気遣いができる人とそうでない人を分ける要因は何か

気遣いができる人とそうでない人を分ける要因は何か

気遣いができる人とそうでない人を分ける要因は何か
読んで役に立つ,学びがあったと思った方は「いいね」やシェアをお願いします。

こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

 

今日は…久しぶりに,
公共交通機関を使って
遠出したのですが…

 

 

地下鉄の中を見回してみると,
周りの人達,
妙にモコモコしているんですよね。

 

 

気がつけば12月…真冬ですね。
私は,自宅で仕事をしていることが
多いので…
久しぶりの外出で,
何も考えずに,
スーツ姿で上着もマフラーもなしに
出かけてしまいました。

 

 

季節感,ないですね…

 

さて。
帰りのバスで
ひどく酔ってしまったので,
身も蓋もない話をします。

 

 

気遣いができる人とできない人の
違いについてです。

 

 

結論は,本当に身も蓋もなく
救いもありません。
仕方ないですね。

 

どういうことか。
最後までご覧ください。

 

 

気遣いができない人

 

 

 

ある交流会の場でのことです。
まだ始まる前で,
全員が着席しているわけではなく
会が始まるまでの間のこと。

 

 

突然,私の背後から
大きな声で…

 

 

「●●(士業)事務所です。▲▲さんいますか?」

 

 

 

つまり,
掛かってきた電話に
出たわけではなく,
その人が,交流会会場の席上で,
周りをはばかることなく
仕事の電話をしたのです。

 

どうやら
▲▲さんはいらっしゃったのでしょう。
そのままやり取りが始まったのですが。

 

 

私は,
絶対にこの先生に依頼したいとは
思えないし…
人に紹介したいとも思えない。

 

むしろ,
その士業団体に
懲戒請求したら,資格剥奪…
あるいは,刑事事件になるかも
しれませんね。

 

なぜか。

 

守秘義務違反です。

 

個人名まで出して,
堂々と周りをはばかることなく
仕事の電話をする。

 

 

個人情報だけでなく,
案件の内容も周りに垂れ流しです。

 

士業は,国家資格として
数々の権限が与えられている代わりに
重い責任があります。

 

守秘義務違反は,
刑事罰もあります。

 

にもかかわらず…
そういうことをするわけですね。

 

これはなぜでしょうか。

 

気遣いができないからです。

 

 

その場で話をしたら,
その話の内容が周りに筒抜けだ
ということに気づけないのです。

 

自分視点,自分の都合しか考えないから
なのでしょうか。

 

 

気遣いができる人

 

 

先日,
数人で居酒屋に
食事に行ったときのことです。

 

 

そう…誰一人
飲む人はいないので
居酒屋に食事ですね。

 

 

食後,
一人がまとめてカード払いで
決済しました。

 

 

レジで,
割引券を出して…

 

「カード払いでお願いします」

 

と言って,端末を用意してもらう。

 

 

その後,店員は自然な仕草で
背後の棚に向かい…

 

そしてすぐにまた振り返りました。

 

 

背後の棚に向かって
何かを取るのではなく…
単に,くるりと一周しただけです。

 

はて…?

 

 

と思って,すぐに納得しました。

 

 

クレジット払いの
端末を操作して,
暗証番号を入力している間は
その様子が見えないように
あえて背中を向けたのです。

 

 

ただ…
それがあまりに自然な仕草だから,
私は後ろの棚になにかあるのかtね
と思ったのです。

 

ですが棚に向かったあと,
何もせずまた振り向いて,
レジ操作をしているので…

 

暗証番号が視界に入らないように
という気遣いだとわかりました。

 

こういう言い方は失礼かもしれませんが。
チェーン店の大衆居酒屋です。

 

 

そこで働く…
名札には個人名は書いてありましたが,
それだけです。

 

 

つまり,
チーフとか主任とか店長とか…

 

そういった肩書を持っていない,
平の店員,とでも言えばいいのでしょうか。

 

店の教育が行き届いているのか
それともその店員による
個人的な気遣いなのかはわかりません。

 

 

ただ,仕草はあまりにも自然だったので…
そしてその店員さんの頭には
かなり白いものがが混じっていたので…

 

前からずっと
そういった気遣いができる人だったのだろう
と思われます。

 

 

