情弱を脱して本質的な知識や思考を身につける考え方と方法

情弱を脱して本質的な知識や思考を身につける考え方と方法

情弱を脱して本質的な知識や思考を身につける考え方と方法
読んで役に立つ,学びがあったと思った方は「いいね」やシェアをお願いします。

こんにちは。
アップスタッツの飯山です。

 

 

先日,
ネットの無料コンテンツでばかり勉強していると
情弱化が加速していく。
そんな話を書きました。

 

 

この記事に頂いたコメントを
紹介します。

 

 

ネットばかりでなく、
最近は情弱化を促すような本も多いですね。
どんどんインスタントで
薄っぺらいものになっていっている気がします。

 

 

 

実際,
薄っぺらい本,
多いですよね。

 

 

私も,以前ほど読書をせずに,
有料動画コンテンツの視聴で
学ぶことが増えました。

 

 

では…
この情弱化をどうやって
脱していったらいいのでしょうか。

 

 

この点も
色んな人が
様々な観点から
言及していますが。

 

今日は,
私の見解から
この情弱を脱していくための
考え方と方法論を
紹介します。

 

 

最初にお伝えしておきますと,
これはほぼ机上の空論です。
正しいし,間違っている要素はないですが,
でも机上の空論です。

 

腕立て伏せを1回できれば

 

「やり方はわかりますよね,
やり方もわかるし1回できるなら
あと1000回できますよね」

みたいなノリの話です。

 

その理由も含めて
お伝えしていきます。
以下,最後までお付き合いください。

 

 

机上の空論の理由

 

 

 

マーケティングのジレンマみたいな
ものでしょうか。

 

 

例えば,
自己啓発が「必要な人」に,
自己啓発を売っても売れません。
セルフイメージが低すぎて,
自己啓発で自分が向上できるとは
思わないのです。

 

 

自己啓発コンテンツを
必要とする人は,
自己啓発が必要ないくらいに
状態やセルフイメージがいい人ばかり。

 

なんてこともあります。

 

必要な人には売れず,
必要ではない人が欲しがる。
マーケティングのジレンマですね。

 

似た例では…
美容関連商品でも…

 

 

それを「必要な人」ではなく,
すでに十分に綺麗な人が,より綺麗に
なるために買う方が多いものです。

 

 

情弱を脱するための
考え方と方法論を紹介しても,
情弱は,
自分が情弱だという自覚が持てないから,
この記事の情報は
まず届かないのです。

 

 

すでに,情弱を卒業していたり
情弱ではない方が
この記事を読むことでしょう。

 

 

 

一応,お伝えします。

 

情弱を脱する最初の一歩は,
自分が情弱だ,という自覚を持つことです。

 

 

 

情弱の対義語って何?

 

 

定義【情報弱者】
マスコミ報道やインターネットなどに触れる機会が少なく、
情報の入手において不利な環境にいる人。
また、情報の価値や真偽の判断に慣れていない人。

 

 

最近は,
ネットに触れる環境が少ない…
というよりも,
ネットの膨大な情報に翻弄されている人のほうが
多いのではないでしょうか。

 

現在においては,
この定義の最後。

 

情報の価値や真偽の判断に慣れていない人。

 

これが,情弱の実質的な定義でしょう。

 

 

では,情弱の対義語は何か。

 

 

情報強者…だとおかしな話です。

 

もともと,
情弱という言葉があって…
それを裏返しただけの言葉です。

 

 

美味しいという言葉の反対が
「美味しくない」
というようなものです。

 

美味しいの反対語は
「不味い」
ですよね。

 

 

 

では,
情弱の対義語は何か。
情弱を脱して目指すゴールはどこに
あるのか。

 

 

ここで…変な言葉を
新しく作る真似はしません。

 

仕事を志事とか
成功を成幸とか…
こういう造語って,気持ち悪く感じるので
私も既存の言葉で表現します。

 

 

情弱は人を指す言葉なので,
同じく人を指す言葉として…

 

私が考える情弱の対義語は

 

識者

 

です。

 

 

定義【識者】
物事の正しい判断力を持っている人。見識のある人。

定義【見識】
物事を深く見通し、本質をとらえる、すぐれた判断力。
ある物事に対する確かな考えや意見。識見

 

 

