最適化をするとはどういうことか

最適化をするとはどういうことか

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ある、名物起業家のセミナーを受講した後のことです。
懇親会で、より気軽にしゃべることができる雰囲気になった時に、
「絶対にFacebookでは、食べ物の写真をアップしない。そう決めている」
などと言っていました。

その一言で、
「なるほどなぁ。投稿にルールを設けることはなかったな」
と感心した次第です。

もっとも。
この起業家の方のFacebook投稿は…50代のおっさんが、毎日上半身裸の写真ばかり出ており、自分のニュースフィードが吐き気を催す仕様に成り果てていたので、すぐに「友達申請解除」しました。

さて。
今日もまた「理由」の話です。
なぜそれをするのか。
そこにどんな意味があるのか。

この起業家から学んだのは、SNSでも、この「理由の必要性」はそのまま当てはまる、ということです。

そこで、私はFacebookで記事の引用は極力しないようにしました。
そして、絶対に載せないと決めたものがあります。

自画撮りです。

たまにお会いする、非常に見目麗しい女性がいます。その方と会う機会がある度に
「ああ、目の保養だな…」
などと内心思っていたりします。

ですが、Facebookのニュースフィードに、その方の自画撮り写真がアップされてくると…画像を非表示にします。
形の整った綺麗な顔のアップは…迫力がありすぎて怖いからです。

そこで、非表示にした自分の行動を省みて、自画撮りは絶対に載せない、と決めたのです。

「男は40歳を過ぎたら、自分の顔に責任を持て」とは元米国大統領リンカーンの言葉です。
彼が大統領として活躍していた時のこと。
ある人を閣僚に登用したらどうか、と提案されたときに、リンカーンは
「あの人の顔が嫌いだ」
と返答したととのことです。
提案した人は、
「あの可哀想な人は自分の顔の責任はないはずだ」
と反論。
それを聞いたリンカーンは
「40歳を過ぎたら男は自分の顔に責任がある」
と返したことから、この名言が生まれたと言われています。

私自身はまだ40代にはなっていませんが、それでもいい年したおっさんの顔を、人様のタイムラインに撒き散らすなどという見苦しいマネをする気にはなりません。

モデルや俳優のように、自分の姿を商品として磨き上げているわけではありません。
また、日頃から健康や容姿にエネルギーを注いでいるわけでもありません。
顔を洗ってヒゲを剃る、定期的に散髪はしていますが、逆に言うと、それしかしていません。

何より、写真撮影の腕を磨いたこともありません。

私の姿は、セミナーやコンテンツの中でだけ出せばいいだけであって、Facebookに載せる理由はないのです。
載せない理由なら、上記のように山ほどありますが。

そこで、私はブログのシェアと、カピバラに絞ることにしたのです。
私自身が、自分のタイムラインにずらりと並んだカピバラ写真を、快く見られる、ということだけを期待していたのです。

ところが、結果として、ご覧になった方にインパクトを与え、カピバラ好きとして覚えてもらえるようになりました。

何に対しても、理由は必要です。
一つ一つの行動に理由を見出し、理由がないのであれば、その行為を改良する。
これが、最適化です。

今回はFacebook投稿の話でしたが、もちろんマーケティングにも使えます。
セールスステップの構築にも使えます。

最後に。
説得力を出すために最も必要なのは、一貫性です。
場当たり的に投稿すると、一貫性がありません。
一貫性がないと、インパクトをなくし、印象を薄めます。

私自身は、カピバラが大好きですが、大抵のげっ歯類は大好きです。
特にハムスターが好きで、数匹飼育していたこともあります。

ハムスターのケージの前に座り…気がついたら2時間経っていた、などということはよくあります。
たまに、札幌に行って時間があるときは、ペットショップへ行き、ハムスターを眺めます。
時間がある時に限るようにしています。…あっという間に2時間とか経ってしまうと、危険ですから。

それくらいハムスターも好きです。

しかし、一貫性のルールにもとづいて、ハムスターの写真を載せたりシェアはしていないのです。これも、理由に基づく取捨選択となるのです。

載せる理由はないからであり、載せない理由があるからなのです。

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