認知はされていないけど極めて重要な防災対策

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こんにちは。
アップスタッツの飯山です。

 

昨日まで酷い雨でした。

 

 

雨が上がった後,
外出したところ,
町中のあちこちで,
作業車が作業していたり
パトカーが止まっている箇所が
ありました。

 

 

私の住んでいる地域自体は
大きな被害はなかったものの,
報道を確認する限りにおいては,
この大雨によって,
死者・行方不明者が発生しているようです。

 

犠牲者は冥福をお祈りするとともに,
行方不明者の早期発見,
そして被災者が元の生活を取り戻せますことを
祈念いたします。

 

さて
今回のこの災害に際して,
少々思ったことがあります。
私達,一般市民は
この手の災害に対して
どう振る舞えばいいのでしょうか。

 

防災グッズを揃えるとか…
備蓄しておくとか
そういう話ではありません。

 

それはそれでやるとして
よくよく考えてみると…
そう,考えてこなかった
ある観点があります。

 

マーケッターであり
セールスコピーライターである
「私らしい」
観点でお届けします。

 

 

ぜひあなたもこれを機会に
考えてみてください。

 

 

 

言葉の意味がわからない

 

 

 

きっかけは,
SNS上で見かけたやり取りです。

 

ニュースサイトの
警報などの画像を切り抜きしたのを
添付して,
注意喚起している投稿を見ました。

 

見て…
ふと気づいたのです。
言葉の意味がわからない。

 

 

「注意報」

「警報」

というものがあります。

 

 

例えば,
大雨注意報
大雨警報という感じですね。

 

そして…
昔見かけたのが,

「避難勧告」
という言葉。

「避難指示」
という言葉もありました。

 

印象としては,
避難勧告という言葉のほうが
強い印象を受けますが…

 

以前に調べた時に,
避難指示のほうが
事態が切迫していると知って
驚いたのは記憶に残っています。

 

が。

 

今回見かけたのは
更によくわからない表現。

 

高齢者等避難

 

…という表現。

 

避難勧告が変わったのでしょうか。
よくわからないですね。

 

また,
酷い雨の時など,

 

数十年に一度の大雨…
なんて表現を
何回も耳にしました。

 

おかしな話ですね。
これも意味がわかりません。
数十年に一度の出来事が
一年に何度もあったら
数十年に一度と言えないのでは
ないでしょうか。

 

気象庁がマスコミを巻き込んで
謀っているのでしょうか。

 

 

また,
キャスターなどが

「直ちに命を守る行動を取ってください」

と強い口調で繰り返すのを見て…

 

 

…で,それって何?
と思ったのです。

 

 

何もかも意味不明。

 

そう,
こういった
災害などに対して
報道される,

「専門用語」

を理解していないことに
ようやく気づいたのです。

 

おそらく,

「数十年に一度の大雨」

というのは,
そのままの意味…ではなく

「特定の状況であることを示す専門用語」

なのでしょう。

「命を守る行動」

も同じですね。

 

 

とはいえ,
意味がわからないと,
災害のときに,
誰がどんな行動をとって
自分がなにをしたらいいのか
わからないので,
きちんと調べてみました。

 

詳細をここで解説するのは
目的ではありませんので,
気象庁のWEBサイトから画像を引用します。

出典 気象庁WEBサイト https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/bosai/alertlevel.html

 

言葉だけ,
一人歩きしてしまっていますが,
この図を見て,
ようやく
少しだけ理解できました。

 

「気象庁から」
土砂災害警戒情報が発令されることで,

 

 

「自治体が」
避難指示を出して,

 

 

「住民が」
避難する。

 

 

ということなのでしょう。
主体が誰なのか分からず,
用語だけが飛び交っていることで
混乱を引き起こしていたのです。

 

 

 

日本語の強みと欠点

 

 

問題の所在は,
日本語の強みと欠点です。

 

 

日本語,
具体的には漢字それぞれに
意味があるため,
言葉を読むだけで
ある程度意味が理解できる,
という強みがあります。

 

 

アルファベットなどは,
文字に意味はないので,
言葉を知らなくても意味が理解できるのは
日本語の優れた特徴でしょう。

 

そして…
なんとなく意味がわかってしまうから,

 

 

「精確かつ的確に」
意図を伝えるのが難しくなってしまうのが
弱点です。

 

 

それぞれの言葉の定義を
精確に理解し,
そして今回のような災害の問題においては
生命の危機に直結しかねないのに,
精確に理解できていないと,
何が起きるのでしょうか。

 

 

行動できないのです。

 

 

例えば…
上述の図で言うところの,

 

 

「自治体から緊急安全確保が
発令されました」

 

 

という報道を聞いたときに,
どうしたらいいのでしょうか。

 

 

「緊急安全確保」
という表現自体は
なんとなく意味はわかりますが。

 

なら,
そのためにいつ誰が具体的に
何をしたらいいのでしょうか。

 

おそらく,
報道などでは,

 

「直ちに命を守る行動を取ってください」

 

なんてあわせて報道するでしょう。
では,それは何なのでしょうか。
具体的に誰がどんなときに
どんなことをしたらいいのでしょうか。

 

 

言葉の意味は
なんとなくわかっても,
行動に繋がらなければ
生命の危機に瀕する可能性があるのです。

 

 

きっと…

「防災」

というのは…
もちろん,
物資の備蓄や
ハザードマップを確認しておくのも
大事なのでしょうけど。

 

 

こういった言葉の意味を
理解した上で,

「自分だったらどうするのか」

を考えておくことまで
必要なのでしょう。

 

 

 

緊急時に,
いかに精確に最適な行動を取れるか。
そのためのに
そういった事態のときに使われる言葉を
きちんと理解しておくことは大事ですね。

 

 

まあ,個人的には…
なんか,もうちょっと
わかりやすい言葉,ないのだろうか…
…と思ってしまいますが。

 

 

最後に。
この記事は,
私の主観に基づいて書かれたものです。
上述の通り,
緊急時に使われる用語を
精確に解説したものではありません。

 

 

この記事を鵜呑みにせず,
ぜひご自身でそれぞれの用語,言葉の意味エ調べて
理解しておくことを,強くおすすめします。

 

 

特に,従業員のいる社長。
配偶者や子どもなど,守るべき家族がいる方は…

 

 

あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平

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