ピーマンを食べよう

ピーマンを食べよう

ピーマンを食べよう
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ピーマンといえば。
これはあくまでも私個人の偏見ですが、
「子どもが嫌いな食べ物」
というイメージがあります。

苦味があるからなのでしょうか。
理由はよくわかりません。

私の幼少期は、お年寄り連中に混じって緑茶をすすり、ふきのとうの佃煮を喜んで食べていたらしく、
「苦い食べ物が好き」
なので、ピーマンは今も昔も大好きです。

逆に、甘みのある、にんじんやトマトといった野菜が苦手だったりします。

話を戻します。
嫌いな食べ物はなぜ食べなければならないのでしょうか。
小さい頃に、
「好き嫌いはしてはいけません」
と、親や他の大人、先生などに一度や二度は言われたことがあるでしょう。

詳しくないので適当に流しますが、栄養学的、医学的に意味があることだからこそ好き嫌いは良くない、ということなのでしょう。

とはいえ。
小さいころならばともかく、おとなになると、なかなか
「好き嫌いはしてはいけません」
などと言われる機会はありません。

それこそ、学生時代に資格取得の受験勉強をしていた時は、お金がなかったので、文字通り毎日某牛丼チェーン店で同じメニューを食べ続けたこともあります。
これが体にいいかどうかといえば…決して推奨されることはないでしょう。

おとなになって、周りから言われることが無くなったからこそ、より自律的に「選択」し、好き嫌いなく食べたほうがいいのは言うまでもありません。

さて。
食べ物として考えると非常にわかりやすいのですが、これが
「情報」
となると、とたんに偏食が始まります。

ちょっと想像してみてください。
あなたは最後に本屋に行ったのはいつでしょうか。
その時を思い出して下さい。
その時、どんな本の売り場に行ったでしょうか。
手にとった本はどんなジャンルの本だったでしょうか。

その手のジャンルの本が、あなたの家の書棚にどれだけあるでしょうか。

そして、より以前に書店を訪れた時に、その売り場以外に踏み込んだのはどれくらいの頻度でしょうか。

私はついビジネス書の売り場に入り浸ってしまいます。

あるとき。
大型書店の中でさまよっていた時のことです。
迷いに迷って、「精神世界」のテーマを扱った領域に踏み込みました。
あの「ものすごく居心地の悪い感覚」は今でもよく覚えています。

「精神世界」が推奨されるかどうかはさておき。
この「居心地の悪さ」がピーマンなのではないでしょうか。
好き嫌いでいうところの、嫌いなものだったり、食わず嫌いだったりする可能性があります。

ビジネス書を読んで、
「やっぱりそうだよな」
と思っているだけでは、成長の具合はそれほどではありません。

「違和感」を受けながらも、その違和感を感じ続けて、いつの日か
「あ、なるほど!」
と思った時に、より大きな成長につながるものです。

先週、久々にマーケティングやコピーライティング以外のテーマを扱った講演を聴きました。

案の定というべきか、ちっとも「ピンとくる」ものがありません。
だからこそ、そういったものを聴くべきなのでしょう。
これが、「ピンとくる」とか、「腑に落ちる」感覚を得るまで繰り返して聴くことができれば、より成長につながるはずです。

ではなぜこんな一見して周りくどいことが必要なのでしょうか。
「顧客を理解」
するために不可欠だからです。

コピーライティングにおいて、顧客がどんな考え方や感覚、観念を持っているかをリサーチしなければなりません。
相手の感覚や観念をリサーチするには、当然ですがそういった発想をある程度は理解できなければ難しいでしょう。

その考え方や感覚、観念に「賛同」するかどうかではなく「理解」するためには、ある程度、視野を広げて考え方の幅を広げることが必要です。

例えば、食べ物についてベジタリアンという考え方があります。
自身がベジタリアンとしての生き方に賛同するかどうかはともかく、ベジタリアン向けにコピーを書くのであれば、少なくとも野菜を始めとした一定の知識がなければリサーチしても理解することはできないでしょう。

だからこそ、情報を吸収するのは、より広範囲が望ましいと言えます。

最後に。
これは聞いた話です。

穴を掘るとします。
5センチの深さの穴を掘るには、それこそ穴の広さはそれこそ半径5センチ程度でも掘り下げることはできるでしょう。
ですが。深い穴を掘るには、穴の広さも大きくなければなりません。

500メートルの穴を掘るのに、穴の広さが半径10センチ…とかは非現実的なのは言うまでもありません。

深みを出すには広さが必要なのです。
これは穴掘りだけでなく、コピーライティングにおいてもそのまま当てはめることはできるのです。

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