こんにちは。
アップスタッツの飯山です。

 

今日は秘密のトリガーについて
考えていきます。

 

人は好奇心があるので，
秘密があると
興味を惹かれます。

 

「ここだけの話ね」

 

なんて言われたら，
つい気になりますよね。

 

 

その
間違った使い方を見かけたので
紹介します。

 

 

かなり身も蓋もない話です。

 

今日のこの記事のタイトル，
見てどう思いましたか？

 

 

以下，最後までご覧ください。

 

 

にじみ出る胡散臭さ

 

 

ネットのある記事を
見ていたら，
バナー広告が出ていました。

 

スーツ姿の男性が
腕で✕印を作りながら…

 

キャッチコピーは

 

 

「家を売るときに絶対NGな行為は？
元不動産屋のプロがが秘密を…」

 

 

…
の先は見ていません。
クリックしたらリターゲティング広告に
捕捉されて鬱陶しいので。

 

 

 

以前，
間違って育毛剤のバナーをクリックしたら，
画面の6マスくらいを…
ハゲ頭の画像で占拠されたことがあり
悲鳴を上げそうになったことがあったので…
ホント，リターゲティング広告は嫌ですね。

 

 

話を戻します。

 

 

「家を売るときに絶対NGな行為は？
元不動産屋のプロがが秘密を…」

 

このキャッチコピーを見て，
率直にどう思うでしょうか。

 

 

私はマーケッターであり
セールスコピーライターなので，

 

「あ，秘密のトリガー…」

 

と真っ先に思い…
次に感じたのは…

 

でも，ホント胡散臭いなぁ…

 

としみじみ思いました。

 

もちろん，
広告であり…
「PR」とちゃんと書いてあり…
広告主の名称も書いてあります。

 

その名称自体も胡散臭いですが
それは脇において。

 

このキャッチコピー，
なんでここまで胡散臭く
感じたのでしょうか。

 

 

要するに，
不動産屋としては
家を売って欲しいわけです。

 

 

実際，
不動産屋は，
家を売ってもらえないと…
その家を仲介なり転売なりして
利益を獲得することはできません。

 

 

家を手放して欲しい人は
多いのは確かです。

 

 

が。

 

 

それは…
私自身が，
その業界にちょっと詳しいこと。
あるいはマーケッターとして，
不動産業界のプロモーションについて
知る機会があったこと。

 

…が原因です。

 

 

この胡散臭さは，
私自身の固有の問題なのか。

 

それとも
他の人も同じように胡散臭さを
感じるのか。

 

 

ここでは
後者に仮定していきます。

 

 

つまり，
私に限らず，
一般消費者…そのウェブサイトの
訪問者も
「胡散臭い」
と感じてしまうとしたら…

 

 

それはどこにあるのでしょうか。

 

 

絶対NGって言葉…
コレ自体も胡散臭いですね。

 

「元不動産屋のプロ」
って表現も，

 

「元不動産屋」だったら
現時点で不動産やではないから
プロではないし…

「元」不動産屋のプロ，という意図なら…
頭が頭痛する…みたいな感じでしょうか。
不動産屋である以上，当然にプロですからね。

 

実に…稚拙ですね。

 

 

でも，
そういう言葉尻を捉えた
胡散臭さではない気がします。

 

 

しばらく考え続け…
ようやく，自分で納得する
結論に至りました。

 

 

 

不動産屋ってどう感じる？

 

 

不動産業界を
悪く言う気はありません。
念のため。

 

 

単純に，
不動産屋って聞いて
どう思うのか。

 

 

そもそも，
不動産というのは
非常に複雑怪奇。
よくわかりません。

 

私は，
不動産法制に関しては
「昔はプロだった」
ので…法律面では最低限のことは
知っています。

 

何人もの不動産屋を知っています。

 

が。

不動産屋という「イメージ」だけで
捉えると…

 

それ自体が，
胡散臭い印象を拭い去ることは
できません。

 

実際…
見た目…
「ヤ○ザ顔負けの威圧感」
を醸し出す不動産屋に何人も
会ったことがあります。

 

それ以外にも…

 

老獪ろうかいさを醸し出す不動産屋もいます。

 

もちろん，
10人中9人が，
真面目で真摯，誠実に仕事を
してくれるとしても…

 

実際に，
ニュースなどで目にするのは
「不動産関連の犯罪」
です。

 

 

詐欺や詐欺スレスレの内容も
よく報道されていますね。

 

私も，
かつては
原野商法の法律相談を
何度も行いましたが。

 

…ホント，あれは
どうしようもないですね。

 

原野商法の話まですると
長くなるので省略します。

 

気になる方は検索してみてください。

 

 

つまり…
そういった一部の人達の
心無い行為によって…

 

業界自体の信憑性が
微妙なわけです。

 

そんな不動産業界の
広告で…

 

「秘密のトリガー」

 

なんて使ったら，
それはもう，胡散臭い印象を与えても
仕方がないのではないでしょうか。

 

別の，
信憑性のある業界においては
秘密のトリガーを使っても
問題はないのでしょうけど。

 

 

さて。
最後に。

 

今日のタイトル。
どう思ったでしょうか。

 

 

この広告の
「絶対NG」
という残念な表記を
実際に使ってみました。

 

はい。
マーケッター…
広告関連業界も，
もちろん，胡散臭い界隈に属します。

 

 

残念ながら，
「そういう」広告代理店も
多いので…

 

同じ穴のムジナです。

 

我ながら，
本当に胡散臭いタイトルですね。

 

あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ　飯山陽平

 

 

 

　

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