この広告のどこが素晴らしいのか

この広告のどこが素晴らしいのか

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今日、事務所の郵便受けに、こんなチラシが投函されていました。
処理済~処理済~出前チラシ
正直、驚きました。
非常に素晴らしいと思ったので、今日はこの内容を紹介しようと思います。

私は驚いて素晴らしいと思ったのですが、あなたはどう思うでしょうか。
あるいは、あなたはどこも素晴らしいとは特に思わなかった場合、私がこのチラシの何を素晴らしいと思ったのでしょうか。

…ほとんどノーヒントに近い状態ですが、ちょっと考えてみてください。

まずはじめに。
あなたはこのチラシを見て、実際に出前を取ってみようかなと思ったでしょうか。
おそらく、取ってみようとは思わないでしょう。
なぜ「取ろうと思わないのか」というよりは、「取ろうという気にさせるものが何もない」という感じでしょうか。

そして、それは私も同じです。
別にこのチラシを見て注文しようと言う気には全くなりません。

別に美味しそうに思わせるコピーがあるわけでもないし、破格ということでもないし、写真の1枚でもあるわけではありません。
材料にこだわりがあるわけでもないし。
何一つ買いたいと思わせる要素はありません。

家族が長期にわたって全員で払っている時に、大怪我でもして外出できないような事態に陥ったら、その時に初めて選択肢の一つとして入ってくることでしょう。

では、何が素晴らしいのでしょうか。

それは、
「このようなポスティングという営業活動を行った」
ということ。
これにつきます。

というのも、この店自体は、住所を見る限りでは、地元でおそらく自宅の直ぐ側。なんとなく
「あの店かな?」
と想像がつきます。

これまで何百回もその店の前を通ったけれど入ったこともなければ入ろうとも思ったことはありません。

当たり前です。
興味もないし、そこで何が売っているのかすらもわからないからです。

そして。
本当に褒めているふりしてボロクソにけなしているように聞こえてしまいますが。
この小さな田舎町。
鄙びたレストランが、
「ポスティング」
などといった販促活動を行っている時点で、私には驚愕でした。

実際、私自身、マーケティングコンサルタントあるいはコピーライターとして活動していますが、地元で全く活動する気はなく、札幌などの大都市に移動してそこで営業活動しています。

それくらい…ある意味私自身が見放していた、こんな田舎で、しかもレストランという、より「職人」気質の強いひとが多い業種において、このような販促活動をしている時点で驚き、そして賞賛の気持ちになったのです。

実際、上記の通りこのチラシで買おう、という気にはなれません。
おそらくコピーライティング的に分析しても、売れる要素は見当たりません。

最初の一歩としては、十分です。
行動することが何よりも重要なのです。

「不景気が…」
「アベノミクスは地方には全く…」
などと言いながら、行動しようとせずに座して死を待つ経営者よりも、ずっと素晴らしいのです。

問題は、次の一手。
このチラシで反応がなかった時に、
「ああ、チラシなど出しても反応がなかった。やっぱり無駄だったな」
と思って行動を止めてしまうか。
あるいは、
「今度はもっと改善してみれば、反応があるかもしれない」
と思って行動を続けるか。

それは、このレストランのオーナー次第です。

最後に。
このチラシでは、私自身は買おうという気にはなれませんが、それでも知り合いだったり、食事に困っている人は買うかもしれません。
最初の一歩としては、これで十分です。

はじめから、コピーライティングを駆使して素晴らしいチラシを仕上げよう…そのためにはコピーを学んで…とやっているよりも、こんなチラシでも出したほうが、出さないよりも効果はあるのです

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