引き出しを増やす生き方への憧れ

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引き出しを増やす生き方への憧れ
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こんにちは。
アップスタッツの飯山です。

 

突然ですがここで問題。

 

あるコンサルタントAと
コンサルタントB。

 

どちらにも,
その提供する
コンサルティングサービスにおいて
そのスキル的な内容が
大きく変わらないとしたら…

 

 

AさんとBさん。
選ばれるとしたら,
何が差別化,決め手に
なるのでしょうか。

 

私の
「選ぶ側」
からの体験を元にお伝えします。

 

ちょっとした考察です。
読み物感覚で最後までお付き合いください。

 

 

実体験からの考察

 

 

何年か前。
あるスキルを習得するための
オンライン講座に参加したときのことです。

 

その講座では
実際に「スキル」の習得を
ガッツリとサポートします。

 

コンテンツとしては,
単純にオンラインで動画を視聴するのですが,
サポートが充実しています。

 

 

定期的にオンラインイベントを
開催しており,
そこでサポートをうけることができます。

 

それだけでなく…
習得段階において,
グループセッションが用意されており,
一定回数のセッションを受けないと,
次の段階に進めないカリキュラムに
なっています。

 

 

そこでは,
担当講師が何名かいて…
空いている時間帯に,参加します。

 

 

冒頭では
コンサルタント,と称しましたが,
ここではこの講師の話です。

 

 

A講師は…
このオンラインイベントもしょっちゅう
開催している…
この講座の「顔」とも言える存在です。

 

年齢はわかりませんが…
おそらく,20代前半の女性です。

 

 

B講師は…
基本的にオンラインイベントの
開催はありません。

 

このグループセッションだけを
専門に担当している講師です。
年齢は…30代後半~40代前半
くらいの方でしょうか。

 

 

スキルでは,
A講師もB講師も,
それほど大きく変わることはないとします。
どちらも,性格は明るく朗らか。
親身になって相談に乗って,
的確なアドバイスをしてくれます。

 

 

あなただったらこの場合。
AさんとBさん。
どちらを選ぶでしょうか。

 

 

講座の参加者は…
全体的に男性が多めです。

 

そして…
A講師は若い女性ということもあって,
すごい人気ですね。

 

A講師担当の
グループセッションは,
すぐに満席になってしまいます。

 

B講師担当のグループセッションは,
空きが比較的おおくなります。

 

A講師は,
講座の管理運営も一定程度
まかされているようで,
そちらの仕事も忙しいから,
セッションの開催回数自体が
それほど多くないのもひとつ。

 

一方。
B講師は…
このサポートとしての
グループセッション専門で
担当しているようで,
比較的多く,開催しています。

 

 

私がどちらを選ぶのか。
私と直接面識があり,
私のことを知っている人なら,
迷わずB講師を選ぶだろう…

 

ということは
容易に想像がつくでしょう。
私は混雑が嫌いですからね。

 

 

決められた時間において,
一定人数のグループセッションを
行うのですが…

 

 

運が良ければ,
一対一のセッションになることもあります。

 

その場合,割り当てられた時間
全部を自分のためのアドバイスに
充ててもらえるのでとてもお得です。

 

 

選択する決定要因

 

 

…が。
ある時,
たまたま人気のA講師のセッションに
空席があったので,
物は試しに申し込んでみました。

 

 

A講師は
若い女性で,
一生懸命に頑張っています。
私は彼女の倍くらいの年齢でしょうから
若い娘が一生懸命頑張っている。

 

そんな印象です。
もちろん,その習得するスキルについて
彼女は専門家ですから,
私は彼女に教わる立場です。

 

ですが…若い娘が一生懸命
がんばってサポートしている,
という印象です。

 

一生懸命さは好感が持てるし,
そのサポートする内容は,
的確で標準的で効果的であり…
グループセッションですので,
他の方へのアドバイスを聞きながら,
「なるほどなぁ」
と学びになることもたくさんあります。

 

 

そして…
彼女について言えることは…
まさに
「それだけ」
なのです。

 

