雪は敵なのか,味方なのか

雪は敵なのか,味方なのか

雪は敵なのか,味方なのか
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まだ私が小学生の頃です。
当時は埼玉県に住んでいました。

私の記憶が正しければ,その日は小学校に入学して,はじめて学校を休みました。
なぜなら酷い熱にうなされて苦しんでいたからです。

夜になって更に熱が上がりました。
氷枕に氷を入れようにも…氷はそこまでたくさん作っているわけではありません。
自宅の氷は全て使い切ってしまいました。

今と違って,コンビニもそこまでたくさんあるわけでもありません。

時刻は夜。
スーパー等に買いに行ける時間でもありません。

さて,この状況で,どうやって氷枕を使って,頭を冷やしたでしょうか。

道民の方なら,特に何てことのない解決策です。
すなわち,雪で冷やしたのです。

その時は,たまたま埼玉県でもそれなりの積雪があり,積もっていました。
そこで,母が氷の代わりに雪をかき集めて氷枕に入れた,という話でした。

さて,雪とは,どんな意味を持つものでしょうか。

道民に…そして,一部の北国にしてみたら,ありふれた厄介事,邪魔者のように感じる…程度のものでしょう。
関東などの都心部で大雪に慣れば,極めて大きな厄介事になりえます。

では,雪は邪魔でない方がいいものなのでしょうか。

少なくとも,小学生当時の私は,雪のお陰で冷やすことができました。
ありがたい限りでした。

2月上旬と言えば…北海道屈指の一大イベント,さっぽろ雪まつり。
これは雪がなければ話になりません。
千歳では,雪の中,氷濤(ひょうとう)まつりが,毎年開催されています。

この場合,雪は集客手段になるのです。

また,雪まつりにともない,さまざまな関連業種も収益アップにつながります。。
昔からニッパチ(2月8月)は売れない…と言われるのですが,2月に雪まつりが開催されるので,旅行会社,宿泊施設,航空会社などは稼ぎ時でしょう。

個人的には雪まつりの「せい」でフライトチケットが高騰してしまい,東京にセミナーに行くのが大変です。

あるいは,雪のない国に住んでいる外国人に取ってみたら,雪は神秘的なもの。
雪国の温泉旅館では,雪は外国人を呼び込む大きな集客ツールとなっています。

観光関連では,動物園なども集客手段に繋がります。
関東では,雪が降ったお陰で,「ユキヒョウ」が雪と戯れている姿が大人気だそうです。

全国レベルで有名な動物園,「旭山動物園」では,雪のシーズンは,ペンギンが雪の中を散歩するのが,恒例の目玉イベントになっています。

道東…北海道の東の海沿いでは,この時期「流氷」観光も見逃せないイベントでしょう。
一度はライブで見ておきたいものです。

除雪を行うことをサービスにしている業者などは,雪で売上を支えているかもしれません。
もちろん,除雪作業そのものの日当はそれほど高額ではないかもしれませんが,数をこなすことで,収益の足しにはなっているでしょう。

テレビで見たのですが,関東のホームセンターでは,雪対策商品が飛ぶように売れています。
まさに特需状態です。

関東ではなくとも,雪かき用の道具は売れます。
大型雪かきマシンまで稼働させている個人宅もありました。

札幌の町中を歩いていると,雪の上を歩いたり,雪の上ではなくなったり…を繰り返します。
なぜか。地面が露出しているところでは,雪の上を歩かなくて済むからです。

周りが雪だらけなのに,なぜ一部だけ地面が露出しているのか。
もちろん,ロードヒーティングです。
ロードヒーティングの導入サービスで売上を得ている会社はたくさんあるでしょう。
これも雪によってもたらされる収益です。

暖房器具の販売も,雪によって促進されます。
それに伴い,もちろんですが灯油や灯油ポリタンクなども売れます。

忘れてはいけないのは,自動車。
テレビやネットで話題になりましたが,雪道運転をノーマルタイヤで運転するのは違反です。

雪が降ることで,スタッドレスタイヤの販売につながり,タイヤメーカーが収益を上げます。
タイヤ交換をする,自動車関連サービスも収益が上がります。

埼玉出身の私は知りませんでしたが,北海道では冬用ワイパーと,夏用ワイパーというものがあるそうです。
これも雪があればこその収益につながるでしょう。

雪がどれだけ収益を生んでいるのか,思いついたものを適当にどんどんピックアップしていきました。

雪は邪魔者でもあります。
今日もニュースで排雪作業中の死亡事故がありました。

毎年のように,屋根の雪下ろしの作業中で死亡事故が起きています。

私も,雪道運転に失敗して,事故を起こしてしまったことがあります。
幸い,人身ではありませんでしたが,車を買い換える羽目になりました。

雪は,雪です。
目の前にあるものです。
それをどう捉えるかは自由です。

邪魔者として扱うのもひとつ。
雪をつかって収益を上げるために何ができるのかを考えるのも自由です。

目の前の一面性だけを判断するのは,もったいないです。
多くのものが,一長一短あるでしょう。

別の側面から見れば,違う性質があり…そこに価値があるかもしれません。その価値を顧客に届けることで収益になるかもしれないのです。

雪はただの一例です。
さまざまなものについて,ちょっとした頭の体操として別の側面から見てみてください。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

追伸
今年もあと332日。
あっという間に1ヶ月経ちました。
1月の調子はいかがだったでしょうか。

うまくいかない時に,同じことを繰り返してもうまくいかないままです。
何がうまくいかないのか原因を突き止めてみませんか?

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