外れの席ははじめて。

 

そう思いながら集中力を高め直して受講再開。

 

 

すると…どういうわけか,
今までにないヒラメキが降りてきました。

 

非常に重要な気付きとヒラメキです。
これが,私のセールスの成約率を
大きく変える出来事でした。

 

 

話は変わります。

 

東京での用事を済ませて,
北海道に帰るべく飛行機に乗り込みました。

 

セミナーと同じように,
だいたい「どこに座るか」というものは,
気がつけば同じような場所になります。

 

私の場合,
飛行機については,
なるべく後ろの席を取るようにしています。

 

 

なぜなら,
最後列の席を取れば…自分の後ろに人がいません。

 

 

特にLCCではこれが重要です。
以前,子どもが後ろに乗って,
何度も何度も何度も何度も,
後ろからシートを通して蹴りを受け続けました。

 

後ろに人がいない,ということは,
機内における快適度が別次元です。

 

 

残念ながら今回は予約が遅かったので,
前方で3人がけの真ん中しか空いていませんでした。

 

しかも,となりは幼児を抱いた親です。
非常に狭い空間になりそうなことは
想像に難くないでしょう。

 

ところが,搭乗前日にもう一度空席状況を確認したら,
最前列の窓際が空いていました。

 

3人がけの真ん中よりはいい,
と思って最前列を指定。

 

最前列に乗るのははじめての体験です。
離陸の感覚をはじめ,
機内の揺れ方ひとつとっても大きな違いを感じます。

 

 

さて,今日のテーマは,
ある先生から教わった,
ネタの蓄積の仕方です。

 

 

マーケティングやコピーライティングにおけるリサーチは,
「必要な情報」を収集するためのものです。

 

言い換えると,
結果的に不要になるものはたくさんありますが,
「必要そうなもの」を集めるためのものです。

 

 

この場合の弱点は…
一定の観念や見方からのものしか仕入れられません。

 

 

例えば,
自動車修理工場の売上アップのための
リサーチをしている,
という前提であれば,
原子力発電所の情報は,
一切入ってこないでしょう。

なぜなら,何一つ関連性がないからです。

 

 

この「必要だと感じるもの」
「関連性があるもの」だけを
調べたり収集しているのであれば,
手に入る範囲は,非常に限られてきます。

 

 

マーケティングやコピーライティングの
リサーチの場合は仕方ないにしても,
それ「だけ」では,
伸びしろがすくなくなり,
知識や考え方,
観念の幅が固定されて伸びしろが狭まります。

 

 

ではどうしたらいいのか。

 

 

「これが関係ある」
「これは興味がある」
「これは必要そうだ」
といったものは一旦脇において,
様々なものを目に入れて,
触れるようにしておけばいいのです。

 

 

いつの日か,
役に立つ日が来るかもしれません。
来ないかもしれません。
それはわかりません。

 

ただ,その「いつかの日」が訪れたときに役に立つのです。

 

 

具体的には,そういった情報は,
どんどん蓄積していきます。

 

そして,脳内で,
他の何かと絡み合って結合が起こり,
別の何かになります。

 

その「別の何か」は,
何か別のきっかけになって,
突然「アイディアや「ヒラメキ」という形で
降ってくるのです。

 

 

私は別に,
セミナーホールで隅の方に
行きたかったわけではありません。

 

香りに追い立てられただけです。

 

 

別に,
私は機内の最前列に
座りたかったわけではありません。

 

 

今回の東京での学習で,
「ネタの蓄積の仕方」というものを教わりました。

 

これを私なりにアウトプットして,
言語化しようと思ったときに,
「具体例」があればわかりやすく伝わるだろう,
そう考えました。

 

 

さて,具体例として何がいいだろうか。

 

 

機内の最前列で,考えていたところ…
「1年前,セミナーホールで,
いつもと違う,隅っこに座った出来事」
と,
「いつもと違う,最前列に座った出来事」
が結合。

 

 

その結果…今あなたがご覧いただいている通り,
一つの記事となりました。

 

 

私のブログをよくご覧になる方は,
お気づきかもしれません。

 

ブログの書き出しに,
「◯年前のことです」
と,以前の特定の出来事を
描写することが多くなります。

 

 

そのときに,◯年後に,
ブログのネタとして書くつもりで
「その出来事を体験」したわけではありません。

 

 

ただ,何か別の出来事が,
この◯年前の出来事と
脳内で繋がったから,
記事になったのです。

 

 

このように,
どれだけのものを脳内に
ストックしておけるかどうか。
これに尽きます。

 

 

 

繰り返します。

 

先入観や思い込み。
「これが関係ある」
「これは興味がある」
「これは必要そうだ」
といったものは一旦脇において,
様々なものを目に入れて,
触れるようにしてください。

 

 

私も,あらためて今後はさまざまなものを目に入れて,
触れるように心がけていきます。

 

 

今日のテーマに関連する記事はこちらです。
あわせてご覧ください。

 

ブログを書き続ける技術 その3(終)

完璧主義で行動できずに自分を責める人が一歩踏み出す方法

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

 

 

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