人として「80対20の法則」に向き合うべき理由

人として「80対20の法則」に向き合うべき理由

人として「80対20の法則」に向き合うべき理由
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こんにちは。
アップスタッツ経営研究会,
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。
 
 
はじめに,いつもの決まり文句です。
このブログでは,
特定の宗教に加担するつもりも,
批判するつもりもありません。
 
 
数年前のこと。
関東に住んでいる友人が北海道に遊びに来ました。
 
当時独身で一人暮らしをしていた関係で,
その友人は気兼ねなく1週間ほど滞在して帰って行きました。
 
 
その友人はクリスチャン。
1週間もいれば,日曜日は巡ってきます。
頼まれたので適当に電話帳で調べて,
日曜礼拝へ連れて行きました。
 
 
その教会は開設して間もなかったようです。
 
礼拝参加者は,
私と友人を入れて,
総勢5名程度(牧師除く)。
 
 
初対面の牧師は,
少しでも聖書に興味を持ってもらおうと,
私へこんな質問をしてきました。
 
「聖書のことで,
何でも疑問に思っていることがあったら
聞いて下さい」
 
 
 
私は決してクリスチャンではありません。
 
しかし。
幼稚園(年長)1年間,カトリック系。
中学,高校,大学の10年間はプロテスタント系。
 
中学高校は学校で毎朝礼拝があり,
「聖書」の授業,
定期試験までありました。
 
 
聖書に関する知識量は,
10年以上クリスチャンをやっている,
その友人を上回ります。
 
 
そこで,
ずっと疑問に思っていた,
こんな質問を牧師にぶつけてみました。
 
 
ルカによる福音書15章4節
「あなたがたのうちに
羊を百匹持っている人がいて、
そのうちの一匹をなくしたら、
その人は九十九匹を野原に残して、
いなくなった一匹を見つけるまで
捜し歩かないでしょうか」
 
 
この箇所について。
 
「【その人は九十九匹を野原に残し】
とあるけれど,
いなくなった一匹を探している間に
狼が九十九匹を襲ってきたら
どうするんですか?」
 
 
それに対する,牧師の仰天回答は次の通りです。
 
「九十九匹を神は救わない,
とはどこにも書いていません」
 
 
確かにその通りです。
さすが,超越者である神様ならでは,
と言えます。
 
 
もっとも,聖書には,
「九十九匹を神が救う」
ともどこにも書いていませんが。
 
 
 
 
来月,およそ1年ぶりに
東京へ行くことになりました。
私の大切な友人の結婚披露宴のためです。
 
 
披露宴は夕方からですが,
飛行機の便は朝一番しか
空いていませんでした。
 
午前中早い時間に東京へ着き…
夕方まで何をしていようか悩みます。
 
そこで,せっかくだから,
札幌では受講出来ないようなセミナーを,
空き時間に受けられないかどうか
探してみました。
 
 
調べたのですが…
興味あるテーマ自体はいくつかあったのですが,
「出たい」と思えるようなセミナーは
見つかりません。
 
段々イライラして,
こんな事を思うようになりました。
 
「このようなセミナー告知のコピーでは,
参加したいとは思えない,
もう全部私にコピーを書かせてくれ」
 
 
もちろん,そんなことは不可能です。
不可能なのですが…凄く残念に思います。
 
 
セミナーは,人生を変えるだけの
きっかけになる可能性があります。
 
 
ずっと,
自分の人生で在る問題を抱えて
苦しみ続けているときに,
とあるセミナーで解決策が見つかる,
という話はよくある出来事です。
 
 
何気なく参加してみたセミナーで,
あるきっかけを掴んで,
自分の人生の方向性を決めた,
ということもありえます。
 
 
もちろん,セミナーといっても,ピンキリです。
クオリティの低いセミナーはたくさんあります。
素晴らしいセミナーもたくさんあるのです。
 
そして…
 
セミナー告知文には,
そのセミナーの素晴らしさが…
ほとんど反映されているようには見えません。
 
 
 
中学生までは【義務】教育なので,
文字通り勉強しなければなりません。
 
高校,あるいは大学も,
人によっては学歴やキャリアの為に卒業する,
という人は決して少なくないでしょう。
 
そして,大学まで出た時点で,
もう勉強から解放された…
と思う人もいることでしょう。
 
 
その上で,
セミナーという学びの場に自発的に参加してもらうには,
それなりの工夫が必要です。
 
 
もちろん,必要に迫られて…
ということもあるでしょう。
 
 
それ以上に,
セミナー自体が楽しいものであったり,
あるいはセミナーで得られる何かをきっかけに
楽しい未来があるから,
と思えばこそ,
対価を払ってでも学ぼうと思うのではないでしょうか。
 
 
 
ならば…
 
セミナー告知というのは,
その楽しさや楽しい未来を
きちんと描いておかないと…
どれほど素晴らしいセミナーであっても,
その価値は伝わりません。
 
 
だからこそ,
セミナーの魅力が伝わらない
セミナー告知文は残念に思います。
代わりに書きたい,
と思ったりもします。
 
しかし,それは不可能です。
 
 
顧客は選ばなければならないのです。
 
 
神様ならば,
99匹+1匹の羊全部の
面倒を見ることは出来ます。
 
ただ,神ではない人の身であれば,
全ての人の面倒をみることはできません。
 
 
これは別にコピーライターに
限ったことではありません。
 
 
税理士のような士業もそうです。
整体師などの技術職もそうです。
 
あるいは
,家電製品を全ての人に1つずつ…
ということもできないでしょう。
 
 
ならば,本当に自分のことを
必要とする1人の為に,
自分が出来ることは何かを考えなければなりません。
 
 
幸い,
100人のうち1人だけの面倒を見ても,
99人は狼には襲われません。
 
…もっとも,ろくでもないような詐欺商材や
詐欺セミナーに引っかかる可能性はありますが。
 
 
80対20の法則に基づき,
「どのような人」が
自分にとって「20」に含まれるのか,
明確にすべきでしょう。
 
 
先ほどの例であれば,
 
「顧客がより良くなれる,
すばらしいコンテンツを提供していながら,
その良さを伝え切れていないセミナー運営者」
となるでしょう。
 
そして,
「すばらしいコンテンツ」を
具体的にしていけばいいのです。
 
 
もし,まだ「どのような顧客」が
自分にとっての
80対20の法則における
「20」なのか。
 
判明していないのであれば,
すぐに明確にしてしましょう。
 
20%の顧客が,
あなたに収益の80%をもたらすことでしょう。
 
 
余談ですが。
 
冒頭の出来事で,
教会で出会った人から,
こんな相談を受けました。
 
 
「あの牧師が,
【信者にならないと地獄に堕ちる】
と執拗に勧誘してくるのですが
どうしたらいいでしょうか」
 
 
その後,
気がつけばその教会は消滅していました。
 
 
「キリスト教」というものが
良いコンテンツかどうかはさておき…
 
この牧師は,
理想となる「信者像」を
明確にしていなかったから,
強引な勧誘をしなければならなくなり…
 
という悪循環に
陥ってしまったのではないかと
推測されます。
 
 
最後に,繰り返します。
このブログでは,
特定の宗教に加担するつもりも,
批判するつもりもありません。
 
 
 
 
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あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
 
 
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