「これから参入するのは避けたほうがいい業種」に対する考え方

「これから参入するのは避けたほうがいい業種」に対する考え方

「これから参入するのは避けたほうがいい業種」に対する考え方
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

今日は,
「これから参入するのは避けたほうがいい業種」
について,
お伝えします。

 

話のオチは
つまらない
ありきたりで
大した事のないものとなります。

 

それくらいにシンプルな内容を
お伝えしていきます。

 

 

これから起業する…
という方は,
このブログでは少ないかもしれませんが,
新規事業展開するときなどに,
頭の片隅に入れておいてください。

 

 

競争が苛烈になるのかどうか

 

 

 

暑い日が続きますね。
私は…例によって
草刈りをしていた時のことです。

 

刈った草を…
45リットルのゴミ袋に詰めて
ゴミの日に出すのですが…
その時は12袋分です。
その前日も12袋出したような…

 

 

それで全体の3分の1でしょうか。

 

 

なかなか作業が進みません。

 

 

作業が進まない理由は…
膨大な草の量もありますが。

 

単純に
近隣との兼ね合いです。

 

 

近隣に小さな子供向けの
学習塾があります。

 

 

ですので…
日によっては,
その学習塾に,
ずらりと人…
正確には車が集まるわけです。

 

 

具体的には,
子どもを送迎する親と…

 

 

学習を終えて戻ってくる子どもを
出待ちしている親。

その車ですね。

 

 

草刈りは,
電動の刈払い機を使っています。
作業着の上から,
しっかりと防護用のエプロンをして,
顔も専用の防護アイテムで保護しています。

 

が…
防護アイテムでは保護できない箇所…
例えば,耳とかに,
刈払い機で巻き上がった小石とかが
当たると…なかなかに痛い。

 

防護エプロンで保護していない
作業着の上に,当たっても,
痛いとまでは言わないけど,
勢いがあります。

 

 

つまり,
それらの礫が…
その出待ちをしている親たちの
車に飛んでいったら
もちろん問題です。

 

 

特に…
今日は,親が迎えに来るのが
遅れているのでしょう。

 

暇そうに,学習塾の前で
たむろしている女児たちが,

 

 

私が草刈りしている様子を
眺めています。

 

 

危ないですから,
こっちを見ないでほしいところです。

 

 

 

そして…
視界の端で
そんな様子を見ながら…

「学習塾」

という業界について
ちょっと考えていました。

 

 

たまたま知っているのですが…
この眼の前の学習塾。
それなりに歴史があるようです。

 

 

もともと,
全国チェーンで運営されている
フランチャイズ方式の塾なのですが…
その中でもこの塾は…
おそらく2~30年以上は
やっているでしょうか。

 

 

ですので…
どんな集客をしているのかは
わかりませんが…
(CMは,見たことがあります)

 

長くやっているので,
口コミだったり…
あるいは,
世帯間リピートとでも
言えばいいのか。

 

 

兄が卒業したら
今度は弟…
みたいなリピートは
あるのかもしれませんが。

 

 

長くやっているから
成り立つ運営法であって…
これから新規参入するにあたっては
非常に厳しい業界です。

 

 

競合が多い上に…
ターゲット…ここでは子どもですね。
子ども自体が少子化で,
どんどん減っている。

 

ますます集客しにくい。

 

 

その上,
受験に合格して卒業すると
通う理由はなくなります。

 

その顧客と
「長い付き合いをする」
ことは考えにくい。

 

 

社歴の長い会社だと,
10年20年と付き合いのある顧客も
いるのでしょうけど…

 

サービスの性質上,
そのような長期取引は
起こり得ない。

 

 

となると…
競合他社との苛烈な競争に
勝ち抜いたとしても…
限られた付き合いになる。

 

 

そして…
決裁権限者と
サービス提供対象が
分かれるという,
ある意味BtoBみたいな
やりにくさもある。

 

 

ですので…
とにかく集客が大変。

 

 

なにしろ…
私がセールスコピーを学ぶ中で…
ある講座では
現役で活躍しているセールスコピーライターが

 

「手を出してはいけない業種」

に,

「学習塾」

を指定していたくらいです。

 

 

つまり,
それだけ集客が難しく大変なので
「新人」
は手を出さないほうがいい,
ということですね。

 

他の業種で腕を磨いて…
その先の熟練者がはじめて
やるかやらないか…という
そんな業種だ,という趣旨でした。

 

 

ですので…
「これから参入するのは避けたほうがいい」
というお題に関しては…

 

 

例えばこの
「学習塾」
なんて業種があるわけですが。

 

ここからが本題。

 

 

 

結論はありきたり

 

 

では,
競合他社が厳しいから,
新規参入はやめたほうがいい。

 

となった場合。

 

新規参入が減るわけですから,
競争の加速は鈍るわけですが。

 

でも,
結局は少子化が止まらない限り
競争の加速は継続するでしょう。

 

とはいえ。
はっきり言えることがあります。

 

 

子どもは減っていきますが
「いなくなるわけではない」
ということです。

 

 

単純な
「衰退産業」
とは違います。

 

例えば,ワープロ。

 

ワープロを未だに現役で使っている人は
どれだけいるのでしょうか。

 

今は
パソコンに,完全にとって変わりました。

 

 

この場合,
衰退産業はワープロですね。

 

 

需要がなくなって…
その行き着く先が業界の消滅です。

 

ですが,
学習塾は違います。

 

子どもは…
減りはするものの
いなくなるわけではない。

 

そして…
日本の国家が今の状態を
維持する限り…

 

「義務教育」

 

の上に…高校,大学…という
教育機関が継続する限り,
学習塾の需要はなくなりません。

 

 

身分制ができて,
一定の身分でないと
学習することは許されない…
みたいなことがない限り,
学習塾の需要は常にあります。

 

 

需要…ニーズだけではなく,
ウォンツ…感情面からの「欲しい」
という欲求もあります。

 

 

わかりやすいところでは

「成績がいいほうが安心」

とか。

「ママ友の子どもより良い成績で
ドヤ顔したい」

とか。

 

 

まあ,いろいろあるわけですね。

 

 

なので,
学習塾は
ニーズもウォンツも
なくなることはない。

 

ただ…繰り返しますが,
非常に新規集客は熾烈です。

 

 

何を言いたいか。

 

 

結局のところ,

「競争が熾烈だからやめたほうがいい」

というアドバイスに対して

 

「なるほど,ならばやめておこう…」

と思うのであれば
本当にやめておいたほうがいいということです。

 

 

逆に言えば…

「どれだけ競争が厳しくても,
この業界でやっていきたい」

という強い熱意,信念,意欲…があるならば
どんどんやったほうがいいということです。

 

 

もちろん,
熱意さえあれば集客がうまくいく…
なんてことは決してありません。

 

 

熱意に応じて,
真剣にマーケティングやコピーライティングなどを
駆使して,活動していかないと
熱意が空回りして終わるだけです。

 

 

ここでは…

「厳しい業界を厳しいという自覚なしに
参入して痛い目にあうくらいなら
やめたほうがいい」

ということですね。

あるいは,

「本当に好きな業界であっても,
実はかなり厳しいということを
十分に理解して,覚悟の上
参入したほうがいい」

 

ちょっと試してだめだから
やってられない…
みたいなヌルい覚悟…

 

あるいは,

「熱意さえあればどうにでもなる」

みたいな脳筋的発想では
どうにもならないのです。

 

 

以上,
予告通り…
至極当たり前で退屈で
あらためて言うまでもないことでした。

 

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

 

 

 

 

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