カピバラのツボを探すにはどうしたらいいのか

カピバラのツボを探すにはどうしたらいいのか

カピバラのツボを探すにはどうしたらいいのか
読んで役に立つ,学びがあったと思った方は「いいね」やシェアをお願いします。

地球最大のげっ歯類、カピバラ。
非常に温厚で…まあ、ネズミの仲間ですので、小心者です。
冬になると、露天風呂やゆず湯に使ってのほほんとした様子がテレビやネットに流れ、だいぶメジャーな存在になってきました。

そんなカピバラを、一部の動物園では直接触って撫でることができます。

カピバラには、特定の「ツボ」があり、そこを撫でると気持ちよくなって毛を逆立て、さらに気持ちが良くなると、ゴロンと横になって腹を見せるようになります。

しかし、この「ツボ」がどこにあるのかはわかりません。
腰の後ろ辺りにある、と言われますが、個体差もあり、なかなか特定できません。

私自身がトライしたところ、カピバラによっては3分〜5分以上掛けて少し毛を逆立てる子もいれば、10分以上撫で続けても反応しない子もいます。
あるいは、5分くらい撫でて、お腹を出す子もいます。

なかなか難易度は高いものです。

だからこそ、この動画は驚異です。
まさにゴッドハンドというべきでしょうか。

カピバラを連続ヘブン状態に (Scratching many capybaras)
https://www.youtube.com/watch?v=3A2s70Z_LTg
この方の動画が、最近Facebookに出ていたのですが…さらに早くなってました。
ゴッドハンドは衰えるどころか、さらに磨きがかかっているようです。

動画をよく見ると、それぞれのカピバラの、何箇所かを触り、すぐに特定して、そこを攻めます。
すると…コロリ、となるわけです。

最近の動画は、ほぼ探ること無く、瞬殺です。
もう、なんとなく「このカピバラはこの辺じゃないか」と無意識に判断しているのかもしれません。

さて本題。
カピバラに触り、ツボを探しながらカピバラの反応を伺い、「ここだ!」と思った箇所を撫で回す。
これは、マーケティングのプロセスそのままです。

マーケティング・コンサルタントは、どこを改善すべきか探るために、いくつか質問をします。質問の答えを聞いて、さらに質問します。それを幾つか繰り返します。
その結果、問題点を特定します。
その問題点への解決策をバシッと提示することで…コロリ、となるわけです。

…最も、これは凄腕のコンサルタントだったり、質問に対して、クライアントが正確なデータで回答できる場合に限られます。
通常は、探りながら測定・実践・改善のプロセスを繰り返すことになります。

通常のカピバラは腰の後ろ…でも触ったら反応無し。次は脇腹…反応無し。次は…と繰り返すことになるのです。

それも、慣れてくると、瞬殺することができるようになるのでしょう。

今日は、この動画を見て、
「達人になると、一瞬で【ツボを見つけて刺激】…すなわち、マーケティング上の改善点及び、最適な実行策が見つかる」
ようになるのだろう…そう考えました。

最後に。
あくまでカピバラになぞらえていますが、原理原則は同じです。
一番大切なのは、検証です。
実際にカピバラを撫でて、喜ばなければ、別の場所を撫でるしかありません。
自分の撫でたいところを撫でてもカピバラは喜びません。

同様に、自分が言いたいことだけを言っても見込み客は反応しません。
何に反応するかを探るには…検証を繰り返すしか無いのです。

【ご案内】
過去に参加複数回参加した方が…「また来たい」と言ってもらえている、無料勉強会を実施しています。
すでに、一部の方に申込頂いております。満席になる前に、お早めに申込ください。

9月24日アップスタッツ経営勉強会(登別市内開催 参加費無料)
https://up-stats.com/?p=949 残席1名

9月25日 アップスタッツ経営勉強会のご案内(参加費無料)
https://up-stats.com/?p=813残席3名

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください