今日のApple新製品発表会を前に未来予測

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今日のApple新製品発表会を前に未来予測
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こんにちは。
札幌市近郊を中心に活動する集客代行業,
アップスタッツ経営研究会,
セールスコピーライターの飯山です。

 

2018年10月30日。
今日は,アメリカでAppleの
新製品発表会があります。

 

 

ですので…
その発表前に,
一人のApple信者として,
今後のAppleを占ってみることにします。

 

※占う=未来を予想する
(明鏡国語辞典)

 

なので…
Apple製品やAppleのマーケティング,
スティーブ・ジョブズのやり方に
興味がない方がご覧になっても
退屈でつまらないでしょう。

 

興味がある方のみご覧ください。

 

 

マーケティングの達人
スティーブ・ジョブズ

 

世界屈指のマーケッターの一人,
スティーブ・ジョブズ。

 

彼は…
ある「マーケティングの手法」の
達人でした。

 

それは,
「敵を作ること」
です。

 

 

昔は,
IBMを敵に回して
徹底的に比較する
マーケティングを展開していました。

 

 

IBMが凋落し,
マイクロソフトが台頭すると…

 

 

今度は,
マイクロソフトを敵に回して
徹底的に比較する
メッセージを展開。

 

もしかしたら…
あなたも
ご覧になったことがあるかもしれません。

 

 

※ご覧いただくのは
はじめの30秒で十分です。

※動画は現在見られないようですので削除しました

 

マイクロソフトを
個性も何もない,
コモディティ化の象徴として
貶め…

 

そして,
Macは,それらとは違う!
ということを
鮮明にアピールするCMです。

 

 

はじめてのApple体験

 

 

私がはじめてApple製品を手にれたのは…
かれこれ10年ちょっと前。

 

 

ずっとSonyのウォークマンを使っていたのですが,
あるときに,
iPodというものを
なんとなく手に入れてみようと
思ったのです。

 

当時は,
MP3プレーヤーの黎明期。

 

 

もちろんSonyもMP3プレーヤーは
出ていたのでしょうが…
私はまだ知識が浅く,
MP3プレーヤーというものを
よく知りませんでした。

 

 

iPodであれば,
CDとかMDを持ち歩かなくても済む。
ということで,
ウォークマンから
ブランドチェンジしました。

 

 

けれど,
Appleだから…
とか,
ブランドチェンジという
意識はありませんでした。

 

 

ろくにAppleなど知らず…

 

iPhoneというものも
わかっていませんでした。

 

iPhoneのイメージが悪化した「事件」

 

 

かつて,
発売直後のiPhoneを手に入れた
ある広告代理店の営業マンが,
うちの事務所に来て,
30分ほどiPhoneの自慢をして
「絶対に手に入れたほうがいいですよ」
と執拗にアピール。

 

結局仕事の話はなにもなく,
自慢話だけで帰っていきました。

 

 

私は,iPhoneとは何かが
わからなかったのですから…

 

 

「よくわからないものを
延々と自慢されている」
感覚です。

 

忙しい中,
延々とわけのわからないものを
自慢話された上に,
「買わないほうがアホだ」
と言わんばかりの傲慢な態度に
憤慨した私は…

 

その営業マンが帰ってから,
苦情申し入れの書面を作って
広告代理店宛にFAX。

 

3年ほどの取引があった会社でしたが,
すべての契約を停止しました。

 

Appleを「Apple」として認識した時

 

ケータイは依然として
ガラケー主義でしたが,
タブレット端末は欲しいと
思うようになりました。

 

 

そこで…
当時,一番人気の機種を探して,
iPadを手に入れました。

 

 

このときも,
「人気だから」
という感じであって,
Appleだから…という感覚は皆無です。

 

 

そんな私が,
はじめて
「Apple」を意識して,
Apple製品が欲しくなった
きっかけが…
ダイレクト出版です。

 

 

ダイレクト出版の
関係者が
Appleを使って
セミナーを行っていたり
その動画を見て…
そして彼らがAppleを
推奨するのを見聞きしました。

 

 

そこではじめて
Appleに興味を持ったのです。

 

 

そこで勧められていた
あるソフトが欲しかった。
けれど,そのソフトは
Windowsにはなく
Mac専用だった。

 

 

これがMacに興味を持った
決定的要因です。

 

 

…が。
これは正確ではありません。

 

 

ダイレクト出版の
カリスマセールスコピーライターの
方々が愛用しているMac。

 

「そんな事,あるわけないじゃないか」
と理性ではわかっているのです。
理屈では理解しています。

 

けれど…
「私もMacを手に入れたら,
彼らみたいに素晴らしいコピーが
書けるようになったらいいなぁ」
という淡い願望は
「ゼロ」とはいい切れませんでした。

 

そして手に入れたMacbookPro

 

 

Windows95の発売直後から…
正確にはMS-DOSの時代から
マイクロソフトユーザーだった
私が,はじめてMacbookProを手に入れてみて…

 

20年以上のWindowsユーザーだった私が,
1週間も経たずに,完全に
MacBookProが定着。

 

