どこに学びの機会が潜んでいるのか

どこに学びの機会が潜んでいるのか

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世界ナンバーワンマーケティングコンサルタント、ジェイ・エイブラハムのセミナーを受けた方はご存知かもしれません。

「ゲームのルールを変える」
というコンセプトがあります。

そのコンセプトを説明する時に、映画「レイダース 失われたアーク(聖櫃)」という映画(インディー・ジョーンズシリーズの初回作です)のワンシーンを例にしています。

ある大男が、大きな剣を振り回して襲いかかってきます。
周りは袋小路で逃げ場がありません。
そんな様子に、インディー・ジョーンズは、腰にぶら下げた銃を取り出して、無造作に発砲。

そんなシーンです。
無意識のうちに、剣対剣で戦わなければならないような思い込みから脱して、銃を撃つという別のルールでも戦える、というそんなメタファーとして紹介しています。

…というジェイ本人の解説動画を、何度も何度も見ているのですが、あまりピンときませんでした。
そこで、お盆休みの比較的時間が取りやすい時にレンタルDVD店へ行って、その映画を借りてきました。

観てみると、
「ああ、このシーンかぁ。へ~。これがあのジェイの言っていたことか…」
などと、映画のストーリーそっちのけで関心していました。

映画を最後まで見て…またもう一度そのシーン見てみたら、全く違う感想になりました。
というのも、その剣を持った大男は、文字通りちょい役で、大して目立っていません。
そんな、言われることもなけれあ特に印象に残らないような、映画のワンシーンを切り取って、
「ここに学びがある!」
と教えているわけです。
さすが、世界ナンバーワンともなれば、ものの見方が深い…と恐れいった気分でした。

ゲームのルールを変える。
言い換えると、当たり前のように従っているルールとは違うルールで勝負するということです。

ということは、
「何が」
当たり前なのか。
「何が」
あたりまえじゃないのか。
この点が明確にならなければ見つけようがありません。

口で言うのは簡単ですが、実際には非常に難しいもの。

なぜなら、
「当たり前」
とは目に見えるようなわかりやすいものではないからです。

言い換えるなば、空気のようなもの。
そこにあるのは確かです。
けれど、
「これが空気です」
などと示すことはなかなか大変です。

水の中に持ち込んで見たり…などと、ちょっとした工夫をしないと、そこに「空気がある」という存在感を示すことはできないでしょう。

日常の思考、ものの見方、口癖。
こういった目に見えない当たり前のものを見つけるのは非常に難しい。

ジェイ・エイブラハムの強みの一つに、「クリティカルシンキングが得意」ということが挙げられます。
直訳するならば、「批判的思考」で、
「目の前のうまく行っているように見える事象も、本当はうまくいっていないかもしれない。もっとうまくいくようにできるかもしれない」
というものの見方をすることです。

これが身についているから、映画のワンシーンで
「これは学びになる」
と気付けるのでしょう。

ではどうすればいいのか。
「こうすれば、そのような見方ができる」
というインスタントな方法は無いでしょう。

日頃の小さな小さな積み重ねが、ある日突然違いを体感することに繋がるのでしょう。

私がやってきた方法を紹介します。
…きっと、読めば非常にがっかりするでしょう。

私なりの方法論。
それは毎日ブログを書くことです。
メルマガでも構いません。
毎日書くことです。

予告通り、非常にがっかりしたのではないでしょうか。

もう少し抽象度を上げて解説するならば、
「アウトプット前提に学ぶ」
ということです。

アウトプットを前提にしていれば、それだけでものの見方が変わります。

アウトプット…とは言えませんが、一つのよくある例です。
車を買おうと決めます。
どんな車がいいのか、いろいろ検討しています。

そんな折に、町中を歩いていれば、今までろくに目にも入ってこなかったような、道を行き交う車に意識が無くのではないでしょうか。

具体的には、フォルクスワーゲンが気になる…などと思ったとしたら、目の前を走るフォルクスワーゲンには気を取られることでしょう。

アウトプット…ここでは、車の購入という目的に対して、何を買うのか検討するだけで、ものの見方が変わっているのです。

私の場合は、ブログを毎日書く、と決めているので、それだけでものの見方が変わります。

電車の中の交通広告を見ては、写真を撮り、
「コレ、今日のブログのネタにできるかな」

飲食店に入り、店員の一言で、
「コレ、今日のブログをのネタになるかな」

常に、探るようなものの見方が習慣になっているのです。

今回、ジェイは、
「映画すらも学べる点がある」
という実例を紹介してくれました。

その後、一緒に借りてきたコメディの映画DVDを見たのですが…本当につまらない。
何度そのDVDを止めて、返してしまおうかと思ったことか…。
それでも映画だと思えば本当にくだらないものでしたが、
「セミナー」
だと思えば、学ばないともったいない…と思い、最後まで観ました。

一緒に見ていた家族に、
「感想は?」
と聞かれて、私のコメントは
「なるほどなぁ」
というものになりました。映画に学びがあったのです。

ちょっとしたものの見方。
それは日頃の積み重ねが大切です。
でも気づけば何からでも学ぶことはできるのです。

せっかくですので、他の人からも学びを得られるか試してみてください。
一度、勉強会に出てみて他の人の意見を聞いてみませんか?

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