素早くセールスレターを書くコツ

素早くセールスレターを書くコツ

素早くセールスレターを書くコツ
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最近のブログは、「マインドセット」的な、心構えを説く内容が多かったような気がします。
そこで、今日はガッツリと、テクニックを紹介します。

素早くセールスレターを書くコツです。

とは言っても、素早く…という考え方が、もしかしたら人それぞれ解釈が分かれるかもしれません。

タイピングの速さを競っても、あまり意味はありません。
今の時代、多くの人がブラインドタッチできるでしょうから、劇的にタイピングの速さが変わるわけではないでしょう。
…もし、一本指打法の方がいたら、ぜひタイピングの練習をしてください。

話を戻します。
コピーを素早く書く、というのはどういうことでしょうか。
例えば、10月1日に、セールスレターを書こうと思ったとします。
書き上がってみたら、10月15日だったとします。
この場合、下記上がるまでに15日掛かっています。

セールスレターの作成において、一番時間がかかるのが、リサーチです。
ですが、今日はリサーチの話は脇に置きます。
単純に、「書く」という作業だけを前提にした例です。

単純に「書く」だけの場合、どこに一番時間が掛かるでしょうか。
多くの場合、書き始めるまでの時間が一番長いはずです。

先程の例では、10月1日に、セールスレターを書こうと思ったところからカウントしています。
ですが…書き始めたのが10月10日、なんてことも十分にあるのではないでしょうか。
もしかしたら、10月14日に書き始めて2日で書き上げた…なんてこともあるかもしれません。

セールスレターに限らず、コピーライティングに限らず、一番エネルギーを使うのは最初の一歩です。

つまり、書き出すまでに、一番エネルギーを使うのです。
ここでいうエネルギーとは、「意志力」くらいに捉えてください。

わかりやすい例として、
「宿題」
をやらなければならないとします。
けれど、やるのが面倒だったり難しかったり大変だったり眠かったり遊びたかったり…
などと、つい先延ばしにしてしまったりします。
結局、提出期限ギリギリになって、ようやく取り掛かる。
そんな経験をしたことがあるのではないでしょうか。

この場合、一番時間が掛かっているのが、
「やらなきゃと思った時」
から
「やり始める」
までの時間。
ここが一番時間を浪費していることになります。

同じように、
「セールスレターを書かなきゃ、と思った時」
から
「書き始める」
までの時間は、まるまる無駄であり、時間の浪費です。
もちろん、その時間に他のことをやっているかもしれません。

ですが、頭の片隅に、
「セールスレターを書かなきゃ」
という思考がこびりついている状態ですのでパフォーマンスが落ちます。

パソコンに例えるならば、セキュリティソフトを起動して、パソコンの全システムにセキュリティチェックを掛けているときのようなもの。
パソコン全部を、検索してウィルス等を探しているのですから、パソコンの反応は下がって、一気に重くなります。

これと同じように、脳も
「セールスレターを書かなきゃ」
と思っているので、処理速度も重くなります。
ですので、時間の浪費、ということになるのです。

解決策の理想論としては、
「書こう」
と思ったときに、
「書くと【決断】」
して、すぐに書き始めることです。

これができれば、「書かなきゃ…と思っている」時間が減るので、下記上がるまでの時間を短縮できる、というkとになるのです。

さらに掘り下げていきます。
なぜ
「書かなきゃと思う」
ところから、
「書き始める」
までの間に、時間が開いてしまうのか。

それは、
「書き出し」
に困るからではないでしょうか。

最初に、ヘッドラインを書こうとして、いいアイディアが出てこなくて…そのまま先延ばしにして…時間が過ぎていくのです。
ヘッドラインを後回しにして、オープニングから書き始めようとして…やはり同じように何をどう書き出したらいいのかわからず、先延ばしにして…と同じ現象が起きるかもしれません。

ヘッドラインやオープニングは、書くのは大変です。
後回しにして、もっと書きやすいところから取り掛かり、調子が上がってきたときに、一気に書き上げるほうが、ずっと楽なのです。

ということで、ここまで長々と書いてきました。
今日紹介するテクニックは、たったコレだけです。

「セールスレターを書く時は、まず先に注文書(申込書)から作る」

これに尽きます。
注文書(申込書)から先に作るメリットは、次の3つです。

1.書き出しが楽
注文書(申込書)に書く内容はある程度決まっています。
単純なフォームですので、セールスコピーのような高度な内容ではありません。
氏名、住所、社名等、必要事項の枠を作っていくので、事務作業に近い状態です。
非常に取り掛かりやすい作業だと言えます。

2.エネルギーが上がる
ちょっと想像してみてください。
注文書(申込書)が、バンバンFAXや郵送で送られてきたら、どんな光景でしょうか。
その時、どんな気分でしょうか。

これを、注文書(申込書)を作る前に想像するのと、注文書(申込書)を作った後とでは、どちらがより想像し易いでしょうか。

先に注文書(申込書)を作ることで、エネルギーやテンションが上がることで、書き出しづらいヘッドラインやオープニングに取り組めるのです。

3.内容の整理に役立つ
慣れていない人などは、セールスレターの中に、何を盛り込むのかを把握せずに本文を書き始めて、大切な要素を書き落としてしまうことがあります。
極端な例で言うならば、本文に価格を書き忘れてしまうかもしれません。
あるいは、納期や商品構成などが曖昧かもしれません。
先に注文書(申込書)を書くことで、これらの要素を整理することができます。

かのセールスライターの大御所の一人、テッド・ニコラスによれば、注文書(申込書)は高いエネルギーで取り組まなければならないとのことを言っています。
ですが、セールスライターのような、プロフェッショナルでもない人がいきなり最初の一歩から高いエネルギーで取り組め…というのもハードルが高すぎます。

まずは、注文書(申込書)を作りながらどんどんエネルギーを高めていく…くらいの感覚の方が、気楽に取り組めるのではないでしょうか。

セールスレターを作るなら、まず申込書から。
ぜひ試してみてください。
きっと、「書こうと思った時」から「書き始める」までの時間の短縮に驚くのではないでしょうか。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

追伸
今日の話は、あくまでもセールスレターを書こう、と思ったという前提です。
セールスレターを書こうと思う以前に、何をどうやって販促活動をしたらいいのかわからない。
そんな方は、
一度こちらをご覧ください。

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