経営者が将来の売上の不安から脱する道

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経営者が将来の売上の不安から脱する道
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こんにちは。
アップスタッツ経営研究会
セールスコピーライターの飯山です。
 
今日は,
マーケティングに関する
基本的な大原則をお伝えします。
 
…が。
澄んだ水の川は,
深さがわからない。
そんな比喩表現があります。
 
 
原理原則というものは
シンプルすぎて,
なかなか理解されづらいもの。
 
 
そこで,
一見関係ないような
話を展開します。
最後までご覧ください。
 
 
 
ネットで調べ物を
していたときのことです。
 
興味本位で
つい関係ないものまで
いろいろ調べてしまいました。
 
 
それは,
「人口の増加」
です。
 
 
縄文時代。
紀元前131世紀頃から
4世紀頃までの時代。
 
 
今で言う
「日本国」
の人口は,
縄文時代初期で約2万1000人。
 
ピークで約26万人。
 
ところが,
縄文時代末期は,
人口が約8万人にまで
下がっていきました。
 
そして,
弥生時代。
 
人口は60万人にまで
増えていきました。
 
 
原因は,
大陸から大量に
人口が流入した,
という説があります。
 
 
ですが,
人口が増えていくことと,
その人口が維持されることとは
全く別の話です。
 
 
縄文時代と,
弥生時代。
 
 
人口が増えたことに関して,
決定的な違いは何でしょうか。
 
 
 
 
そんな大した話ではありません。
 
「稲作」
の文化が日本に伝播した。
 
そんな話です。
 
 
なぜか。
縄文時代の人々にとって,
生計の手段は,
狩猟採集経済。
 
野生の動植物の狩猟や採集を
生活の基盤にすることです。
 
 
野生動物を狩ったり,
野山の果物や植物を
採集して食べる。
 
そんな時代でした。
 
狩猟採集した食糧は,
備蓄しておくことが
できません。
 
ということは,
動物が狩れず,
野山の果物や植物を
採集できなければ,
餓死します。
 
 
実際,26万人いた人口が
8万人に減った原因。
 
それは気候変動。
 
気温の低下により,
野山の果実などを
採集できなくなった
ことが原因です。
 
 
一方。
弥生時代。
稲作文化の伝播によって,
食料供給量がアップ。
 
 
奈良時代になると,
人口500万人にまで
なったそうです。
 
 
 
では,
稲作とはどうすれば
できるのでしょうか。
 
技術的な話は脇に置きます。
 
要するに,
苗を植えて育てればいいのです。
 
苗を獲得するには,
もちろん
「種もみ」
を植えなければなりません。
 
種もみを植えて苗にして,
稲にして米を収穫します。
 
 
 
1粒の種もみから,
どれくらいの米を
収穫できるのでしょうか。
 
 
品種によりますが,
60粒から100粒
だそうです。
 
つまり…
単純に投資したものの
60倍から100倍の
リターンが得られるのです。
 
 
 
では,
どうしたら
そのようなリターンを
得られるのか。
 
先に種もみを植えることです。
 
 
繰り返します。
 
先に種もみを植えることです。
 
 
今日のタイトル,
「種まきと収穫の法則」
ですが,
 
種をまかずに収穫できるのでしょうか。
 
 
もちろん不可能です。
大自然の法則に違反します。
 
 
 
にも関わらず,
多くの人は,
種をまかずに収穫を得ようとします。
 
得られるはずがないのに。
 
 
 
ビジネスにおける,
種まきとは何でしょうか。
 
もちろんいろいろあります。
 
先日紹介したように,
集客につながる
小さな行動の積み重ね,
というものもあります。
 
 
<参照>
 
 
おそらく,
一番わかり易いのが
「広告」
でしょう。
 
広告宣伝せずに,
より多くの顧客に
あなたの商品やサービスを
知ってもらうことなど
できません。
 
 
もちろん,
口コミや紹介はあるかもしれません。
 
あるいは,
「たまたま」
受注につながることも
あるでしょう。
 
 
それは…
上記の例で言うならば,
「狩猟採取経済」
と言えます。
 
 
 
野生の,
その辺に転がっている
果実を拾って食べる。
 
 
たまたま,
紹介された方から
仕事の依頼をもらう。
 
たまたま,
ホームページを見に来た人から
電話の問い合わせが来る。
 
「ウチの商品は品質が良いから
買ってもらえる」
といつまでもふんぞり返っていて,
たまたま品質の良さに気づいた人
だけが買っていく。
 
これらは何が違うのでしょうか。
 
 
いつまでも,
「たまたま」
に頼った,
「狩猟採取」的な発想のままでは,
人口増加は見込めません。
 
 
ちょっとした気候変動で,
餓死者続出です。
 
 
ここで言う,
「人口」
が収益と言えるでしょう。
 
 
では収益を増やすには
どうしたらいいのか。
 
種を蒔いて
稲作をすればいいのです。
 
 
きちんと,
広告宣伝費をつぎ込んで,
種まきをすればいいのです。
 
 
無料で,
お金を掛けずに,
受け身のまま。
 
 
これでは
いつまでも
「狩猟採取」
から脱せません。
 
 
本当に商品やサービスの
質が良いならば…
 
適切な広告を出して,
稲作文化に移行しないと,
いつまでも気候変動に
苦しみ続けることになります。
 
よく言われる
「経営者あるある」
の一つ。
 
今は売上が良くても,
来月,半年,1年後…
将来はどうなるかわからない
という不安から脱せないというもの。
 
原因は,
いつまでも,
「狩猟採集」
だからです。
 
 
やることは,
種まきをすること。
稲作に移行することです。
 
商品やサービスの
「広告宣伝」
です。
 
 
「広告を出しても
反応が得られるとは限らない」
 
「だから広告など
出しても無駄だ」
 
そのように言う方がいます。
 
 
ある意味当たり前でしょう。
ちょっと考えてみてください。
 
 
稲作は…
植えた種もみのすべてが,
確実に60倍,100倍になって
返ってくるのでしょうか。
 
干ばつや台風,
異常気象で稲が駄目になる。
そんなことが今後一切起こらない。
そんなわけがありません。
 
 
 
あるいは…
これまでに先人の方々が,
植えた種もみを,
確実に実らせてきたのでしょうか。
 
 
何度も何度も失敗して,
どうすれば米が実るのかを
試し続けてきたのでは
ないでしょうか。
 
 
 
今の農業は,
先人の知恵にもとづいて
その通りに実行しているから
収穫ができるのです。
 
備蓄があるから,
台風で収穫ができなくても,
翌年食いつないでいけるのです。
 
 
広告も同じです。
広告を出したことがない人が
自己流で出したところで
反応が取れるでしょうか。
 
 
何度も何度も
反応が取れるようになるまで
練習する。
 
あるいは,
成果の出せる広告を作成できる人に
お願いするか,
そのどちらかではないでしょうか。
 
 
広告について学んだことが
ない人が,
自己流で広告を出す。
 
 
あるいは,
成果が出せない人に依頼する。
 
これでは
広告から反応は得られないでしょう。
 
 
 
以上,
今日は原理原則に基づいて
シンプルな話でした。
 
 
経営者として,
将来の売上に対する不安から
解放されたいのであれば,
ぜひ広告宣伝に力をいれることを
考えてみてください。
 
 
 
今日のテーマに関連する記事はこちらです。
あわせてご覧ください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
 
 
追伸
1つの集客法で7割以上を集客している。
これは危険です。
なぜなら,その1つが機能しなくなったら…?
今日使える売上アップ法が,来月使えるとは限らないのです。
 
とはいえ,どうしていいかわからない。
 
 
 

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