こんにちは。
アップスタッツの飯山です。
今日は,ある方に尋ねられて
アドバイスした内容を元に,
お伝えしていきます。
お題としては,
自分を成長させたり
スキルを習得するにあたって
活用できる
「1の法則」
の使い方と注意点です。
テストマーケティングにおいても
使われることが多いのですが,
その観点から補足解説していきます。
以下,
最後までお付き合いください。
テストマーケティングの勘所
よく,
マーケティングにおいては
テストが大事…なんて言いますが,
テストマーケティングがなぜ大事なのか。
その勘所があるとしたら
どのようなものでしょうか。
例えば,
広告で提案するオファーが
パターンAとパターンBがあるとします。
このパターンAとB,
どちらがより反応が良いのかを調べるには
テストマーケティングが最適です。
例えば,
チラシを5000枚,配布して…
その5000枚のうち,
パターンAとBをそれぞれ半分ずつにします。
実際に,
どちらが反応が取れるかを
調べればいいだけです。
5000枚くらい撒かないと,
反応が0というパターンもあって
測定できません。
が,1万枚とかまくと,
コストの問題が出てきますから,
ここでは5000枚とします。
単純にAとBとでは,
これで測定できます。
が,
仮にBの方が反応が高いとした場合,
「B」でいいのでしょうか。
さらに精度を高めるには,
AとBだけでなく,
BとC
BとD
などのパターンも探るのが
効果的です。
そこで出てくるのが
「1の法則」
です。
テストマーケティングにおいて
「変えていいのは1つだけ」
です。
オファーと一緒に,
キャッチコピーを変えてしまう…
みたいなことは
やってはいけません。
配布した日が水曜日なのに,
次に配布するのは日曜日…とか
やってはいけません。
変える要素は一度にひとつです。
でないと,
何が原因で数値が変化したのかが
特定できなくなりますからね。
一度に一つ。
そのひとつにフォーカスすることが
1の法則の大事なところです。
これは,
テストマーケティングの例ですが…
今日のお題,スキルの習得や成長も,
まさに同じです。
何か新しいことを習得するときに,
心がけるのは一度に一つです。
その一つを徹底的に磨いて習得したら,
次に進む…というパターンです。
例えば,
「日記を書く習慣を身につける」
なら…
一度に一つです。
なので…
おすすめするのは…
「どんな内容でもいいから毎日書く」
というひとつに絞ることです。
毎日書く,
ということができたら,
内容をブラッシュアップしていくことも
できますが。
でも,
毎日書く,ということができる前から
「毎日こういう内容を書いていこう…」
みたいなことを考えていくと,
たいてい挫折します。
セールスのトレーニングなども
同じですね。
はじめは
あいさつからはじまって
ラポールを築き,
そこからしっかりとニーズを聞き出して…
プレゼンテーションで提案して,
必要に応じて反論処理をしながら,
クロージングを展開する。
…という全要素を
いっぺんに上達させようとしたら
まずうまくいきません。
1の法則で考えるなら…
一度に一つずつです。
なので…
信頼構築に全力を尽くし…
それがそつなくこなせるようになったら,
次は…それをそのまま実践しつつ,
今度は徹底的に
顧客のニーズをしっかり聞き出すことに
習熟する。
という感じですね。
一度に一つ。
テストマーケティングでもそうだし,
スキルの習得やブラッシュアップでも,
一度に,ひとつです。
特に,
今の時代は
忙しく,せわしなく…
時間も,心の余裕もない。
だから,
いっぺんに済まそうとしたくなります。
が…結果的に何もかも身につかずに
中途半端…になってしまいます。
短い時間で確実に習得したいからこそ,
一度に一つ…なのです。
あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平
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