「この曲」を聞いた時に思い出してほしい社長が成すべき一つの選択

「この曲」を聞いた時に思い出してほしい社長が成すべき一つの選択

「この曲」を聞いた時に思い出してほしい社長が成すべき一つの選択
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

今日は,
ある曲についてお伝えします。

 

 

とても有名な曲です。
あなたも間違いなく
聞いたことがあるでしょう。

 

 

この曲の使い方が,
会社の方針,経営理念と
ある意味リンクする。

 

…そんな話です。

 

 

日頃は
あまり考えないことでしょうから,
これを機会に考えてみてください。

 

 

 

 

一度は聞いたことがあるあの曲

 

 

あなたは
この曲を聞いたことがあるでしょう。

別れのワルツです。

 

…蛍の光とよく似ていますが,
違います。

 

※蛍の光は四拍子,別れのワルツは三拍子

 

日本人は農耕民族ですから
三拍子は基本的になじまないですね。

 

 

それはさておき。

 

 

この曲を聞く時は
どんなシーンか。

 

 

閉店前に流れて,
店内の顧客に
閉店時間が迫っていることとを
告知するとともに,
退店を促す曲として有名ですね。

 

 

似たような役割に,
アニー・ローリーという曲も
よく使われます。

 

 

さて。
アニー・ローリーは
学生時代に演奏して
すごく好きな曲でしたが…

 

どうも
別れのワルツは好きになれません。

 

 

閉店間際の雰囲気が
すごく場違い感があるというか…

 

この曲が流れている時に
店内にいること自体が
ものすごく罪深いことをしているような
そんな気分になります。

 

 

何年か前,
あるネットのスレッドで,
この曲について
不平を言う人がいました。

 

忙しない気分になるから
この曲をかけるのはやめろ…
という主張です。

 

一方
その主張に対して
「店員側」
が激怒して反論していました。

 

 

たかが10分,15分…
と主張する「客の立場の人」
の意見に…

 

「閉店後,どれだけの作業があるのか
知っているのか!」
とキレ気味だったわけです。

 

 

実際,
閉店が長引けば長引くほど,
従業員が退勤できるまでの時間が
どんどん遅くなっていくのでしょう。

 

さて。
それを踏まえて…

 

 

ちょっと考えてみてください。

 

 

 

 

どっちがいいと思うか

 

 

 

ある,ショッピングモールに
行ったときのことです。

 

 

日頃は行かないモールなのですが,
その時はたまたま,
そのモールを訪れました。

 

 

営業時間は20時まで。

 

20時で,
全店閉店です。

 

 

上述の通り,
閉店間際の雰囲気が
すごく嫌いなので,
その雰囲気が出たら,
即刻,退去したいところです。

 

が。
一人で行っているわけではないので,
そうも行きません。

 

そわそわしながら
時形を見たら…
19時50分です。

 

驚きました。

 

 

その後,
「営業時間は20分まで」
というアナウンスは1回入りましたが,
それだけ。

 

20時になるまで…
「別れのワルツ」
が流れなかったのです。

 

 

そして…
20時を過ぎた時点で,
館内の照明が,
一段回,光度を落としました。

 

…と同時に,
閉店のアナウンスです。

 

 

一方。

 

先日,
ある郊外の大型店舗に
買い物に行ったときのことです。

 

そこは…
その日は21時までの営業でしたが…
20時30分になった瞬間に
店内にアナウンスが入り…
別れのワルツが流れ出しました。

 

 

大型店舗だけあって,
店内ではレストランも併設されています。

 

 

そのレストランのラストオーダーが,
20時30分。

 

ラストオーダーを過ぎた
アナウンスを入れて…
その直後に,
別れのワルツです。

 

つまり,
ラストオーダー間際にレストランに入った人は…

 

ずっと
別れのワルツを聞きながら
食事をすることになります。

 

 

私だったら…
別れのワルツを聞きながら
食事をするなら…

 

さっさと退店して,
コンビニでおにぎりでも買いたいところですね。

 

このご時世,20時以降の外食は
大変ですから。

 

 

 

さて。

 

この2つの店舗ですが。

 

 

言うまでもなく

「顧客目線」

に立った場合,どちらがいいのか。
当然,前者ですね。

 

 

 

閉店時間までは
「開店」
しているのですから,
雰囲気で追い出すような真似はせず,
しっかりと閉店まで
「買い物を楽しめる雰囲気」
を作っています。

 

 

売上で考えても
前者のほうが効果的でしょう。

 

 

後者は…
閉店間際の書き入れ時に,
顧客を追い出すような真似を
していますからね。

 

 

ですが…

これは

「顧客目線」
からの考えと…

 

 

そして
「売上」
という面で考えた場合です。

 

 

従業員には
従業員の都合があり,
従業員の人生があります。

 

 

売上のために,
遅くまで残業…
閉店作業がのびのびになって,
帰宅が遅くなり…

 

翌朝早くまた
出勤…なんて話になると,

 

いわゆる
「ブラック」
という問題は脇においても…

 

 

例えば
その店員には
小さな子どもがいた場合。

 

 

家に帰ると子どもはもう寝ていて
朝出勤するころには
子どもはまだ寝ている。

 

休日に子どもに会うと,
他人行儀の振る舞いをされる…

 

 

まあ,
実際,他人みたいに疎遠に
なってしまっている…

 

 

ということも
起こりうるわけですね。

 

 

あらためて…
もう一度質問。

 

 

どちらがいいのでしょうか。

 

 

 

正解は決まっていません。
考え方は一つ。

 

 

経営理念やビジョンに沿って
どちらかを経営者が選択すべき
ということですね。

 

もっと端的に言うなら,

 

 

顧客と従業員,
どちらが大事なのか…という話です。

 

 

どちらが正しい,
間違っているのではなく,

 

「ウチはこっちです」

 

…と社長が決めなければいけない
という話です。

 

 

それに対し,
第三者が四の五の言う話ではない
ということです。

 

 

単純に
私が顧客の立場として考えるなら

「あの店は30分も前から別れのワルツ流しやがって」

と腹をたてるのではなく…

「あの店はそういう店だ」

と理解した上で,
その店に行くかどうかを決める。

 

 

という話です。

 

さて,
どちらを選ぶでしょうか。

 

繰り返します。どちらが正しいかではなく
どちらを選ぶかということです。

 

 

弊社はシンプルですね。
顧客に価値を提供することが
最優先です。

 

単に従業員がいないから…
という話ではなく。

 

今後従業員を雇ったり…
あるいは外注することがあっても,
この方針の元に運用します。

 

 

なぜなら…
売上は顧客に価値を提供した
代価として受け取るもの。

 

…そう,私は考えるからですね。

 

もちろん,
その逆もあるでしょう。

 

従業員を手厚く大切にするからこそ,
その従業員が顧客に,より良いサービスを
提供できるようになる…
という考え方もあります。

 

どちらが正しい間違っているではなく。
どちらを選ぶのか。

 

 

今回は
曲をきっかけにお伝えしましたが
ぜひ,これを機会に,
あらためて
「明確に決断しているかどうか」
「決断どおりに,運営できているか」
を見直してみてください。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

 

 

 

 

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