そこで悟りました。

 

 

「Windowsって,実はかなりカス」

 

 

Macを使えば使うほど
Windowsが使いにく感じ,
イライラさせられることが
増えました。

 

こうして…
私はMac信者になったのです…が。

 

 

旗色が変わった瞬間

 

 

鮮明に覚えているのが,
iMac Proという商品。

 

 

デスクトップ版のMacですが…
価格にして,55万円超。
フルカスタマイズすると,147万円
くらいになります。

 

 

もはや「パソコン」と言える価格帯では
ありません。

 

<参照>

このときに…
「ん?」
と感じました。

 

 

超高額商品を出すのは
マーケティングの基本です。

 

 

ですので…
まあその流れだろうな…
くらいに思ったのですが。

 

 

決定的な違和感を抱いたのが,
MacbookProのTouch Barモデル。

 

 

ファンクションキーの部分に搭載された
細長いタッチパネル式ディスプレイです。

 

 

見た目はカッコいい…
と思いつつ。

 

 

「コレ,必要?」

 

 

と素朴に疑問を抱きました。
このTouch Barモデルの高額化で,
違和感を抱いたのです。

 

 

そして,
「MacBook」という
新機種が出て…
これも,今までよりも
高額のモデルだったこともあり。

 

 

「あぁ,Appleは
高額化への道を
進み始めたんだな」

 

 

と理解しました。

 

 

基本的に私はスマホに
興味はないので,
詳しくは知らないのですが…

 

 

iPhoneも高額化の
一途をたどっているようです。

 

 

そして,
今年に入り,
MacbookProの新製品を発表。

 

 

すべて,
Touch Bar搭載モデルです。

 

…心底,がっかりしました。

 

私にしてみたら,
Touch Barモデルなど
いらないので
もっと安くて基本スペックの
拡充をしたモデルを
発表してほしい。

 

…と思ったものです。

 

そんな最中に,
今回10月30日,
新製品発表会がある…
と耳にしました。

 

ネット上のウワサでは,
MacBookAirなどの
低価格のエントリーモデルが
発表されるのではないか,
とのこと。

 

 

ここ数年,
高額化の一途をたどってきた
Appleのトレンド。

 

 

市場でも,
私のように
「高価格高スペックではなく,
低価格低スペックモデルが
ほしい…」
と思う人が増えていることでしょう。

 

つまり…
「そういった思い」
を募らせて,
ひたすらティーザー(焦らし)を掛ける。

 

 

特に,
単価の低い商品は
数を売らなければ
利幅が伸びません。

 

 

ですので,
ここに向けて一気に
ドカン!
と低価格低スペックモデルを
売ろうという戦略なのかどうか。

 

 

それとも…
高額化についていけない
信者を切り捨てて,
一部の高額化に対応できる
顧客とだけ付き合うのか。

 

 

その分水嶺が,
今日アメリカで行われる
新製品発表会だと言えます。

 

 

パターンとしては,

 

 

1.トレンド通りに高額化の一途をたどる

→新型Macbook系商品の発表,それも高額化したもの
あるいは,新型Macbook系商品の発表なし

 

 

2.ティーザー通りに,低スペックモデルを一気に販売

→新型低額MacBookAirなどを販売。

価格帯としては,
9万円〜12万円台くらいまでが
「低額」と言えるでしょう。

 

この1か2か。
この分かれ目が,Appleの未来を占うことになります。

 

 

かなり,ガタが来つつある
私のMacBookProを前に…
個人的には2を願いつつ。

もし1だったら,
Appleから足を洗うか,
それとも,
中古MacBookを調達する
という選択になるでしょう。

総括

 

高額化への一途をたどる…というのは,
「顧客数を減らして利益を伸ばす」
という基本コンセプトになります。

 

 

顧客数が減る以上
「売り上げは下がる」
かもしれませんが,
同時にコストも下がり
結果として利益が伸びます。

 

 

これは…
中小企業,個人事業主が取るべき
戦略なので…
世界的グローバル企業である
Appleが取るとは考えにくいです。

 

数年単位で
高額化のトレンドを演出して,
ひたすら
「ティーザー」
し続けて…

 

 

エントリーモデルの投入で,
「新規顧客獲得」
を一気に狙う。

 

 

これが…
過去のえげつないApple「らしい」
マーケティングのやり方に
適うのではないでしょうか。

 

もちろん,
さらにティーザー(焦らし)を
続ける可能性もあるでしょうが…

こうしている間にも,
Appleから既存顧客を獲得しようと
必死にで競合他社が活動しています。

 

ティーザーが長引けば長引くほど,
Appleから顧客流出が増えます。

 

…それだけ濃い顧客だけを
相手にする,というのも
ありなのでしょうが。

 

もしその戦略を選んだ場合,
Appleはパソコン世界覇者の地位を
放棄する,ということを意味します。

 

あなたはどう思われますか?

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

 

追伸

 

よかったら,あなたの意見や
感想を聞かせてください。

こちらからコメント,お待ちしております。

 

 

今日のテーマに関する記事はこちらです。
合わせてご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

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