今日は，
経営者の信念と覚悟が問われる情報発信

について考えていきます。

…というのも，
こんなコメントをいただいたからです。

 

自分が腰痛になった時は、
とりあえず病院に行きましたね。

治療院だと、どこに行ったらいいか
何のあてもなかったので。

 

数日前の記事で，
腰痛になったときの話を例に
解説した所…
このコメントとなりました。

 

さて，このコメントから
マーケティング上に隠された
大問題は何なのでしょうか。

そして
信念と覚悟が問われる
情報発信とは何なのでしょうか。

以下最後までお付き合いください。

 

病院の実態

 

もちろん，すべての病院が
同じかどうかは不明ですが。

 

私自身の過去の体験。

 

クライアントの報告。

 

私のリサーチ結果を踏まえると。

端的に言って，
病院で腰痛は治らない，
ということです。

 

 

実際，
リサーチの結果多かったのが…
病院に行って多かったのが，
レントゲンを撮って

「骨に異常はありません」

ということを確認してから，
湿布薬と…場合によっては屯服薬を
処方して終わるだけ。

…というものです。

 

これで腰痛が治るなら，市販の薬で
治るのですから…
病院なんていらないですよね。

実際，
病院では西洋医学が下地になっている以上，
患者の体を触って治療ということが
あまりありません。

ただ，
骨に異常がない，ということを
確定できることが唯一のして最大の
メリットでしょう。

 

実際に，
体を動かしての
施術などによる治療行為がないことに
驚いた記憶があります。

 

あるいは…
椎間板ヘルニアとかなら，
盛んに手術を勧めてきます。

 

手術なら，整形外科ではなく
外科の兼ね合いになるのでしょうか。

 

ただ，これもリサーチ結果によるのですが，
実際にヘルニアで手術をして
改善するのは3～5%だそうです。

 

それ以外は…変わらない，もしくは
更に悪化する…というデータがあります。

 

 

つまり
端的に言ってしまうと。

病院で腰痛は改善しないのです。

 

 

だから，
然るべき腕のある
整骨院，整体院などの
治療院にいかなければならないのですが。

 

だからこそ，
各院のホームページでは
腕自慢的なコンテンツであふれることに
なっていますが。

 

日本では
「お医者【様】」
なんて表現があります。

様がつくなんて…
何者なのでしょうか…医師って…

つまり，医師信仰みたいな風潮が
あるのです。

だから…
治りもしないのに
腰痛で病院に行く人がいる。
かつてのわたしもそうでした。

 

でも…
本当に直したいなら，
きちんと腕のある治療院を
探して行かなければならないわけですね。

 

 

つまり…
いただいたコメント

 

＞治療院だと、どこに行ったらいいか何のあてもなかったので。

 

これだと，ある意味，治療院の
PR不足ということでもあります。

腰痛を解消するなら，
病院ではなく治療院。
…ということをしっかり
PRすべきところ…していないから，
上述の感想のようなことが起きるのです。

 

経営者の覚悟が問われる

 

 

なので，
それをしっかりプロモーションに
いれなければならないのですが。

 

その旨，提案すると，
断られることが多い。

 

「病院の悪口は書けません」

…だそうです。

悪口ではなく，
単に病院では治療院に行きましょう。
…とうことなのですが。

病院のことは悪く書くことはできない。
という一点張りの経営者がいます。

だから覚悟が問われるのです。

 

病院の悪口を書きたくない…
ということですが。
実態は，要するに面倒なことになったり
怖いから…書きたくないだけ，
ということではないでしょうか。

 

つまり…
その経営者は患者ではなく
自分のことしか考えていない
…というエゴの話なのです。

 

多くの治療院が，
腕自慢ばかりで，
病院には行かずに治療院へ
というメッセージをしているところは
本当に少ない。

あくまでも理想ですが…
患者の為をお思うなら，
しっかりと競合の問題点を
伝えるほうがいいのではないでしょうか。

 

それができない
治療院の先生方が
いかに多いことか。

エゴ自体は
良いも悪いもないですが。

願わくば，
患者の安全と健康への寄与をいしきして，
ライバルの問題点までしっかりアピールできる
じょうほうはっしんが増えたら良いですね，