顧客を選ばないという不誠実極まりない行為

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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

 

 

今日は,
顧客との関係性における
「誠実さ」
について…思うことをお伝えします。

 

なんというか…

 

「誠実」

 

 

って言葉自体が,
どうにも陳腐化しているというか,
安っぽいと言うか

 

あー,はいはい…

 

みたいに受け流して
しまいかねないような
言葉になっていますが。

 

 

そして…
私自身,今こうして書いておきながら

 

「誠実」

 

って言葉を使わずに,
表現したいところですが。

 

でも,適切な言葉が思い浮かばなくて
やむを得ず
「誠実」
という言葉を使います。

 

 

御託はこれくらいにして
本文です。

 

 

渾身の力作,委任契約解除通知書

 

 

 

最近,
妙に多い頻度で
「名前が間違えられる」
ことが多い。

 

 

割と,
間違えられやすいようで,
一定の割合で間違えられるのですが。

 

 

ただ,
最近,妙に多い。

 

 

若い頃は
カッカしてたので,
ブチ切れしたこともありますが。

 

最近,
立て続けに多いので,
あまり気にしなくなりました。

 

それはさておき。

 

この名前の間違いで,
ふと,10年以上前の
ある出来事を思い出しました。

 

 

それは…
ある司法書士の
怒りです。

 

 

私が前職でその仕事を
していた時。

 

ある人が,

「破産申立書の作成依頼」

で事務所を訪れました。

 

 

が。
資料を見てみると,
妙にきちんと揃っている。

 

どういうことか
尋ねたら…

 

 

ある司法書士に依頼して
仕事をしてもらっていたけど,
その司法書士が怒って
委任契約が解除されたので
続きを私にお願いしたい,
とのことでした。

 

 

詳しく聞いてみると…

 

子供の名前を,
父親(相談者)が間違えたので,
怒ったそうです。

 

 

…まあ,親として
それはどうなのだろうか,
と思いつつ。

 

 

でも,それだけでブチ切れして
委任契約を解除するのも
穏やかな話ではありません。

 

なんか,
キナ臭い感じがします。

 

通常,委任契約を解除する場合,
書面で通知します。
そして書面には
解除する事由も記載します。

 

なので…
私はその委任契約解除通知書が
見たい…と言ったら…

 

そこはかとなく,
嫌がる雰囲気が。

 

 

もう一度。
見せてもらいたい,
と言うと…
出してきました。

 

 

はい。

 

なんというか,見事でした。

 

 

100人中99人が,

「これは怒るでしょ」

と思わずにはいられない

「出来事」

が…

 

A4サイズの紙2枚の

表裏

にびっちりと書いてあり…

 

だから解除する,
とのことです。

 

むしろ,これだけの書類作成をしたら,
それだけで結構いいお値段になりそうな,
そんな渾身の力作でした。

 

ちなみに。
子どもの名前は

「漢字を書くのは面倒だから
適当にカタカナで書いた」

そうです。

 

司法書士はそのままカタカナで
書類を作ってしまったため,
あとで公文書と照らし合わせて
辻褄が合わない。

 

なぜカタカナで書いたのか尋ねたら,
「面倒だから」
と答えて…それで最後の最後の
堪忍袋の緒が切れたのが
真相だったようです。

 

 

さて,話はここから。

 

 

そんな…
極めて不誠実な人が,
目の前にいて,
その人から依頼されようと
しているわけです。

 

対岸の火事が,
思いきり延焼してきた気分です。

 

 

しかも,
原則として

 

「正当な理由がなければ
依頼を断ることはできない」

 

のが士業の仕事。

 

「あなたは不誠実そうなので
仕事は受けたくありません」

 

なんて言おうものなら,
私が司法書士法で罰せられる
リスクがあります。

 

どうやってこの火事を
切り抜けるか…
非常に対処に苦慮した記憶があります。

 

 

結局…

「私には力不足だから無理」

という,よくわからない理由で
お引取りいただいた…ような気がします。

 

 

それから…
10年以上経ち…
士業の仕事から足を洗って
今があるわけですが。

 

 

ただ,
たまに思うのです。

 

(この人は一旦脇において)
私に依頼した顧客は
どうなったのだろうか…と。

 

私に依頼することで,
多かれ少なかれ,
人生は好転したのだろうか…

 

 

 

結婚披露宴は疲れるという話

 

 

話は変わります。
結婚披露宴の話です。

 

 

私も歳が歳なので,
結婚式に呼ばれていくことは
もうなくなりました。

 

子どもでもいればまた
別ですが。
そういうこともないですからね。

 

 

さて,披露宴です。

 

ものすごく疲れます。

 

 

なぜか。

 

これは私のちょっとした
思いがあるからですね。

 

披露宴には,そういった「場」の
雰囲気があるわけです。

 

とてもめでたくてあたたかくて
幸福感あふれる「場」で
あってほしいわけです。

 

もちろん,
何年も何十年も
夫婦をやっていれば,
いろいろあるでしょうけど。

 

でも,門出くらいは
幸せいっぱいで
送り出したいわけですね。
まあ,披露宴って
そのための場でしょうから。

 

ということで,
披露宴に出ると…

 

その新郎新婦が素晴らしい
幸せな人生を送れるように

「願う」

わけです。

 

ひたすら,願います。
気合を入れて,願い続けます。

 

私の状態,気分…
いろいろあっても,
嫌な対応をされても,
前日に残念なことがあっても…

 

 

その場だけは
負のものは持ち出さずに,
ただひたすら,
幸せであってほしい…
と願うわけですね。

 

 

披露宴なんて
せいぜい2~3時間ですから,
全力で願います。

 

 

だから,疲れるわけです。

 

 

まあ,これは
友人関係だからこそ
できることでは
あるのですが。

 

 

では,クライアントだったら
どうなるのか。

 

クライアントは…
私と関わることで,
私が仕事を受けることで
今よりも幸せになれるだろうか。

 

 

もっと言うならば…
そう本気で願えるだろか。

 

 

上記の,
よその事務所でキレられた人は
A4サイズ両面2枚分の
「所業」を見る限り…
不誠実といえば不誠実ですが。

 

そんな人を見て,
「私はこの人のために
頑張れるだろうか…」
と思ったときに,

 

「無理!」

 

と思ったわけですね。

 

ということは,
その人のため。
その人が今よりも幸せになれることを
願えないまま…
お金をもらって仕事を受ける。

 

これはこれで
不誠実ではないでしょうか。

 

 

仕事は仕事ですから,
友人関係のように,
人間関係だけで終わる,
というものではありません。

 

友人関係を構築すること
そのものに,お金を払って,
受け取って…
というのはないですからね。

 

 

仕事は仕事ですから,
クライアントのために,
全力を尽くして…

 

 

そして,
今よりも,
ちょっとでもより良く
より幸せになってもらえることを
願えなければ…

 

ある意味,
面従腹背とも言えるし,
不誠実だとも言えます。

 

 

そういう意味では…
あの国家資格で
仕事を続けるのは
「もう無理!」
と思ってさっさとやめたのは
一つの「正解」だったのでしょう。

 

士業の仕事ですから,
内心,どう思っていようと
テンプレ通りに書類を作って
処理すればいいのですが。

 

 

それでも,
どこかで無理…と思いながら
お金をもらって仕事を続けるのは
やっぱり不誠実。

 

 

 

顧客を選ぶべき理由

 

 

国家資格の仕事は,
顧客を選ぶことは
基本的にできません。

 

その仕事を受けるから,
国家が,資格を保証するわけですね。

 

 

だから,
嫌だろうが,なんだろうが,
やらなければならない。

 

そういう意味では,
罪悪感ばかりを蓄積
してしまうのが関の山。

 

だったら,
顧客を選べる今の仕事しか
「私には」
ないわけですね。

 

 

この仕事をはじめてから,
しばらくの間は,
そういったことを理解して
いなかったので…

 

「顧客は選ぶべきではない」

 

と思って…
何度も痛い目に遭いました。

 

今は…
ようやく気づくことができました。

 

 

顧客を選ぶ…
というと,
偉そうだと勘違いする人が
いるかも知れませんが。

 

 

当たり前ですが,
私が選んだ「見込み顧客」に対して
セールスをして,
その方が私を選んだら,
「実際のクライアント」
になるわけですから。

 

 

お互いに選ばないと
成立しない関係です。

 

だったら…
私の立場としては,

 

「この人のためなら頑張れる」

 

という前提が
必要になる。

 

でないと,不誠実になる,
というシンプルな話でした。

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

 

追伸

 

この考えで行くと,
勉強会ってとてもいいんですよね。

 

今までは,
一発勝負で
あって1時間2時間で
顧客にするかどうかを
選んでいました。

だから,
失敗してしまうこともある。

 

3時間の勉強会に
2回,3回と出てもらえたら,
お互いの「相性」が
より正確に判断できるわけです。

 

ということで,
次回勉強会。
あと1名だけ募集します。

レバレッジ集客戦略を,
その場で構築して使えるように
なりたい方。

 

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