こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。
今日は…
頭の中に巣食うゴキブリを
やっつけよう…という話です。
なんのこっちゃ…
と思うかもしれません。
特に,
北海道民には
ゴキブリのおぞましさが
あまりリアリティとして
伝わらないので,
よくわからないかもしれませんが。
まあ,
ものすごくおぞましい
昆虫ですね。
さて。
それが頭の中に巣食うとは
どういうことでしょうか。
もちろん,
ゴキブリそのものは
メタファーです。
その正体は何なのか。
どうやって退治するのか。
今日お伝えしたいのは,
私の頭の中に
ゴキブリが巣食っているように…
あなたの頭の中ににも,もしかしたら…
という話です。
以下,最後までお付き合いください。
なお,あまりにもエグい
直接的な描写はありません。
念の為。
夢の正体
話としては,
いたってシンプルです。
夢の中でゴキブリ退治をしていました。
詳しい描写は省略します。
それだけの話です。
ただ,
なぜ夢の中で
ゴキブリ退治をしたのでしょうか。
15年以上前に,
心理学…特に,
催眠療法の専門家から
いろいろと自己啓発への
応用について
教えを賜る機会がありました。
その先生に,
夢の正体についても
教わったのです。
夢…といっても
いろいろありますが。
熟睡している時の夢ではなく。
明け方の…眠りが浅くなっているときに
見る夢について。
それは,
その眠り着く24時間以内に起きた
何らかの出来事が,
反映されているとのこと。
つまり…
不思議な夢を見ても,
それは何らかの
スピリチュアル的な啓示とか
そんなファンタジーではなく,
単に,24時間以内に影響を受けた
何かがあるということですね。
よく,
そういった夢を見た人に,
「あなたには特別な力があります」
みたいな感じで,
近寄ってくるなんちゃって霊能者とか
いるみたいですが。
単純に,
24時間以内に
何らかの体験を通して
影響を受けている
ということです。
もちろん,
「そのまま」
ではなく…
「形を変えて」
夢に影響してくることが多い。
その
「形を変えて出てきた夢」
が…24時間以内のどのどんな体験に
リンクしてくるかは
「解釈」
の話です。
その解釈の話まですると
長くなるし…
それを人に伝えるほどには
精通していません。
ただ,
少なくとも,
だいたい自分が夢を見たときに,
なぜそんな夢を見たのかは
わかるようになりました。
さて。
ゴキブリの夢の話です。
別に,前の晩に
ゴキブリ退治をした…
ということはありません。
きっちり対策をしてからは,
まだ一度も見ていないです。
見ていないのですが…
世の中,
「ないことの証明」
はできません。
悪魔の証明ですね。
悪魔が「いないこと」の証明は
できない。
悪魔を捕まえてきたならば
「いること」
の証明はできますが。
そして…
今回は文字通り
「黒い悪魔」
です。
私がゴキブリ対策を講じて…
それ以来,一度も見ていません。
では,
それは「いないこと」を
示しているのでしょうか。
それがわからない。
だから…
いるかもしれないし
いないかもしれない。
それが何を意味するのか。
例えば…
夜に帰宅して…
玄関のドアをガラリと開けたら…
玄関の壁に,
でかいのがいた。
…という体験がありました。
つまり。
玄関の扉を開けるときに,
「またいるかもしれない」
と警戒しながら扉をあけるように
なりました。
あるいは…
台所で遭遇したことがあるので…
もしかしたら
「またいるかもしれない」
と思ってしまう。
いわゆる,
毒入りの専用餌容器を
置いているのですが。
置いているということは,
そこに容器があり…
影があります。
その影が…
ゴキブリっぽく
見えてしまう。
冷蔵庫を開けようとしたときに,
下からでてくるかもしれない。
ついつい警戒してしまう。
でも…
実際に,もう2ヶ月以上,
一度も見ていないのです。
見ていないのですが…
いるかもしれない…
というゴキブリの幻影に
警戒してしまっている。
では,
ゴキブリはどこにいるのか。
記憶と体験の中にいます。
別の言い方で端的に表現するなら…
「頭の中に巣食っている」
のです。
だから…
現実のゴキブリを退治しても,
頭の中に残っている限り,
なかなか根絶することは
難しいのです。
どこかで,
「もういない」
という確信ができるまでは…
ですが。
そのためにどうしたらいいのか。
このブログで,
ゴキブリ退治の専門的な手段について
語りたいわけではありません。
そう…
あくまでも,
ここでのゴキブリとは
メタファーです。
ゴキブリの正体は何なのか
それは…
将来起こりうる不安です。
現在でも過去でもなく,
未来に「こんなことが怒るかもしれない」と
恐れている状態です。
ということは…
起こるかもしれないし,
起こらないかもしれない。
起こらないかもしれないけど…
でも,「起こったらどうしよう」と
恐れおののいている。
もう,2ヶ月もゴキブリを見てないのに,
出たらどうしよう…
と怯えているのです。
ではどうしたらいいのか。
やることは…
1.最悪の事態を想定する
2.その事態を受けて立つ覚悟を決める
3.今できる対策を講じる
例えば…
ゴキブリが出たらどうしよう…
と恐れているなら…
最悪の事態は…
またゴキブリに遭遇すること
そのものだと言えます。
その場合,
出たらやっつける…と腹をくくって…
手の届くところに,
殺虫剤を置いていく。
いたってシンプルですね。
同じように…
自分の中で脳裏に巣食っている
起こりうる最悪の未来…
例えば,
会社が倒産したらどうしよう…
なんて不安に怯えているなら…
実際に,会社の倒産を経験したことがある人の
話を聞いて…
その時はその時…と
開き直る。
そして…
今できることに取り組めばいいのです。
これが…
頭に巣食うゴキブリ…
将来起こりうる不安を
撃退するシンプルな方法です。
最後に。
会社は,会社です。
10年後に残っている会社は
5%だと言われています。
つまり…
95%の会社は存続していないのです。
だから…
そんなことはないといいな…とは
心から思いますが。
あなたの会社が
存在しなくなる日も,
起こりうるのです。
私から言えることは…
きちんとした専門家に相談すること。
そして…決して,思いつめて
早まったことはしないでほしい。
まさに,
会社が倒産することの
最悪な事態は…
経営者が自殺したり
家族と無理心中してしまうことです。
それ以外なら,どうにでもなります。
会社は残らなくても,
人生を立て直すことはできるのです。
だから…
どこかで腹をくくって…
最悪な事態の可能性に直面して,
そうならないように迎え撃って欲しい。
そんな話でした。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平
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