顧客を導くロードマップを作ろう

顧客を導くロードマップを作ろう

顧客を導くロードマップを作ろう
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10年以上前のことだったかと思います。
マーケティングやコピーライティングを学ぶ重要性を理解したばかりの私は,ある講師の教材を買って勉強していました。
しかし…内容はさっぱりわからず,ちっとも成果が出ません。

そんなある日,めずらしく教材ではなく,ライブのセミナーに参加した時のことです。

質疑応答において,ある受講生が,
「コピーライティングを学びたくて,(教材名)を買ってずっと勉強していたんですけど…内容は難しいし,ちっともよくわからず,成果も出ません」
という質問をしていました。

すると講師は,
「あー,あの(教材名)は,超上級編なんですよ。だからいきなりこれを学んで勉強しても,成果は出ません。まずは基本の(教材名)を買って勉強して下さい」
とのこと。

薄々わかっていたのですが…この講師は,金儲けが全てで,受講生の成果など二の次三の次。

…ということをやっと実感して,この講師から「卒業」することができました。
そこでの学びは,やはり世界超一流から学ぶことの大切さです。

それについてを話し始めると本題からそれますので,今日のテーマ。
「ロードマップ」
の話です。

定義【ロードマップ】
自動車を運転する者のための道路地図。ドライブマップ。

別に,ここではドライブの話をしたいわけではありません。

顧客は,現在の何らかの満たされない状態,解決したい問題を抱えています。
そして,顧客は誰でも,「今よりも良くなりたい」という欲求を抱えています。

ということは,現在地をA地点としたときに,理想の未来がB地点となります。

顧客のゴールはB地点です。
A地点を出発して,B地点に向かうのが顧客の欲求となります。

ところが,そこに道が用意されているわけではないので,迷います。
迷って,様々な商品やサービスに手を出したりします。

上述の場合,迷って,よくわからないまま,何の役にも立たない,単に高いだけの超上級コース教材に手を出してしまったりするのです。

ですので,やることは現在地点Aを明確にし,B地点までの道筋のロードマップをきちんと用意することです。

私のコンサルティングサービスにおいて,最終B地点は,社長が社長業に縛られなくても済む状態になること,です。
多くの場合,自分のやりたい「仕事」をしたくて起業しているのに,社長になってしまうことで,それ以外の仕事に忙殺されているのではないでしょうか。
例えば,ケーキを焼くのが好きで,ケーキ屋を開業してしまったら…ケーキを焼いている時間など,極わずか。という感じです。

それら様々な仕事から開放されて,自分がやりたいことを選択できる状況。これがゴールです。

ただし,そこまでに至るには遠い道のりを歩かなければなりません。

マイルストーンが必要です。

定義【マイルストーン(里程標)】
距離を記して道路・線路のわきなどに立てた標識。転じて、物事の推移・発展の一過程を示すしるし。

私のコンサルティングサービスの場合,マイルストーンとして,まずは売上アップ3つの方法についてPDCAサイクルを回して,改善できる状況を作り出すこと。これが第一です。

次のマイルストーンは,ダイレクトレスポンスマーケティングを導入することとなります。
その次が…継続課金システムの導入。そして最後が組織化。
こんな流れです。

いきなり最終ゴールB地点には到達できないので,それぞれマイルストーンを定め,そのマイルストーンに向かって行くために,どんなサービスがあるのかを紹介する,という流れになります。

上述のセミナー講師は,このロードマップを示すこと無く,売りたいがために,初心者に高額の上級教材を売った,ということになります

では,このロードマップ,どうやって作ったら良いのでしょうか。

(1)A地点の設定
あなたのターゲットとなる顧客は,現在どんな問題を抱えていてどんな状況を解決したいのかを明確にします。
(2)B地点の設定
最終的に,あなたと取引することで,どんな素晴らしい理想の未来が手に入るのかを明確にします。
(3)マイルストーンの設定
A地点からB地点まで,一足飛びには行けません。マイルストーンを設定します。
それぞれのマイルストーンごとに,そのマイルストーンに到達したらどんな状態になるのかを設定します。
(4)商品やサービスを当てはめる
A地点から最初のマイルストーンに到達するために,どんなサービスがあれば良いのか。これを用意します。
次のマイルストーンまで…と,どんどん商品やサービスを当てはめていきます。

最終的に,これを図示すればいいのです。

その上で販売する時に,
「今の貴方に必要なのはコレです」
ときちんと示すことです。

B地点間際の人に,初心者コースを売っても仕方がありません。
逆に,A地点を出発したばかりの人に,最終ゴールに到達するための商品を売っても仕方がありません。
それをやってしまうと,冒頭の講師のような,金の亡者になります。

稼ぐことが悪いとは言いません。
ただ…顧客を騙して搾取することはゆるされることではありません。

顧客のために,ロードマップを用意してあげて下さい。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

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