実は【簡単】なコピーライティングの秘訣

実は【簡単】なコピーライティングの秘訣

実は【簡単】なコピーライティングの秘訣
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

今日は,
コピーライティングの秘訣について解説します。

 

実は,コピーライティングの秘訣は,
とても簡単です。

 

 

定義【簡単】
1 物事が大ざっぱで単純なこと。また、そのさま。
2 時間や手数がかからないこと。また、そのさま。

定義は2つありますが,
コピーライティングの秘訣は,
1の意味になります。

 

英語で表現するならば,
「simple(シンプル)」となります。
決して「easy(イージー)」ではありません。

 

 

例えるならば…
あなたは腕立て伏せができるでしょうか。

 

腕立て伏せを1回できれば,
「やり方はわかる」でしょう。

 

動作自体は,とても単純明快です。
複雑で難しいことはわかりません。

 

ならば…1回だけでなく,
100回,200回でもできるはずです。

 

 

これが「簡単」という意味合いになります。

 

つまり,
「理屈では分かるけど,実践するのは難しい」
ということです。

 

 

実際,腕立て伏せ1回できる人が,
当たり前のように100回
できるわけではないでしょうから。

 

 

ですが,
腕立て伏せ1回しかできない人が,
毎日1回ずつ続ければ,
いずれ2回できるようになります。

 

 

2回続けていけば,3回になります。

このように続けていけば,
いずれは100回できるようになるでしょう。

 

このように「少しずつ続けていく」ことも
「簡単」です。
複雑なことは何一つありません。

 

 

同じように,コピーライティングの秘訣は,
とても簡単なのです。

 

 

これをサクッとで言うならば,

 

「読み手(見込み客)が読みたいことを
書けばいいのであって,
自分が書きたいことを
書きたい通りに書いてはいけない」

 

ということになります。

 

 

コピー添削の依頼を受けると,
だいたい9割方,
このルールに違反しています。

 

つまり,
「自分が言いたいことを言いたい通りに言っている」
のです。

 

例えば,自社の強み,
自分の商品の強み,
セールスポイントを
「いきなり最初から」
語る人。

 

 

商品等に自負があるのは良いことです。
では,あなたが顧客としての立場で考えた時に,

「会った瞬間,
いきなりゴリゴリと売りつけてくる人」

を,どう思うでしょうか。

 

私は,セールスコピーライターですので,
人のセールスをどれだけ見られるか,
というのも仕事の範囲です。

 

言い換えると,仕事でなければ,うんざり。
勘弁してください,という感じでしょうか。

 

 

別の例え話です。

だんだん寒くなってきました。
あなたは,
冬物のコートを新調しようと思ったとします。

 

そこで,ショッピングモール内の,
ある店舗に一歩踏み込みました。

 

 

その瞬間。
店員がビーチフラッグスのごとく
凄まじいダッシュで駆け寄ってきて,大声で,

「いらっしゃいませ!本日は何をお探しですか?」

…という対応を受けたら,
あなたはどうするでしょうか。

あるいは…

「ここであなたに買ってもらえないと,
今月のノルマを達成できないんです!
お願いします,この高額商品を今すぐ買って下さい!」

と言われたら…どう思うでしょうか。

 

 

特に,後者の例は
極めて売り手側の自己中心的な主張です。

 

ただ,残念なことに,どちらも
「結果は同じ」
ではないでしょうか。

 

つまり,それがどんな「程度」であろうと,
顧客の都合ではなく
「自分が言いたいこと」を言った時点で,

「ノルマが〜!!」

と叫んでいる人と,五十歩百歩。
本質的に何も変わらないのです。

 

 

そこで,

「自分が言いたいことではなく,
顧客が聴きたいことを言う」

というのが,コピーライティングの秘訣になります。

 

 

言うだけなら簡単です。実践は大変です。

 

 

ではどうしたらいいのか。
一つの解決策として,
「順番を考える」
ことを意識して見てください。

 

 

売り手側が伝えたいセールスメッセージ。
これはいつでもどの瞬間でも,
顧客にとって「ウザい」「聴きたくない」メッセージ,
というわけではありません。

 

 

欲求を刺激し,
自分のニーズに合っているかどうかの
判断にまでたどり着いた顧客にとっては,
このセールスメッセージは「判断基準」になります。

 

 

先程の例では,店内を巡って,
コートを3種類,ピックアップ。

 

あとは,この3つのうち,
どれが一番自分に適しているかを判断する。

 

そんな時点で…それぞれのコートの一長一短,
特長を理解した店員が近づいて説明してくれたら…
その時は「ウザいメッセージ」ではなくなるでしょう。

 

これが,
「顧客が聞きたいタイミングで
聞きたいメッセージを発する」
という例になります。

 

これが,コピーでもそのまま当てはまるのです。

 

 

いきなり,
主張したいことを最初から主張したところで,
見向きもされません。

 

十分に興味関心を惹いて,
欲求をかき立ててから,
その商品のセールスメッセージを伝えたならば
きっと読んでもらえる確率が高まるでしょう。

 

 

具体的な方法論として,

「順番」

という例を解説しました。

 

 

ただ…結局のところは,
「自分が言いたいことではなく,
顧客が聴きたいことを発信する」
これが,秘訣になるのです。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

 

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