アイディアの具現化率を高める秘訣

アイディアの具現化率を高める秘訣

アイディアの具現化率を高める秘訣
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ビジネスにおいて,様々なアイディアが出てきます。
今日はこのアイディアの取扱説明です。

まずはいつもと同じようにはじめます。

定義【idea(アイディア)】
1.考え,意見,見解
2.思いつき,着想,創意工夫,アイディア
3.見当,想像,漠然とした感じ
4.知識,認識,理解
5.目的,意義
6.観念,思想
7.イデア

いろいろありますが,アイディアといえば,2番を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
3以降の話はさておき,1と2は,明らかに違います。

今日は,ビジネス上のアイディア,というコンセプトですので,2番の定義に基づいて紹介していきます。

例えば,あるキャンペーンをやったらいいんじゃないか,とか。
あるプロモーションをやったらいいんじゃないか,とか。
あるいは,新商品について,こんなものを創ったらいいんじゃないか,とか。

これらは2の定義に基づくアイディアです。

定義を紹介したので,次の話をします。
ちょっと想像してみてください。
あなたが,何かしらのアイディアが思い浮かんだとします。
そのアイディアですが,どれだけ実現できているでしょうか。

最近思いついたアイディアを思い出してみてください。
そのアイディアは具現化しているでしょうか。
具現化,というのは,そのアイディアの実現です。

例えば,
「新規顧客獲得のための,あるアイディア」
を思い浮かんだとします。
この場合,具現化とは単純に,思い描いたとおりに新規顧客を獲得できている状態です。

出てきたアイディアがことごとく具現化しているのなら,これ以上先を読む必要はありません。
時間の無駄です。
…ですが,100人中99人は,
「アイディアが思い浮かんでも,そこまで具現化していない」
のではないでしょうか。

本当かどうかは私にもわかりません。
あくまでも聞いた話です。
「営業の神様」と讃えられ,全世界で500万人以上が彼のプログラムを受講した,と言われる,ブライアン・トレーシー。
彼のプログラムの1つ,「達成の心理学講座」の中で,
「実行すれば億万長者になれるかもしれないようなアイディアを,人は年間で4個は思い浮かぶ」
らしいです。

ですが,実際に億万長者になった人…というのは,かなり確率が低いでしょう。
なぜ,アイディアが具現化しないのでしょうか。

理由は極めて単純です。
「思い浮かんだアイディアを実行していない」
からです。

なぜ自分で
「いいと思ったアイディア」
にもかかわらず,それが実行されないのでしょうか。

これが今日のテーマです。

アイディアを忘れてしまうから実現できない。
だから,アイディアが出てきたらメモをするように…
といった,ありきたりの話はしてもしょうがないので省略します。

アイディアが実行されない唯一の決定的な原因は,「人」にあります。

ですので,根本的な解決策は,
「出てきたアイディアは人に話さない」
ことです。

本当に素晴らしいアイディアを人に話すとどうなるでしょうか。

パターンA 称賛される
「それ,いいねぇ」
「凄いよそれ」
「素晴らしい」
などと称賛されます。

…それで満足してしまうのが,人の弱さです。
称賛や承認欲求を手放せる人は限られています。
どうしても,人から称賛や承認を求めてしまいます。

ということがわかっていれば対策が取れます。
アイディアは人に話さないことです。
話して満足してしまったら,実行しませんからね。

パターンB-1 取り下げてしまう
確か,私の記憶が正しければですが,かのウォルト・ディズニーは
「新しいアイディアを話して10人中10人が反対したら実行する」
などという話を聴いたことがあります。

つまり,それくらい革新的なアイディアというものは,人から受け入れられないものです。
だからこそ,価値があるアイディアだとも言えます。

こういった人たちは,良かれと思って,あなたの為に反対してくれています。
ですが,10人中10人が反対するようなアイディアを,あなたは実行する気になれるでしょうか。
反対する人が増えれば増えるほど,「社会的証明」力が働きます。
「他の人がこういっているのだから…」と思ってしまいます。
それを実現する気になれるでしょうか。

パターンB-2 潰される
先程の例は,あなたの為に反対する,というものでした。
ですが,世の中「邪悪」な人もいます。
あなたを傷つけることを目的に反対する人はいるのです。
だいたい10人に1人くらいの割合です。

人を傷つけずにはいられない,そういう人なのです。
その邪悪な人の取扱い方はテーマから外れるので省略します。

パターンBの2つは,単に意図が違うだけです。
人から反対されることで,アイディアを実行するモチベーションがなくなる,というところでは,いずれも変わりません。

パターンC パクられる
これについては敢えて言うまでもないので詳細は省略します。

結論としては,繰り返しになりますが,アイディアは人に話さないことです。
具体的には,
(1)アイディアが思い浮かんだら,アイディアリストにストックする
(2)思い浮かんだものは人に話さない
(3)アイディアリストはたまに見返す
これでOKです。アイディアの具現率が高まります。

なぜか。
パターンAを思い出してください。人間には称賛や承認を求める欲求があります。
ですが,アイディアを人に話さないとどうなるでしょうか。
「それ,いいね」
と言ってもらえなくなります。
つまり,称賛や承認が得られなくなります。

では,どうしたら,称賛や承認が得られるでしょうか。

アイディアを実行して,成果を出すことです。
これで「凄いね」と言ってもらえるようになります。

成果を出すためには,アイディアを実行するしかない,という仕組みです。

アイディアは人に話さないこと。
これに尽きます。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

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