自分が嫌いで自信がなくネガティブ思考な人が幸福な理由

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こんにちは。
札幌市近郊を中心に活動する集客代行業,
アップスタッツ経営研究会,
セールスコピーライターの飯山です。

 

 

今日は,
自分が好きで,
自分を受け入れられていて,
ポジティブ思考で,
今,満たされている方には,
何一つ,役に立つ内容ではありません。

 

完璧主義者
自分が嫌いな人
自分に自信が無い人
ネガティブ思考の人

そんな方に向けたエールです。

 

ただし,
読みようによっては,
最後まで救いはありません。
自己責任でご覧下さい。

 

くたばれ「ありのままの自分」

 

数年前に,
映画か何かの曲で,
「ありのままの自分でいたい」
といった歌詞がある歌が流行りました。

 

この時以来,
「ありのままの自分」
という言葉が
悪魔のフレーズに
なったように思います。

 

なぜなら…
「ありのままの自分」
を免罪符にしている,
キモい人たちがいて,
「こんな人達みたいには
なりたくないな」
と思ったからです。

 

外部要因から,
「人格を変えられることを強要」
すなわち,
「今の自分自身を否定」
されつづけて,
自尊心に致命的なダメージを
受け続けてきた人にしてみたら…

 

「ありのままの自分」
というフレーズは,特効でしょう。
食いつくのも仕方がありません。

 

 

では,
「ありのままの自分でいいんだ」
とばかりに,
ニート同然の生活を始める人がいたら
どう思うでしょうか。

 

例えば…
「DV」すなわち暴行・傷害・強姦,
監禁,脅迫などの犯罪行為を行う人が
「これが私のありのままの自分だから仕方がない」
と言ったらどうなるのでしょうか。

 

仕事ができなくてミスばかりする無能が,
「私って馬鹿だし。
でもこれがありのままの自分だから
これを受け入れて!」
と言われたらどうなるでしょうか。

 

私がもしありのままの自分で
いたらどうなるのか。

 

ずっとゴロゴロして…
カピバラ動画を眺めているか,
本でも読んでいるか…くらいでしょう。

花林糖かりんとうを貪りながら…
そしてブクブク太っていくだけでしょうね。

 

「自分を好きになる」べきなのか

 

私は…
昔は自分が大嫌いでした。
本当に嫌いで嫌いで仕方がありませんでした。

 

 

そんな時に,
自己啓発にハマりました。

 

自己啓発では,
自分を愛し,受け入れなければならない
ポジティブ思考であるべし
完璧主義者はよくない
自信がない自分はダメだ…

 

といった考え方にぶつかります。

 

ある自己啓発セミナーに出て,
その時に,自分が欲しいものは
「心の平安」
だということに気付きました。

 

 

だから…
自分を好きになると
心の平安が得られるだろう…
だから,
「自分を好きになる」
のを目標にしていました。

 

 

…が。

 

 

いざ,自分を受け入れられるようになって,
自分のことを嫌って憎んで…ということが
無くなってみるとどうなるのか。

 

 

セミナーを繰り返し受けて,
少しずつ自分を受け入れることで,
「心の平安」
が手に入ったときの
安堵感は…何にも代えがたいもの…
だと感じました。

 

その時は,ですが。

 

心の平安は手に入りました。

 

心の平安を手に入れた代償

 

 

そして…
そんな自分がやっぱり嫌いになりました。

 

それが…
停滞への道だったからです。

 

 

心の平安「以外」のものを,
自分が嫌いなときのほうが
手に入れていたからです。

 

 

私は,
自分の人生において,
本当に充実していたときは
どういう時か振り返ってみた時,

「本当に欲しいモノを手に入れようと,
必死でもがいて苦しんで,
それでも障害を越えて進み続けている間」

だったのです。

 

それが,
何よりも私にとって
【幸せ】だったことに気がつきました。

 

そして…
自分を嫌いにならなくなったときに,
「幸福」
を失ったことに気が付きました。

 

幸福の定義

 

 

そもそも幸福とは何でしょうか。

あるコンサルタントに教わって,
非常に納得したので,
ここで紹介します。

 

 

定義【幸福】
可知の目標に向かって不可知ではない障害を
くぐり抜けて向かっていく過程

 

否定形が混じっていて分かりづらいので,
言い直します。

 

 

自分にとって明確な目標に向かって,
分かっている障害を突破していく
過程ということになります。

 

ポイントは,
「過程」
だということです。

 

「達成」
「成果」
「結果」
ではなく,
「過程」
なのです。

 

<参考>

…ということは,
私にとって幸福だったのは,
「今の自分は大嫌い。
だからこそ,
一歩でも二歩でも
理想の自分に近付こうと
もがき苦しみあがいている時」
ということになります。

 

 

なりたい自分になるために,
「ある目標」
を設定。

 

その目標に至るために,
様々な中間目標を設定し,
そのために必要なことをやり続けてきました。

 

 

その瞬間瞬間が,
ある意味において
とても充実して幸福な時間でした。

 

そして…
目標を達成したことで,
得られたものは,
「心の平安」
でした。

 

失ったものは
「幸福」
だったのです。

 

 

一つの呪縛が解けた時

 

自分を愛し,受け入れなければならない
ポジティブ思考であるべし
完璧主義者はよくない
自信がない自分はダメだ…

 

 

これが呪縛で
何年も停滞していました。

 

 

そして,この呪縛が解けて
自分が嫌いであることで
もっと手に入れられるものがあるならば,
自分をもっと嫌いになってもいい。

 

 

そう思えたときに,
凄く楽になりました。

 

 

自分を嫌って,
追い込んで…
心の平安を手放してでも,
欲しいものがあるならば…

 

それを手に入れようと
泥臭くもがいている自分のほうが,
はるかにマシというものです。

 

もちろん,
心の平安を維持しながら,
もっともっと輝き続けて
さらなる目標に向かって
「幸せ」な日々を送ることが
できる人もいるのでしょう。

 

ですが…
残念ながら,
「少なくとも今の私」
には無理のようです。

 

自分を嫌うことで,
自分を嫌いな自分でなくなる…

 

という意味不明な結論に
なってしまいました。

 

 

もしあなたが,
私と同じように,
自分が嫌いで,
自分を変えようとして
苦しんでいて,
それでも変わらない自分に
飽き飽きしているならば…

 

その結果として,
世間一般の自己啓発では否定される
完璧主義者
自分が嫌いな人
自分に自信が無い人
ネガティブ思考の人
ならば…

 

私はそんなあなたにこそ,

「別にいいじゃないですか,そのままで」

「そのままのあなたでいてください」

とお伝えします。

 

今の自分に満足せずに,
努力しようともがき苦しんている,
そのままでいてください。

 

 

結局のところ,
行き着くところは,

「自分が好きだろうが嫌いだろうが,
本当に手に入れたいものを目指して
進み続けられるかどうか」

のほうが,
遙かに大切ですから。

 

他の人はどうか知りません。

 

心の平安を手放せば,
辛く苦しく生きづらい
人生が待っています。

 

 

それでも,
このまま心の平安と共に
腐っていく自分よりはマシです。

 

 

あなたが,
自分を好きだろうが嫌いだろうが
それでも自分の欲しいものに向かって
進み続けられることを願っています。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

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