客単価アップの基本の「き」

客単価アップの基本の「き」

客単価アップの基本の「き」
読んで役に立つ,学びがあったと思った方は「いいね」やシェアをお願いします。
我が家では,空前のお好み焼きブームが到来しています。
今までにない頻度で,お好み焼きを食べるようになりました。
 
 
お好み焼きと言えば…ソース。
どのソースを使うか,という仁義なき戦いは脇に置きます。
私には,ソースの銘柄を選ぶ決裁権はないからです。
 
 
ただ,ある時,ふと思ったのです。
「こんなに頻繁にソースを買っているならば,特大サイズを買ったらどうだろうか」
 
 
ということで…
食卓に載せるにはためらわれる,2.1リットル入りのものを購入。
見た目は完璧に,業務用です。
 
これで,頻繁にソースを買う手間から開放されました。
 
 
しかし,問題が1つ。
「結果的にソースの消費量が増えた」
のです。
 
 
「こんなにもたくさんソースがあるのだから…」
と,つい掛けすぎてしまうのです。
 
 
それくらいの期間かはさておき…
想定よりも短い期間で,特大サイズのソースを使い切ることになりました。
 
 
 
さて,今日は客単価アップの基本の「き」です。
 
 
 
売上を上げる方法は,基本的に3つ。
(1)顧客数を増やす
(2)客単価を上げる
(3)リピート回数を増やす
この3つの掛け算です。
 
 
そして,今日はこの(2)の話です。
 
 
売上アップに関する課題を探し出すコンサルティングを行うとき,たまに遭遇する出来事があります。
 
話を聞くと,利益率の低さに苦しんでいることがわかります。
解決策の1つが,「客単価アップ」です。
 
 
…という話をした瞬間,弾かれたように顔を上げ,
 
「値上げなんて,できるはずないじゃないですか!」
 
と怒り出す人がいます。
 
 
「客単価アップ」
の必要性を述べただけであって,
「値上げ」
の「ね」の字も言っていないのに,です。
 
 
 
「怒り出す」くらいですから…内心は,
「値上げをしたい,けれどできない…」
という葛藤があるのかもしれません。
 
真実はわからないので,脇に起きます。
 
 
客単価アップの方法の1つが,
「値上げ」
です。
 
ですが,
「客単価アップ」=「値上げ」
ではありません。
 
 
客単価アップは,単純に
「商品1つあたりの価格を増やす」
ことです。
 
そのために,必ずしも
「値上げ」
をする必要はないのです。
 
むしろ,結果的に単価が下がることはあります。
 
 
例えば,冒頭で紹介した,「特大サイズ」です。
 
500ml入りのソース4本よりも,2.1リットルのソース1本のほうが安いのですかから,結果的に1mlあたりの価格は下がっていることになります。
 
それでも,スーパーなどで買い物するにあたって500ml入りのものを1本買うよりは,結果的に高単価になるだけです。
 
 
特に,ソースのようなコモディティ化した商品は,
「どこで買っても同じ」
ものです。
 
 
次回に,同じ店で購入されるとは限りません。
ならば,結果的に1mlあたりを安売りしてでも,商品単価を上げて,「今日買ってもらう」ほうが,客単価はあがることでしょう。
 
 
1度の買い物で,単価を上げるために,
「量を増やして割安感を演出」
する。
 
 
これが,客単価アップのひとつの基本技と言えます。
 
 
ここではわかりやすく,
「ソース」
の話をしました。
 
ですが,同じような考えを,他業種でも実践することができます。
 
例えば,カウンセラー。
1回60分のセッションをしているならば,1回90分のセッションというメニューを用意すればいいのです。
 
飲食店なら,もっとシンプルでしょう。
「大盛り」や「特盛り」などのメニューを用意すればいいだけです。
 
 
整体師なら…
「肩こりコース」の他に,「肩こり・腰痛 両方解消コース」みたいなものを用意するのも手です。
 
 
いかにして,
「ボリュームを増やして客単価を上げるのか」
という話でした。
 
 
最後に。
なぜこれが有効なのか。
非常にシンプルな理由を紹介します。
 
 
複数の価格を提示した場合,
「必ず高いものを選択する」
という人が,一定人数いるからです。
 
 
全てが全て,
「必ず高いものを選択する」
人もいれば,
 
 
「そのジャンルに関して,必ず高いものを選択する」
人もいます。
 
 
例えば,食べ物には全くお金を掛けたがらずに,
ファッションには惜しみなくお金を使う人,などです。
 
 
私も,食べ物にはお金を掛けない方です。
ですが…パソコン関係のものを買うときには,惜しみなくハイスペックモデルにします。
 
 
逆に言えば,高いメニューを用意していなければ,
「高単価のものを売る機会を喪失する」
ということです。
 
 
価値や付加価値,性能などで単価を上げるのは大変です。
ですが…量を増やして単価を上げるのはすぐにできるでしょう。
 
 
ぜひ試してみてください。
 
 
 
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
 
 
追伸
<札幌まで行かなくてもオンライン中継で参加できます>
 
満席だったのですが,1名分空席が出ました。
3月14日18時〜札幌にて。
 
日時は問題ないけど,札幌までは行けない…という方は,
無料のオンラインビデオ会議システムでの中継で参加できます。
 
ホームページから本気で売上をあげたい方は,お早めに申込ください。
参加特典としてホームページ1ページ分,無料で制作いたします。
 
ホームページ受注件数アップワークショップ
 
 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください