習慣を身に付ける為に必要なメンタルパワー 前編

習慣を身に付ける為に必要なメンタルパワー 前編

習慣を身に付ける為に必要なメンタルパワー 前編
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1348。
この数字は,私がこれまでブログを書いてきた日数です。

ある日突然,「1年間は毎日ブログを書こう」と思いたち,適当な無料ブログを開設し,2013年4月27日に最初の記事を書きました。途中から,今使っているこのワードプレスに移行し,今日まで書き続けています(無料のFC2ブログで書いたものは削除しました)

それから今日で1349日です。
交通事故で,1日だけブロクをアップできませんでしたので,ブログの数は1348件です。
いつまで書いたらいいのだろうか,とか,そろそろやめようかな…とか思うこともありますが,何となく今日も書いています。

別に自慢したいとか,そういうことではありません。
昨日書いた記事に対してリクエストをいただきましたので,今日のテーマは,「習慣形成のコツ」です。
3年以上,1日しか欠かさずに続いている者からの解説ならば,説得力があるのではないか,ということで,敢えて数字にしてみました。

昨日の記事で,「90日間1日も欠かさずに実行する」
と書きました。これを実現するための考え方を紹介します。

わかりやすいので,テレビゲームの例で紹介します。
いわゆる,ドラゴンクエストとか,ファイナルファンタジーに代表される,ファンタジーのゲームです。

一部のキャラクターは,魔法を使うことができます。
例えば,炎の魔法で,敵を攻撃することができます。
魔法を使うには,精神力が必要です。
精神力の総量を数値化すると30だとします。
炎の魔法を使うと,精神力を5ポイント消耗します。
つまり,精神力が満タンだった場合,6発分発動できる,ということになります。
(ゲーム用語がわかる方へ。いわゆる「MP」のことです)

私の知る限り,普通の人間は,魔法を放つことはできません。
精神力を消費して,炎の魔法を打っている,なんてシーンは見かけたことがありません。
ですが,人には精神力というものは持っています。
残念ながら,ゲームではないので,数値化はできません。

現代社会の人間は,精神力を消費して行動をします。
肉体労働やスポーツなどで消費するのは体力ですが,頭脳労働などの場合は,主に精神力を消費する,と考えてみてください。

例えば,精神力が10の人がいたとします。
繰り返しますがゲームではないので本来は数値化できません。わかりやすさの為に,敢えて数値化しています。

精神力の上限が10で,今の状態も10です。
この人が,マンガを1冊読みます。マンガですので読みやすいため,消費は1で済むかもしれません。
同じ人が,法律専門書を読んだら…慣れていなければ,精神力の消費は85くらいになることでしょう。
もちろん,最大の精神力が10しかない人が,85も精神力を消費することはできません。
要するに,第1章の途中で,精神力が底をつきかけて投げ出す,という感じでしょう。

精神力は消費しますが,休憩すれば回復します。
ですが,回復には時間がかかるので,人は限られた精神力しか消費できません。

特に,実際の「難易度」そのものではなく,「やりたくないこと」や「慣れてないこと」「先延ばしにしがちなこと」に取り掛かろうとする場合,この精神力を大きく消費します。

例えば,ダイエットの為にジョギングをしようとしたとします。
ジョギングをすることで消費するのは精神力ではなく,体力となります。
ですが…「ダイエットの為にジョギング」となれば,精神力が大きく削られます。
一気に8とか9くらいは削られるかもしれません。
つまり…くじけてジョギングに取り掛かれない,という現象が起きます。

なかなかジョギングの習慣が身につかないのは,これが原因です。
日によっては調子が良いため,精神力を8ポイント消耗しても大丈夫な時もあれば,大丈夫ではないときもあるからです。

習慣になれば,精神力の消費は下がります。
初めてジョギングをしようとした時の,消費精神力は8くらいかもしれません。
総量10に対して8ですから,かなりの負担だ,ということになります。
ですが,習慣になれば,精神力の消費は1未満に抑えることもできるようになるのです・

ここまでが習慣形成に必要なメンタルパワー…つまり,精神力についての解説でした。

今日の話を読めば,なぜ新しい習慣を身につけるのが大変なのかがよくご理解いただけたのではないでしょうか。

敢えて「精神力」という言葉を使って紹介しました。
これをより現実的に捉え直すならば「意志力」とでも表現できるでしょう。
「意志」の力は消耗するから,自分の意志通りに行動できない,という現象が起きるのです。

明日は,具体的にどうしたらいいのかを解説します。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

追伸
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