むさぼり食われるコンテンツの未来

むさぼり食われるコンテンツの未来

むさぼり食われるコンテンツの未来
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ブログのネタに困って,ネットの様々な記事を読んだり見たりすることがあります。
すると…つい,読みふけってしまいます。

しかも,たちが悪いことに,大抵はこの手のコンテンツサイトは,
「関連記事」
だったり,
「トップ◯◯記事」
だったりがズラリ。

そこで,つい気になるものを見てしまいます。

見るものは様々。
カピバラやハムスターなどの動物記事もあれば…ビジネス系の記事もたくさん読みます。
あるいは,最近の出来事に関する解説記事や,ニュースも読みます。

昔は,あまりこの手の記事は読みませんでした。
なぜなら,「本」を読んでいたからです。

最近は,すっかり本を読まなくなりました。
本を読まずに…本当に学びたい内容は,もはや本ではなくセミナーなどの動画コンテンツばかりです。
あるいは,ビジネス記事などを見ることも多くなりました。

さて,今日は,
「コンテンツの消費」
という考え方です。

今,全世界でどれだけのWEBページ数があるでしょうか。
10年前の統計で,1兆ページはあったようです。

それからSNSの台頭により…今はどれくらいなのか,想像もつきません。

このように考えると…今の時代は,どれだけWEBページが…そして情報が氾濫しているか,ということがよくわかります。

2016年の統計では,インターネット利用率は地球全人口の半分くらい…というデータがあります。

日本国内においては,2017年で,7割,スマートフォンの普及率を越えた,というデータもあるようです。

つまり,情報が氾濫するほど増え…
そして,その情報の受け手となる端末も増えているのです。

情報を「消費」する量も増えていることになります。

もちろん,情報が増える量に対して,消費量が追いつくことはないでしょう。
けれど,スマートフォンの普及によって,どんどん情報,コンテンツが消費されているのが,今の時代です。
それこそ「むさぼり食う」が如く,コンテンツは消費されているのです。

定義【消費】
1 使ってなくすこと。金銭・物質・エネルギー・時間などについていう。
2 人が欲望を満たすために、財貨・サービスを使うこと。

この場合,どちらが適切でしょうか。
もちろん,オンライン上のコンテンツは,なくなりません。
例えば,あなたが今この瞬間,このブログ記事をご覧になったら,消滅してしまう,ということはないでしょう。

私が消したり,サーバーがダウンしたり,WEBページそのものが何らかの事情で消滅したりしない限り,消えることはありません。

ですが,とりあえず,つまみ食い程度に読んで,適当にSNSにシェアして適当なコメント。
…ということを繰り返したりすると,コンテンツが「薄くなっていく」ような感覚がします。

私自身も,ネット上で様々なコンテンツを
「むさぼり食う」
が如く読むと,薄くなっていく感覚があります。

どうにも言語化しづらい内容なので,上手く伝えられず申し訳ないです。

では,多くの人の目に触れることで輝くコンテンツと,薄れてむさぼり食われて消費されていくコンテンツ。
何が違うのでしょうか。

よく,お金の世界では,「消費」と「投資」が区別されます。
消費は使ってなくなります。投資は,今後に活きる…という考え方になります。

例えば,マンガを読んでも,いっときの楽しみで終わるだけだったら消費です。
けれど,ビジネス書を買って,その内容を活かして成果につなげれば,それは「投資」です。逆に…ビジネス書を買って読んで…それだけでは「消費」ということにもなります。

この考え方が,そのまま上手く活用できます。

オンライン上のコンテンツは,ほとんどの場合,お金は掛かりません。
読むだけならタダです。
(オンラインに接続するための通信料や端末料金は除く)

ということは,使うものは「時間」です。
読んだものを何らかの形に活かせば,「投資」です。読んで終わるだけならば,消費です。

そして,コンテンツを消費する…ということは,ただその場限りで読まれて終わるコンテンツが増えていることに他なりません。

確実に言えることは,今後もコンテンツは増えていきます。
コンテンツ消費量も増えます。
ですが,実際に「生産されるコンテンツ」と「実際の消費量」との間に生まれるギャップも広がっていくことでしょう。

より,読まれない…あるいは,読んだところで毒にも薬にもならない,あるいは毒にしかならないコンテンツが量産されていくことになります。

この視点から考えると,もっとも貴重な資産は何か。
それは「注意力」と言えます。

日本語では,注意を「払う」と言います。つまり,注意は払うような,価値あるものだということです。

コンテンツ生産量と,コンテンツ消費量とのギャップが広がれば広がるほど「注意力」が希少になるのです。

メルマガ,ブログ,SNS…おそらく,なくなることはないでしょう。
例えば,SNSなどは,他のSNSに取って代わることはあるかもしれませんが,SNSというもの自体は,ここ10年くらいの間はなくならないでしょう。メルマガも同じです。
もっと簡易なチャットツールも開発されていますが,なんだかんだで,なくなることはありません。

だからこそ,コンテンツは…ますます増え続けます。
「どうしたらもっと読んでもらえるだろうか」
「どうしたらもっとお役に立てるだろうか」
という発想で発信していかないと,消費すらされずに淘汰されていくことでしょう。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

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