レッド・オーシャンで打ち勝つ「王者の戦略」

レッド・オーシャンで打ち勝つ「王者の戦略」

レッド・オーシャンで打ち勝つ「王者の戦略」
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セブンイレブンが,沖縄に進出…というニュースを耳にしました。
これでついに47都道府県すべて制覇,ということになります。

そのニュースによれば,セブンイレブンの出店先の戦略は,人通りが多い交差点とのこと。
すでに,その交差点は,先に出店したローソンやファミリーマートが出店している場所であっても,あらたにセブンイレブンを出店させる,とのことです。

それを聞いて,
「さすがセブンイレブン。王者の戦略だな」
と実感した次第です。

今日のテーマは,レッド・オーシャン戦略。
欧州経営大学院教授のW・チャン・キム とレネ・モボルニュという人が考えたコンセプトです。
ウィキペディアによれば,
「競争の激しい既存市場を「レッド・オーシャン(赤い海、血で血を洗う競争の激しい領域)」とし、競争のない未開拓市場である「ブルー・オーシャン(青い海、競合相手のいない領域)」を切り開くべきだと説く。」
とのこと 。

とはいえ,果たしてレッド・オーシャンは本当に血で血を争う激しい競争なのでしょうか。

上述のテレビ報道では,「人通りが多いから,顧客の選択肢が増えるだけで,顧客の取り合いは起こらない」という見解でした。

私の個人的な見解では,
「顧客の取り合いは起こるだろうが,血で血を争うような激しさにはならない」
と思われます。

その人通りの激しい交差点は,もともとそれだけ人通りが多い以上,集客力があるとも言うべきです。
先行する2店舗では吸収しきれないだけの顧客数がその地域を通り…その一部がセブンイレブンに入り,これまで先行する2店舗に入っていった一部も,セブンイレブンに流れるのではないかと思ったからです。

多少でも,先行する2店舗から顧客が流れる以上は,「競争」は起きていると見るべきでしょう。

ですが,レッド・オーシャンとは言えません。
なぜなら,需要に大して供給が追いついていないところに出店するからです。

さて,王者の戦略…という「王者」とはどういうことでしょうか。

定義【王者】
同類のもののうち最も実力のある者。

単純に,業界シェアが一番あるから,王者ではありません。
敢えて言うならば,業界シェアが一番と言えるような,「決め手となる力」を持っているから王者なのです。
セブンイレブンが王者たる力を発揮しているには理由があるのです。

セブンイレブンの戦略は,大手上場企業の戦略でもあるので,あまり私たちには身近ではありません。

私達が考えて実行すべき「王者の戦略」とはどういうことか。

行政書士で,「通販大家さん」の主宰者でもある,金森重樹氏の戦略が,私達が模範とすべき
「王者の戦略」
を取っています。

平均売上が年間300万円以下が当たり前で,生活保護受給者以下の生活水準だった,行政書士業界。
そこに大して,金森重樹氏は,王者の戦略を取りました。
つまり,「マーケティング」を実行して,業界制圧したのです。

また,近年では,ホテルを買収して再生する,というビジネスもやっています。
基本的に,対象となるホテルの出店先は,ホテル密集地帯。
そこでも王者の戦略を取っています。

王者の戦略とは,
「マーケティング力で他を圧倒する」
ということです。

数や規模,資本力ではなく,マーケティング力で他を圧倒する,という考え方になります。

セブンイレブンは,やはりマーケティングの強さが際立っているのでしょう。

私達も目指すべきは,商品力や資本力,ブランド力などではなく,マーケティングで勝負する,王者の戦略なのでしょう。

冷静に考えてみれば,ライバルは…そこまで強くない,ということに気がつくはずです。

レッド・オーシャンとは,逆に言えばそれだけ市場規模がある,ということです。
市場規模がある…それだけ,需要と供給がすでにある中では,とにかくマーケティング力で勝負する。

これがレッド・オーシャンで勝つ基本となります。
ライバルの存在を必要以上に恐れる必要はないのです。
資本力やブランドではなく,きめ細やかなマーケティングで勝ち抜くにはどうしたらいいのか。
この視点を抱いて下さい。

健闘を祈ります。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

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