あなたはいくらお金が欲しいですか?

あなたはいくらお金が欲しいですか?

あなたはいくらお金が欲しいですか?
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ある有名コンサルタント複数人から聴いた話です。
男性の場合、欲しい収入は「年収1000万円」と掲げる人が多く、女性の場合は、「月収30万円」というひとが多いのだとか。

なぜ女性は月30万円なのか。
理由としては、自分と子どもの生活を支えるために稼ごうとした場合、20万円では足りず、30万円を越えてくると、
「そんなに稼ぐのは無理…」
だと思ってしまうからなのだとか。

では、男性の年収1000万円…というこの数字。
これはよくわかりません。
実際にそのように言っている人がたくさんいる、という話のようです。

女性のほうが、合理的な理由があり、男性のほうが合理的な理由がない。
なかなか愉快な話です。

この、不合理な話は、他にも聞きます。
以下、あるセミナーで実際にあったやり取りだそうです。

講師 「あなたは今回のセミナーに参加した目的は何ですか?」
受講生「お金を稼げるようになりたいからです」
講師 「お金を稼いでどうしますか?」
受講生「アラスカに行ってみたいからです」
講師 「なるほど。では、アラスカに行くのにいくら掛かりますか?」
受講生「そうですね…20万〜30万くらいあれば足りるのではないでしょうか」
講師 「では、なぜアラスカに行かずに、35万円も掛けて、このセミナーに来たのでしょうか」
受講生「……」

他人事として見聞きする分には、単なる笑い話です。
ですが…自分事に置き換えてみると、笑えない…なんてこともあるのではないでしょうか。

さて、今日のテーマは、
「あなたはいくらお金が欲しいですか?」
です。

先ほどのセミナー講師と受講生のやりとりが、そのまま今日のブログの内容です。
できれば、紙とペンを用意して、書き込みながら進めてみてください。

(1)あなたはお金をいくら欲しいですか?
まずはこの質問です。
具体的な金額を書いてください。
できれば、1円単位で細かく書いてください。

「あればあるだけ欲しい」
というのはナシです。

(2)なぜその金額なのか
上記(1)の内容とリンクします。
なぜその金額が欲しいのでしょうか。
使いみちと、その具体的な金額をそれぞれ書き出してみると、上記(1)の金額も変わってくるかもしれません。
ぜひトライしてみてください。

念のため、補足します。
いくら「欲しい」のかです。
いくら「必要」か、という質問ではありません。
「〜万円欲しいけど、無理だよな…」
などと否定することなく、
「あれも欲しい」
「これも欲しい」
と、どんどん付け加えていってください。

(3)現実を振り返る
とても夢あふれる書き出しを行ったあとでは、キツい内容かもしれません。
夢を見るプロセスは、上記(2)までで終わりです。
今の収入を書き出してください。

(4)取捨選択
その上でもう一度、(1)と(2)を見比べてみてください。
よく考えてみると…それって「自分が」本当に欲しいのだろうか…などと、冷静に考えてみてください。

慣れてくると、
「自分のこの思考は、かつてのあの体験が影響している」
ということに気付くこともたくさんあります。

例えば、MacBook。
パソコンのMacBookが欲しい…と思っていたとします。
ですが、なぜMacBookが欲しいのか…と考えた時に、
「スタバで作業をしている人を見て、カッコいいと思ったから…」
ということを思い出すかもしれません。
しかし、そこで冷静に考えてみると…
「パソコンを持って、外で作業することは、それほどないかも…」
そこに気付いたら、DELLの格安デスクトップパソコンでもいいかもしれません。

テレビCMやSNS、他のいろんな体験から、様々な影響を受けます。
自分の意思決定は、その影響を受けているかもしれない、という可能性を疑って見ることは必要です。
特に、冒頭で紹介した、年収1000万円、というもの。
これはまさに象徴的です。
みんながみんな、右に倣えとばかりに、年収1000万というのはおかしな話です。
他の人が年収1000万といっているから、自分も…と思っているかもしれない、と疑ってみることは必要なのです。

そこに気づくと、もしかしたら、年収822万で足りるかもしれない。
あるいは、年収3259万円は必要かもしれない。
と、考えてみるのです。

あらためてもう一度。
書きだしたものは、「あなたが」本当に欲しいものでしょうか。
CMやSNS、友人や親兄弟などからの影響を受けていないでしょうか。

取捨選択してみてください。

(5)計画
ここまで終わると、
「あなたはお金をいくら欲しいですか?」
という金額が出ます。

あとは、その金額を手に入れるだけです。
具体的には、今のビジネスを伸ばすことで、その金額に届くのかどうかを考えます。
全然届かないのであれば、ビジネスモデルを見直す…ということも視野に入るかもしれません。

もしくは、本当に欲しい金額を見なおしてみると、実は今の収入ではオーバーしている、なんてこともありえるかもしれません。

お金は、稼ぐことも大切ですが、それ以上に
「どう使うのか」
も大事なのです。

さて、5ステップの演習です。
あなたはトライしてみたでしょうか。
この手の演習を100回「読んで」も、意味はありません。
自分でペンを持って紙に向かって書かないと意味は無いのです。
キツい内容ではありますが、トライする価値はあります。

最後に。
お金を稼げない人は、お金を稼ぐ理由が足りないからです。
多かれ少なかれ、現在の収入で納得しているのです。
「不平不満を抱く」
だけで、行動してそれを変えようとしないならば、消極的同意なのです。

もしかしたら…この演習をやってみることで、あなたにとっての
「稼ぐ理由」
が見つかったら…それだけで収入が増えるかもしれません。

<予告>
6月29日(水)13時30分〜16時30分
東京から書籍を執筆した、あの東証一部上場のコンサルティング会社、船井総研出身のコンサルタントを札幌に招いて出版記念セミナーまた読書会等を企画しています。
参加者にとって最大の価値を得てもらうために、読書会がいいのか、それともセミナーがいいのか。
内容はまだ検討をしています。
ですので、まずは、この日時を空けておいてください。
なお、開催場所はこちら。
 
札幌貸し会議室まなBiz
http://mana-biz.jp/?page_id=

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