こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。
今日は
目標達成に向けて
粘り強く行動を続けるための
考え方についてお伝えしていきます。
ちょっとした具体例も含めて
お伝えしていきますが
なかなかこれ出来る人と
出来ない人がいるようです。
できる人にとってみたら
何を言ってるのと思うぐらいの
シンプルな内容ですが
できない人にはできないだとしたら
そこをどう工夫したらいいのか
ということになります。
そこも含めて案内してきますので
最後までご覧ください。
あるゲーマー同士のちぐはぐなやり取り
いつの頃か忘れましたが
なにかのまとめサイトの記事か何か
だったのでしょう。
あるゲームプレーヤー…ゲーマー同士の
やり取りについてです。
一人が初級のゲーマーで
もう一人が中級のゲーマーです。
以下,初級と中級と表現します
初級の人が
レベルが低くて敵を倒せず
困っている…という話をすると
中級の人が
「レベル上げればいい」
という至極まっとうなアドバイスをします
初級が倒せない敵の戦力を把握し,
その敵を倒せるレベルを見積もったところ…
一定のレベルに到達すれば倒せる。
…という前提において。
中級はレベリングのやり方を教え…
「2000回ほど繰り返せばいいんだよ」
と言い出すわけです。
その一回やるのに3分ぐらい
かかるようですね。
3分のレベリングを2000回
やるということですから…
ぶっ続けで100時間もやれば
終わるという理屈ですね。
「100時間もあれば終わるから
今週中には行けるでしょ…」
などと軽いノリで
中級の人は平然と言うわけです。
…で,初級の人は
もちろん100時間ぶっ続けて何て
出来るわけもありません。
もちろん中級も
ぶっ続けでやってるわけじゃないでしょう。
けれど
100時間かければ
目標のレベルに到達するのだから
四の五の言わずにさっさとやればいい
というのが中級の考えす。
初級は100時間もできない…
…というやりとりしていて
そこで噛み合っていない様子でした。
そのそんなまとめサイトの内容を見て
なかなか興味深いなと思った次第です。
その私は
そのゲームについて
そこまで詳しくわかるわけでもないし
その背景も知りませんが。
これを読んでいて
わかったことがあります。
中級の人は
(ぶっ続けかどうかはさておき)
100時間やればいい…と思ったら
実際に100時間コツコツできる人だということです。
初級の人は
それをやろうと思っても
できないということです。
当たり前のこと言ってると
思う人もいるかもしれませんが,
これが分かってない人が実は多い。
何よりも,
当事者がわかっていない。
すなわち2000回
粘り強く行動し続ければ
到達できると分かってるのならば
それで2000回できてしまう人がいるということ。
そして2000回粘り強く行動すれば
達成できると分かっていても
その2000回できない人というのが
いるということ。
そして…ここでいう
中級は自分ができるのだから相手もできる…
と思っていて…
だから初級ができないのを不思議に思うわけです。
初級は初級で…
できないのが当たり前なのに
当然にできる家のような言い方をされて
混乱するわけです。
このようにたったこのシーンだけを
切り取って考えてみたとしても
人間にはこの二パターンいるわけですね。
できる人からできない人へ
できる人のやり方を押し付けて
もうまくいかない。
できない人はできない人の
「できるはずがない」
という考えを伝えても,
無能,怠惰,やる気なし…
くらいに扱われるわけです。
このギャップ。
当事者にしてみたら大惨事でしょうけど
傍から見る分には
面白おかしい話です。
自分を知る
世の中にはいろんな方法
いろんな考え方いろんな枠組みで
人をカテゴリする方法があります。
わかりやすいところでは
血液型などがそうでしょう
何型はこういう気質
何型はこういう気質
何型は…
みたいな形ですね
血液型で相手がどんな気質なのかを
判断するのは根拠のない決めつけであり,
人種差別に繋がりかねない…
なんて話も聞いたことはありますが。
それはさておき。
このように個人には様々な気質があり
カテゴリがあるのです。
世の中にはいろんな専門家が
いろんな理論を以て
いろんな物差しで人を判断し
カテゴリしていくわけです。
もちろん,
一つ一つ網羅する必要は
ないわけです。
あえて言うならば