自然に背中を向けられる気遣い。
素晴らしいですね。

 

 

もちろん,
「そんなの当たり前だろ」
と思う人はいるかもしれませんが。

 

現実問題,
実際にそこでしっかり背中を見せて,
端末が視界に入らないようにする人は…
さほど多くない。

 

 

それは居酒屋に限らず,
様々な店舗で…です。

 

 

身も蓋もない結論

 

 

では…上述の
まるで気遣いがでいない…
どころか機密情報垂れ流しな
士業の先生。
その気遣いのなさ。

 

居酒屋の店員の
クレジット払いの
暗証番号入力時に
背中を見せる気遣い。

 

この差は
どこから生まれるのでしょうか。

 

 

しばらく考えているのですが…
結論としては…

 

結局の所,運なのでしょうね。

 

上述の士業の先生。
常に眉間にシワが寄って…
やたらと早口で,
強い口調。

 

その先生に何かを言える人って
どれだけいるのでしょうか。

 

 

国家資格で
「先生」
と呼ばれる人に…

 

 

「あなたは人としての
最低限のコミュニケーションが
まるで身についていませんから
直したほうがいいですよ」

 

…と言う人,
どれだけいるのでしょうか。

 

いたとして,
聞く耳を持たなさそうですね。
そう,
聞く耳を持たなさそうだから
誰も言わず…

 

その歳になっても…
気遣いが出いない残念な仕様に
なってしまったのでしょう。

 

 

それがなぜ「運」だと言えるのか。
理由はシンプル。
かつての私がそうだったからです。

 

 

私も国家資格で士業を15年ほど
やっていましたからね。

 

 

おそらく
この先生とさほど変わらないような
振る舞いをしていたことでしょう。

 

 

ですが…
私は,ある方からガツンと言われました。
何度も何度も言われました。

 

 

腹もたったし,不愉快だったし…
でもそれ以上に

 

「確かに言うとおりだな」

 

と思えたのです。

 

 

つまり,
私を納得させられるような
「格」
のある方から,
何度も何度も指摘し,
指導を受けることがあったのです。

 

 

私が,以前よりも多少なりとも
気遣いができるようになっているなら,
この方のおかげです。

 

そして,
私はその先生に出会うことができた。

 

 

上述の士業の先生は,
そういう人に出会うことができなかった。

 

その違いはどこにあるのか。
どんどん掘り下げていったら…

 

結局,行き着くのは
運,としか言えませんでした。

 

 

だから…
この残念な士業の先生を見るたびに
思うのです。

 

 

あれは,IFの私…
私の成れの果て,
可能性のひとつだった。

 

 

でも…私は良い出会いがあったから
そうならなかった。

 

その良い出会いは運であり…
だから,その先生を見るたびに,
感謝の念を抱かずにはいられない。

 

…という話でした。

 

 

以上,今日は…
「違い」
について,明確に論理的に筋道を立てて
説明できるわけでもなく…
結局は「運」の要素がある,という話でした。

 

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

 

 

 

 

アップスタッツ合同会社のブログを
メールで受け取りませんか?

ブログ記事の内容を,メルマガで配信いたします。

 

ブログ記事内容とは別に,
メルマガ読者限定コンテンツの
配信もあります。

 

毎朝午前5時に,ブログ記事をメルマガ配信。

 

週2を目処に,メルマガ限定記事を配信します。

 

特に,ブログでは公開しづらいノウハウなどは,
メルマガ限定でご案内いたします。

 

今すぐ下記フォームよりご登録ください。

メールアドレス *
お名前 *
全角文字で入力してください。

 

ブログに感想やコメントをいただけませんか?

ブログの感想,意見,あるいは,
こんな記事を読みたい,
「○×について,どう思いますか?」
といった質問やリクエストなどを,
お気軽にお寄せください。

 

コメントの方法は2つ。

1つは,このページ一番下の投稿フォームにコメントしていただくこと。
もうひとつが,コメント投稿フォームに入力いただくこと。

 

いただいたコメントを元に,
今後の記事執筆に反映させていきます。
「よくわからなかった」「おもしろかった」「むずかしかった」「参考になった」
など,一言でもいいので,お気軽にコメント,お待ちしております。
※コメントの際にメールアドレスを記入いただいた方は,
メルマガ登録させていただきます

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください