こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表，
経営軍師の飯山です。

 

今日は花粉症の話をします。

 

 

ある方から聞いた，
花粉症への対処の仕方です。

 

…と言っても，
本当かどうかは知りません。
私はそちらが専門ではないですからね。

 

今日伝えたい内容の
メタファーとして
ご理解ください。

 

 

 

過去現在未来のあわせ技

 

 

さて，
花粉症の症状ですが。
年々ひどくなっている人がいます。

なぜ，年々ひどくなるのでしょうか。

 

 

花粉そのものの量が
年々，増えているのでしょうか。

 

そうではないようです。

 

 

上述のある方いわく，
花粉症の症状が悪化するのは，
毎年の症状の積み重ねがあるから
だそうです。

 

 

ここで言う症状の積み重ねとは，
毎年毎年，
「去年より辛かった」
という思いを抱いているから，
今年も，
「去年より辛い」
という体験をして…

 

 

来年も，
「去年より辛い」
という体験をするから…

 

年々，症状が悪化するのだとか。

 

 

花粉症の症状は，

 

 

過去，現在，未来の複合によって

 

 

悪化するのだそうです。

 

つまり
「現時点の花粉」

 

だけで考えたら，それほど酷いことには
ならないのだとか。

 

 

過去の
「あんなにも辛かった」
という思い。

 

「来年はもっと辛いだろう」
という将来への憶測。

 

それらが現在の症状と相まって，
相乗効果で悪化している…

 

…のだそうです。

 

だから，

 

ひたすら意識を現時点に集中して…
鼻がつらくても
目が辛くても…
今に集中し続ける。

 

すると，
だんだん，意識が現在に向いて…
過去や未来の「相乗効果」が剥がれる。

 

 

現時点の花粉だけだったとしたら
それほど辛いものではないから
十分に耐えられる。

 

…のだそうです。

 

まあ，
言っていることは
間違ってはいないでしょうけど，
それを言ったら，
過去のトラウマも何もかも
その「現在の意識に向ける」
だけで済んでしまいそうですね。

 

 

心や体に刻み込まれたものは
そうそう切り離すのは難しいかも
しれませんね。

 

でも，
私はマーケッターなので
マーケティングの話をします。

 

 

それ本当にうまく行かない？

 

 

わかりやすいので，
チラシで解説します。

 

 

過去にチラシを出して
反応が取れなかった。

 

この場合，
今，チラシを出したら
どうなるでしょうか。

 

反応が取れるでしょうか。
取れないでしょうか。

 

 

それはわかりませんが。

 

 

特に残念な思考としては，

過去にチラシを出して
成果を出せなかった人が，

 

「チラシなんて出しても無駄だ」

 

と，

「一般化」してしまうのです。

 

このような一般化思考を
持てば持つほど，
人生は行き詰まっていきます。

 

過去にチラシを出して
うまく行かなかった。

 

なら，
なぜ今うまく行かないのでしょうか。

 

もちろん，
うまくいく，
と断言するつもりはありません。

 

チラシを出しても
うまく行かなかった原因を
しっかりと調査分析して，
改善できれば
うまくいくかもしれません。

 

あるいは，
今出してもうまく行かないかも
しれませんが。

 

今，
「マーケティング」
をしっかり学んで，
チラシの基礎を理解して…

 

将来にチラシを出せば
成果は出るかもしれません。

 

 

つまり，
過去と未来から
今を最悪の事態として
迎えてしまう必要性は
ないのです。

 

 

花粉を，
「今に集中」
することで軽減できるなら…

 

チラシはもっとシンプルですね。

マーケティングを真剣に学んで
適用すれば…

 

過去にうまく行かなかった原因を
突き止めて改善できるかもしれない。

 

あるいは，
チラシよりも，もっとうまくいくであろう
別の戦術が見つかるかもしれない。

 

 

過去の苦しみに振り回されず…
そして，
未来の不安にも振り回されず…

 

今できることをすれば，
より良い結果につなげていけるかも
しれませんね。

 

 

…と，ここで話が終われば
きれいにまとまるのですが。

 

ある意味，ここからが
私らしい話をします。

 

 

花粉の症状を悪化させる要因

 

 

一番…と言ってもいいくらいに
極端に悪化させるものが
あるとするならば…

 

それはテレビなどの
天気予報です。

 

 

「花粉情報」
などと称して…
花粉がいかに多く
飛んでいるかを報道する。

 

それを見て…

「ああ，今日は花粉が多そうだ…」

と思い，
それがどんどん症状を
悪化させるのだとか。

 

周りでも同じように
花粉で苦しんでいる人が
多い中で…

 

 

いかに花粉が多いのかを
報道したら…
影響を受けることは
避けられません。

 

上述の方いわく，
花粉症対策の
最初の一歩は，
その手の報道は一切見ないようにする。

 

…のだとか。

 

 

これはそのまま
チラシにも当てはまりますね。

 

周りの影響は
受けかねない。

 

 

つまり，
周りから
「今どきチラシなんて…」
とか，

 

「ウチはチラシ出したけど
全然だめだったよ…」

 

などという意見。

 

 

一度チラシを出して
だめだった時に，

 

「チラシなんか出しても意味がない」

 

…と一般化するのは
残念な思考ですが。

 

別のある人が，その人にとって
成果が出なかったことが，
自分にも成果が出ない…
と思い込んでしまう。

 

これもまた残念なことです。

 

特に…
現代を生きるにあたって…
「人からの悪意」
を特定して，いかに躱すのか。

これは本当に大事なスキルです。
親切な助言を装って，
成果を出すことを阻もうとする人は
いくらでもいますからね。

 

 

ただ，
本当にうまく行かないことも
ありますので。

 

正確なマーケティングの
知識スキルを身に着けて，
十分な経験を積んでから
判断できるようになりたいですね。

 

最後に蛇足。

 

私は，
花粉症を患ったことはありません。

 

 

なぜなら…

 

花粉症に罹ることを
同意していないからです。

 

 

くしゃみが出ても
気のせい，ということにしています。

もっとも，
そういう場合に
気のせいだと思うことにしている
ということであって，

 

実際に，春の時期に，
外でくしゃみや鼻水がとまらなかったり
目が痒くて大変…という体験は
ありません。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社　経営軍師　飯山陽平