 

その後…
Bさんのサポートセッションを受けて…

 

率直に,
「Aさんは次無いな」
と思ったのです。

 

なぜか。

 

 

Aさんは,
とても標準的です。
悪い意味で
「教科書的」
なのです。

 

まあ,仕方がないですね。
Aさんは,20代前半。
つまり…二十歳を迎えるかどうかの頃から
「その道一筋」
でやってきている方なのです。

 

もちろん,
スキルを習得するにあたって
いかに的確に
教科書通りに実践するか。
それが効果的で早道なのはわかります。

 

 

が。

 

Bさんは…
これまでの人生経験の中から,
実際にどうやってこのスキルを
適用してきたかを
体験談を交えてアドバイスしてくれるのです。

 

 

アドバイスの説得力も重みも…
まるで違うのです。

 

 

例えば…
ある方が,
現場仕事をしていて,
疲れて眠くて,
なかなか実践できない。

 

そんな悩みを打ち上げた時に…
そのB講師はどうしたか。

 

 

B講師は…
その悩みを抱えた受講生以上に
きつくてハードな仕事を
実体験として,年単位で
経験しているのです。

 

そして…
その中で自分自身で
どう適用してきたか。
そうすればうまくいって…

 

そして…
A講師ではアドバイスしないし
一切言及しないのですが。

 

B講師は…
そこを自己流で崩してしまうことで
それがどのようにうまくいかなかったのか。
そこまで踏み込んでアドバイスしてくれるのです。

 

 

単純に,
そのスキルそのものの
知識スキルの習熟具合は
AさんとBさんとでは,
差がつかないとしても…

 

人生経験の中から
具体的にどう適用してうまくいくのか
もしくは失敗するのか。

 

 

この点が圧倒的な
アドバイスの差になるのです。

 

 

実際には,単純接触頻度では,
オンラインイベント開催回数の兼ね合いで,
B講師よりもA講師のほうが
顔を見る回数は多く,A講師の話を聞く
頻度のほうが多かったかもしれません。

 

けれど…それから何年か経ち…
後から振り返ってみても,
Bさんの「あのときのアドバイス」は
折につけて折につけて思い出すことは合っても,
Aさんのアドバイスを思い出すことは…
特に無いのが現実です。

 

 

若人が頑張ってることは認めるが…

 

 

そして…
AさんとBさん。
単純にAさんが若い…
という点はありますが。

 

 

若い人がひたむきに
頑張っているのは素晴らしいですが。
ぶっちゃけ,対価を払って学ぶ以上,
より価値を感じる方を選んでしまうのは
仕方がないことです。

 

Bさんは…
年齢のわりには,
(単純に私よりも若いのに)
職歴…特に経験の種類の豊富さに
圧倒されます。

 

 

その
「引き出しの多さ」
は凄いですね。

 

私は,
せいぜいコンビニ店員,
大学講師,
法律実務,
そして今のコンサルティング系業務しか
経験したことがありません。

 

引き出しの多さという点でも
B講師に勝てる気がしません。

 

 

いろんなことを経験して,
それを人生の糧として
自分の仕事の価値を高めることに
生かしているB講師の生き様は
あこがれますね。

 

 

B講師みたいに
年単位で違う仕事をこなす…
とまでは言わなくとも…

 

同じ毎日の繰り返し…
では,人生の引き出しは増えず…
そして…その引き出しの多さが,
生き様であり,価値に転化できるなら,
色んな経験を増やしていきたいものです。

 

 

もっとも…
私は生き方を増やすことは
気質的に,向いていないので…
いろんなクライアントから
学ばせてもらうことになるでしょう。

 

あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平

 

お知らせ

これまでを振り返って,
人生経験から「引き出しの多さ」は
それなりにある自負はある。

…が。
その引き出しの多さを統合して,
「自分らしさ」
というものを確立して
ビジネスに活かす。

…ということに
興味があるならば,
私の師匠が,
自分らしい生き様を
ビジネスに活かす専門家です。

 

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