ジョイントベンチャー成否の鍵

ジョイントベンチャー成否の鍵

ジョイントベンチャー成否の鍵
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私はお酒は飲まないのですが,懇親会といったお酒の席に行くことはあります。

ビジネスのお酒の席といえば…盛り上がって,
「それ,いいですね」
「やりましょう」
といったやり取りが交わされるのがつきもの。

…そして,その後,それが実行されることもないのもお約束です。
なぜでしょうか。

私のマーケティングにおける師匠の一人,鳥内浩一先生という方がいます。
ご存じの方はご存知でしょう。
日本でも5本の指に入るマーケティングの達人です。

世界ナンバーワンマーケティングコンサルタント,ジェイ・エイブラハムのマーケティング哲学を誰よりも深く理解してお,「ジェイの代理人」と讃えられ…一部の人には「ジェイ本人よりも頭がいい」などと言われています。

そんな彼から聴いた話です。
彼は初めてライブでジェイ・エイブラハムのセミナーに出たのが2006年。
確かマレーシアだったと思うのですが,そこで行われた3日間セミナーに出てマーケティングの全てが変わったそうです。
…と言っても,通訳もないセミナーなので,わかることはごくわずか。

3日間でわかったこと。それは
「マーケティングはリーダーシップである」
という考え方だけだったそうです。

ジェイのマーケティング哲学の結晶,「卓越の戦略」を学んだことがあるならば,何度も出てくる
「リーダーシップ」
という言葉。

マーケティングとは,結局リーダーシップである…とはどういうことなのでしょうか。

リーダーシップ論を本格的に展開するつもりはないので,深くは掘り下げません。

定義【leadership】
指導, 統率, 指揮;指導力;統率力

先程の,飲み会の席で盛り上がって意気投合しても,なぜそれが実行に移されないのでしょうか。

理由はただ一つ。
お互いにリーダーシップを発揮しないからです。

盛り上がった時のハイテンションは…いつまでも続きません。
盛り下がった…いつものテンションに戻った時が,勝負の分かれ目です。
そこで,いかにリーダーシップを発揮できるかどうか。

いろいろなパターンがありますが,今回はジョイントベンチャーを例に紹介します。

私自身も,
「やりましょう」
「いいですね」
と盛り上がって…そのまま終わった例はいくらでもあります。
ただ,ある時,たった1つを変えてみました。

翌日に,
「先日,【やりましょう】とおっしゃっていただけたので…」
とメールして,具体的なプランを提示したのです。
そこから始まって,コラボセミナーを開催することができました。

その時はそれだけで終わりました。
ですが,後日別の件で応用して,新規顧客獲得に繋げることができました。

この要因を一言で述べるならば,
「やりましょう」
「いいですね」
から一歩踏み込んだリーダーシップなのです。

人は…密かに導いてくれることを望んでいる。
ジェイはそのようにいいます。
実際そのとおりでしょう。

私も,コンサルティングをやるようになって,相手の理想の姿に向かって導いていくことのやりがいと大変さ。
そして,自分がコンサルティングを受ける時に,それがどれだけ楽なのか。
こういったことをつくづく実感しました。

相手は導いてくれることを望んでいるのです。

ということは,
「やりましょう」
「いいですね」
とお互いに言っておきながら,お互いに
「導いてくれることを望んでいる」
のです。

だからこそ,
「じゃあ,具体的に,私はコレとコレとコレをやりますから…あなたはコレとコレをお願いします」
と,一歩踏み込むリーダーシップを発揮できるか。
これがジョイントベンチャー…成否の鍵となります。

もちろん,ジョイントベンチャーにおいて,どのようにコラボしたらいいのか。
どのように提案を持ちかけたらいいのか。
どのような提案をしたらいけないのか。
何に気を遣うべきか。

細かいことを上げたらきりがありません。

ですので,今日は最初の最初の一歩として,
「マーケティングはリーダーシップである」
と名言と共に,それが最も発揮されるシーンとして,ジョイントベンチャーを例に紹介しました。

待っていても,仕事は来ません。
自分から提案するしかないのです。
それも,相手の為に,という姿勢で,相手のために導く姿勢を見せなければならないのです。

コツは,空気を読まないこと。
お互い,
「やりましょう」
「いいですね」
というのは飲みの席だから…とか,その場限りの盛り上がりだから…と空気を読んだら,それまでです。
敢えて空気を読まずに,リーダーシップを発揮して,一歩踏み込む。
そして,相手に損を扠せずに喜んでもらえる提案をする。

これが鍵です。
ぜひ実践してみて下さい。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

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