こんにちは。
アップスタッツの飯山です。
非常に暑い日が続きますね。
国内でも一部では梅雨明けしました。
こんなに早く梅雨明けしてしまうと,
この夏の水不足が懸念されますね。
昔…小学生の頃。
梅雨が早く明けたために
水不足に陥り…
夏の本当に暑い時期に,
水泳の授業がなくなって
がっかりしたのを思いだします。
さて,
今日は,アップデートの話です。
見直しとアップデート,
チェックは大事だという
当たり前の話をします。
ちょっとしたきっかけに
なれば幸いです。
熱射病と呼ばれた時代
なかなか時間が取れないため,
非常に暑い…
カンカン照りの中,
草刈りを敢行しました。
本当に暑かった。
もちろん,暑さで疲労したり
汗が止まらないといった問題も
ありますが。
懸念されるのが,熱中症。
冗談抜きで,命に関わりますからね。
はじめから,
草刈りを続ける時間を
想定しておき…
事実上,充電式バッテリーの持続時間ですね。
その持続時間内でも,
自分の状態を意識して,
少しでも不調を感じたら
すぐに中止するように心がけました。
幸い,
熱中症になることもなく。
バッテリーの持続時間が終わる前に,
草刈りそのものが完了したので,
問題はありませんでした。
さて。
この熱中症。
ある時から突然聞くようになった,
という印象があります。
昔は,
熱中症という言葉,
ありませんでした。
熱射病…という言葉だったのでは
ないでしょうか。
また,
時代の変化に伴い,
気候も変わってきたのでしょうか。
昔はこんなに暑くなかった気がします。
昔の文献によれば…
夏は夜。月のころはさらなり。
やみもなほ、蛍の多く飛びちがひたる。
また、ただ一つ二つなど、
ほのかにうち光りて行くもをかし。
雨など降るもをかし。
…とあります。
ご存知,清少納言の枕草子ですね。
現代語訳は省きますが。
少なくとも…
夏は熱帯夜。
湿度がひどく寝苦しくて,
本当にかなわん。
汗だくでベトベトだし,
熱中症も心配だ。
…なんて話ではありません。
この当時よりも,
気温や湿度は上がっている
ということでしょう。
だからこそ,
時代の変化とともに。
熱射病という言葉も,
熱中症という概念にアップデートした
ということでしょう。
対策は二転三転する
炎天下の中で,
運動をする場合。
水分は摂ってはいけない。
そんなことを言われていた時代が
ありました。
私の幼少の頃は
まだそんな傾向が残っていましたね。
ですが。
水分補給は大事…
という話に変わりました。
そして…
今や,そもそも真夏の炎天下では
運動をしてはいけない。
…という,ごもっともな対策に
変わっていきました。
これもアップデートの一貫でしょう。
では…
それらのアップデートは…
アップデートというくらいですから,
以前の状態をより良く改善できているのか。
昔言われていたことよりも,
言われていることのほうが
本当に正しいのでしょうか。
体をよく動かす人であれば,
きっと実感いただけることでしょう。
この後,
激しく体を動かすから,
汗をかくことが想定される。
だから,水分を予め摂っておいたほうがいい。
…と言われますが。
これ,
やったら何が起こるのか。
端的に,しんどいです。
私も,
草刈りの前に,
十分に水分を摂取してから
はじめたら…
驚くほど,
体が思うように動かない。
猛烈な疲労を感じる。
…ということを
経験したことがあります。
そこで…
その道の専門家…
世間で言われているような
「常識」
ではなく,
本当に効果のあることを
教えてくれる専門家に
尋ねてたことがあります。
この話をした所,
早々に言われたのが,
「それ,かえって体が
しんどくなったのでは?」
水分を摂りすぎると
かえって体がつらくなる。
では,
どうしたらいいのでしょうか。
単純に,
「減った分を補う」
のがベストだそうです。
だから
汗をかく前に,
あらかじめ水分を摂ってしまうと,
体が重くなるだけで
かえってしんどくなる。
また,
減った分
「以上」
に補給してしまうと,
これもまた辛い。
実際,
私も草刈りの後に…
あまりも暑いし
たくさんの汗を書いたので…
スポーツドリンクを
立て続けに2本…
1本350mlのものを
2本,空にしたことがあります。
何が起こったのか。
やはり,動けなくなりました。
しばらく,ぐったりしてしまいました。
草刈りを終えた後なので,
問題ないですが…
もし,
肉体労働をする人が,
仕事中に,
水分を摂りすぎてしまったら…
「仕事中」
ということは,
その後も,作業は続くということ。
そんな中で
動けなくなってしまったら,
とても困るのではないでしょうか。
つまり,
アップデートされて,
「やった方がいい」
とされていることを,
そのまま鵜呑みにしたら,
かえって事態が悪化することも
ありうるわけですね。
下手に具体的なことは
言いませんが。
武漢コロナ対策で,
世間…政府などの指導で
間違っている,
かえって逆効果になっているもの,
より害悪になっているものも
あるのではないでしょうか。
アップデートというものは,
よりよい状態にできて,
はじめてアップデートと言えます。
つまり…
アップデートと信じて
盲信するのではなく…
「テスト」
と心得る。
つまり,
以前と比べたときに,
それはよくなっているのか
悪くなっているのか。
注意深く観察して,
良くなっているなら取り入れる。
悪くなっているなら,
また別の仮説に基づいて
改善を試みる。
この積み重ねの行き着く先が
アップデートと言えるのではないでしょうか。
今回は,
熱中症対策の話ですが。
世間で言う
「権威者」
の方法論は…
一定のポジショントークである可能性がある。
むしろ,私はそれを前提にするくらいに,
疑わしいものだと思っていますが。
なので,
アップデートを盲信するのではなく,
「テストと割り切る」
心構えは忘れずにいたいですね。
あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平
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