自分が当てにできると思う
ひとつの基準をもって
それで判断するというのが
あってもいいのかもしれません。
…が今日はそこまで踏み込むこともしません。
ポイントはただ一つ。
そういったものさしを活用して自分を知ることです。
例えば
上記の例で言うのならば
2000回やれば目標に到達できると
分かっているのであれば
2000回コツコツと粘り強く行動することができる。
そういう人であれば
別に何も言う事ありません
2000回やればいいのです。
ですので問題はもう一つの方です。
やれば達成できると分かっていても
行動できない人がいるということ。
あるいは,
2000回できる人であっても
やる内容によっては
変わってくるわけですね。
元々がゲームのレベリングの話ですので…
ゲームのレベリングをコツコツ延々と
ひたすらつづけることができたとして。
同じようなノリで
何百件何千件と
飛び込み営業できるかどうか。
それはまた別の話でしょう。
粘り強い気質であっても,
それはそれ,これはこれです。
飛び込み営業は極端にしても
何か知識経験スキルを身につけようとしたときに
コツコツ練習すれば上達するとわかっていても
できないことは多々あるわけですね。
それでもそれをやらなければいけないとしたら
どうしたらいいのでしょうか。
粘り強く行動するためのテクニック
ここまでの登場人物は
初級のゲーマーと
中級のゲーマーでした。
そこにもう一人登場します。
上級のゲーマーです。
上級はこんなアドバイスをするわけです。
初級に対して
次のレベルまであと何回やればいいのかを
その都度把握して
まず次のレベルを目指して
コツコツ続けたらいい
…アドバイスするわけです。
トータル2000回やれば
目標のレベルに到達するのかもしれませんが。
次のレベルまで
2000回やらなければいけない
というわけでありません。
ゲームというものは
初めはレベルが上がりやすくなっています。
1回やるだけで
レベルが三つも四つも上がることもあります。
そのうち三つ上がったのが
同じことを繰り返したら
それが二つ上がるようになり…
一回やると,一つ上がるようになり…
その後三回やるとレベルが
二つ上がるようになって…
どんどんレベルが上がりにくなり…
その後三回やれば
レベルが上がる。
その後五回やればレベルが上がる。
一〇回やればレベルが上がる…
となるのでしょう。
ということは…
次のレベルまで上がる一二回をやることを
目標に頑張る…
というような形で細分化して行き,
まず次のレベルに向かって
頑張るように…
とのアドバイスでした。
それを繰り返していくことで
気がつけば2000回達成できるとのこと。
今の0状態から2000までを見た時に
そのギャップの2000という数字に
打ちのめされて行動できないわけです。
しかし,
細分化して例えば次のレベルまで10回やれば
上がるということが分かっていたら
まず10回…
この場合はギャップが10になるわけです。
10なら…行動できるのです。
10の次は12
12が終わったら15…
このように繰り返していくうちに…
気がつけば2000あった回数も…
減っていくことでしょう。
そしてどんどん2000に
近づいていくわけです。
現状と遠くの目標との間に
あまりにもギャップが大きすぎて
打ちのめされてしまう場合。
世の中には
それでも果敢に突き進んで
いくことができる気質の人もいて…
そういう人が,
すごいとか,価値がある…とか…
思ってしまうかもしれませんが。
そうではないのです。
ここで上級のゲーマーが
アドバイスしたように
細分化して
まずは次のレベルを目指す
というところから
スタートしてみる。
できることから
コツコツ集めて
行ってまず次を目指す。
その次までの距離が
長すぎるのであれば
さらに細分化すれば
良いということですね。
いつの記事だったか覚えてないですが
なかなか興味深い話でした。
私も高い目標を掲げて
行動できなくなることが
多々あるので
この教えはしっかりと
心がけていきたいものです。
2000やればいい…と思って
やりきれる人には憧れますが…
無理なら無理で,
できることをやればいいのですから。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平
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