オリジナルメソッドの厳しい未来

オリジナルメソッドの厳しい未来

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10年ほど前のこと。
ある人…言葉を選ばずに言ってしまうなら、いわゆる「自己啓発オタク」が、
「いつか自分の自己啓発ノウハウを世に出したい」
などという話をしていました。

…あれから10年。
私も大概にして自己啓発オタクな一人ではありますが、未だに彼の名を冠するノウハウを耳にしたことがありません。

それは、彼のノウハウは
「売れない、価値の無いもの」
である、ということとはまた違う話なのです。

理由は1つ。
また10年しか経っていないからです。

少なくとも私が彼と知り合った時には、
「自ら自己啓発ノウハウを活用できている」
すなわち、何らかの顕著で望ましい結果というものを手に入れてはいませんでした。

彼と出会ったのは、ある自己啓発セミナーでの場です。
つまり、自らの自己啓発ノウハウを試しているのであれば、少なくともそのような場では出会うことはないでしょうから。

(1)自らのノウハウを構築する
(2)それを自ら実践し結果をだす
(3)再現性を確実にするために改良する
(4)売り出す
(5)多くの人がそれを買い、効果を試して評価を得る

という流れで動いた場合、少なくとも彼はまだ(1)の手前というところでしょう。

よって、彼と出会ってからまだ10年ほどしか経っていないのであれば、まだ(5)には至っていないでしょう。

参考までに。
かの成功哲学の祖、ナポレオン・ヒルが、成功哲学を体系化して著書「(邦題)思考は現実化する」を出版するまでに20年かかったと言われています。

当時のろくにメディアが発達していない、インターネットはもちろんテレビもないような時代ですから20年もかかったのでしょう。
だからといって、今の時代では20年が2年まで短縮できる、という話でもありません。

「セミナーズ」で有名なラーニングエッジ株式会社のCEO、清水康一郎氏によると、今の時代において
「オリジナルメソッドが世に出て売れ始めるまでに10年掛かる」
とのこと。

この点からも、まだ10年しか経っていないのであれば、彼のノウハウが世に出て、脚光を浴びるか潰えるかどうかの判断までは到来していないということになります。

それを踏まえて。
もう少し補足します。
オリジナルメソッドはなぜ売れないのでしょうか。
あるいは、なぜ売れるまでに時間がかかるのでしょうか。

言うまでもなく、
「誰も好き好んで実験台にはなりたくない」
でしょう。

少し想像してみてください。
今から50年前。
1965年。
この時代にパソコンがあったらどうでしょうか。

周りを見渡してみてみたら、誰もがパソコンなど使っている人はいないわけです。

そんな状況下でパソコンを売りだそうとしたら…その価値はどうやって説明したらいいのでしょうか。
既存の何らかの商品やサービスの効果や効能を比較して、それを元に
「あれよりも、この点で優れています」
ということであれば、なんとか売り方として成り立ちそうです。

ところが、オリジナルメソッドというのは、他所と比較しようがないような目新しいものであり…比較しようがありません。
売り方もなんとも言えないことでしょう。

そこで。
あらためて考えるべきこと。
それは本当に
「オリジナルメソッド」
でなければならないのでしょうか。

自分の大切なクライアントに、望ましい状況へ導くにあたり、既存のノウハウではダメなのでしょうか。

10年掛けてでもどうしてもそれを売りたいのでしょうか。

結論としては、
「オリジナルメソッドを売るなら10年売れないことを覚悟せよ」
という他ありません。

そのオリジナルメソッドを売りたいのなら、
「石の上にも10年」
の覚悟で臨むべきでしょう。

当然ですが、売れなくても支出はあるので、副業、あるいは別事業でキャッシュを稼ぐということも考えていかなければなりません。

そこまでしてでも売りたいもの。
そんな情熱を抱ける商品やサービスを持っているならば、それはとても幸せなことです。
その商品やサービスで、一人でも多くのクライアントを幸せで素晴らしい未来に導いてあげる、そんな人がひとりでも多くなるといい、そう願うものです。

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