昨日、経済系報道番組、ワールドビジネスサテライトを見ていた時のことです。
シャープの苦境について特集が組まれていました。
株主総会にて、経営再建策の一環で様々な施策が可決。
…とはいえ、かなり紛糾。
過去最長の3時間超えとなったのだとか。
番組が、株主総会後の個人株主にインタビューしたところ、一人の個人株主が、
「こんなに株価が下がったら、売りたくても売れない…」
とぼやいていました。
そんな話を聞いて、思ったわけです。
「今がシャープ株の買い時じゃないか」
と。
今月になって、何年かぶりに、「金持ち父さん貧乏父さん」で有名な、ロバート・キヨサキが考案した「キャッシュフローゲーム」なるものをプレイしました。
このゲームの解説をすると長くなるので詳細は省略します。
今日の記事に必要なところだけ解説するならば、不動産投資やビジネスにおける収入などの不労所得で、毎月の支出を上回るのが、当面のゲームの目標です。
その過程で、
「投資」
についてゲームを通して学習します。
※かなり乱暴な解説です。詳細に興味がある方は、検索してみてください。
戦略の一つとして、株を安値で買って高値で売り抜いて、その利益で投資不動産やビジネスを買う、ということになります。
同じ株でも、1株「50ドル」になることもあれば、「1ドル」や「5ドル」になることもあります。
暴落時(1ドルや5ドル)の時に大量に株を買って、40ドルや50ドルまで上がった時に売り抜ければいいのです。
ゲームとしては、この戦略を実行すればいいのですが、実際に、このような行動を行うことは可能なのでしょうか。
おそらく、今シャープ株は暴落中。
このゲームでいうところの「5ドル」くらいまでは下がっています。
パニック売り寸前かもしれません。
理論上、今はシャープ株をバーゲン・セールしているようなものでしょう。
では、今シャープ株を買えるでしょうか。
ニュースで、あれだけネガティブな報道がされている中で…今シャープ株を買う勇気は正直ありません。
ここが、「ゲーム(バーチャル)」と「現実(リアル)」の壁です。
実際、私自身はこのキャッシュフローゲームを何度もプレイしたことがありますが、だからといって株取引が上達することはありません。
では、私が株取引を上達するにはどうしたらいいでしょうか。
最終的には、
「実際に株取引を行う」
しかないのでしょう。
結論。
どれだけ理論を勉強しても、どれだけバーチャルでトレーニングしても、リアルで体験しないかぎり上達はしません。
これは、株取引でも、コピーライティングでも同じです。
コピーライティングにおけるセオリー(理論)というものは当然にあります。
セオリーに背くと、反応率は目も当てられない結果になります。
では、セオリーを学べばコピーは上達するのでしょうか。
実際に、コピーを書いて、市場に問いかけないと、絶対に上達しません。
なぜなら、市場に出さない限り、コピーの良し悪しは判断できないからです。
資格試験などの勉強にたとえるなら、模試を何十回も受けて、一度も採点しなかったとしたら、実力は付くでしょうか。
模試を受けて採点し、自分の弱点を見つけ、そこを重点的に勉強して克服する。
採点をしないことには、成績は向上しません。
コピーを書いて、市場に出さないことは、この模試を受けて採点しないようなものなのです。
そのコピーがどんなに拙いものであったとしても…市場に出されないコピーよりははるかにマシです。
コピーの上達のコツ。
それは実際に書いて、市場に出すことなのです。
最後に。
今日のこのブログを読んでシャープ株を買おう、などと思う人は居ないでしょう。
万が一にも、シャープ株を買おうと思ったならば、投資は自己責任です。損失が発生した場合、一切負いかねます。
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