この見識が身についた状態が,
まさしく,情弱の対義語でしょう。

 

あらためて情弱とは…
既存の情報を自分の頭で考えて
精査して理解することなく
ただ鵜呑みにするだけの人です。

 

だから適用できない。
適用できないから行動もできないのです。

 

 

適用できないから,
そのための情報を
またさらに探します。

 

 

そして…

「知っているだけで使いこなせない情報」

を大量に蓄積している人が情弱です。

 

情弱を相手にするビジネスは,
ある意味「おいしい」です。
自分で考えられないのだから,
ずっと情報を与え続けるだけで
つなぎとめておけるのですから。

 

 

それはともかく。

 

では,
どうすれば情弱から
識者になれるのでしょうか。

 

 

見識の身につけ方

 

 

見識を身につけるための方法論なんて,
それを解説するだけで,
何記事分にもできるし…

 

そもそも,
このような無料ブログコンテンツで
発信するには無理があります。

 

ですので,
ここではきちんと紹介しますが,
本気で実行するには
相応の負荷をかけないと
難しいでしょう。

 

 

とはいえ,
やり方自体はすでに
紹介しています。

 

 

物事をきちんと総論から学んで
各論に進むことです。

 

原理原則をしっかりと
学ぶことです。

 

具体的には,
その分野の
「古典」
と呼ばれるような,
昔から廃れることなく伝わる書籍が
あります。

 

その書籍をしっかり読むことです。

 

 

廃れていない…ということは
時代を超えて通用する叡智が
その本に凝縮されているということですから。

 

 

ただ,
そういう本は,
得てして読みにくいし理解しにくい。
とっつきにくい。

 

だから,
つい薄っぺらいビジネス書,
まとめ本に手を出してしまう。

 

 

簡単に解説した本を
読むことそのものは否定しませんが,
それは「別物」です。

 

それを読んだ上で
「原典」をしっかり読まないと
誤解したり間違って理解してしまうことが
起こりうるでしょう。

 

具体的には…
世界中で最も多くの人に読まれている
ビジネス書があります。

 

「聖書」

 

です。
私はキリスト教徒ではないので,
聖書をバッサリと「ビジネス書」と
断言します。

 

では…聖書を解説した
「小学生でもわかる聖書入門」
みたいな本を読んで…

 

「私は聖書を読んで理解したぞ!」

 

…と思うでしょうか。
いたら…かなり痛いですよね。

 

でも,これが情弱なのです。

 

 

「小学生でもわかる聖書入門」
を読んで,なんとなく雰囲気をつかんだ後に,
聖書をしっかり読む。
ここまでやれば素晴らしいですね。

 

同じように,
各分野で古典的名著があるので,
それをしっかり読むのです。

 

 

身もふたもないですが…
出版される書籍なんて,
その古典的名著の劣化コピーばかりですから。

 

 

 

古典的名著の読み方

 

 

とっつくにくいしわかりにくい。
だから始めは入門書から読んで,
その次に古典的名著に取り組む。

 

それができたら素晴らしいですが,
でも…よくわからないし読んでも眠くなる,
なんて現象も起きます。

 

本を読んで眠くなるというのは
難しくて理解できない時に,
眠気を発するという脳の仕組みに基づきます。

 

その眠気は,
決して睡眠不足から来るものではないのです。

 

 

なので…少し戻って,
読み飛ばしたり理解しそこなっているところを
探して理解し直す。

 

意味の分からない言葉が出てきたら,
辞書を引く。

 

このあたりが,具体的な対策となります。

 

ここまで書いたとおりに
徹底して…古典的名著を読みこなせば,
少しずつ見識の前提になる最低限の
知識や考え方が身についていくでしょう。

 

これをどんどん実践していけば,
見識として昇華されます。

 

できる人はできるのでしょうけど,
情弱な人がこれを独力で実践するのは
上述の通り,かなり難しいでしょう。

 

 

私自身も,独力ではなく,
きちんと対価を払い,
専門家からアドバイスを受け,
何度も何度もフィードバックをもらいながら
時には厳しい指摘を受けながら,
トレーニングを積みました。

 

 

やはり,
いつの時代も,
時代を越えて輝く,
古典的名著をしっかり読むことが
価値がありますからね。

 

あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください