広告が憎まれ嫌悪されるものと定義づけしてまった罪深い行為

広告が憎まれ嫌悪されるものと定義づけしてまった罪深い行為

広告が憎まれ嫌悪されるものと定義づけしてまった罪深い行為
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

 

今日は,理想論について
語ります。

 

 

そもそも,
原則があって,理想の姿があって,
ただ…それがわすれられてしまった。

 

だから,
凄く当たり前の話だし
人によっては
「今更何を…」
という話になるかもしれない。

 

ただ,
おかしいものはおかしいし,
正しいものは正しいのです。

 

 

役に立つ話ということではなく,
考えるきっかけとして,
最後までお付き合いください。

 

 

広告ってそんなに憎まれるものだろうか

 

 

 

ある調べ物を
していたときのことです。

 

Youtubeに参考になりそうな
コンテンツがあったので,
動画を見ていました。

 

 

すると…
動画に割り込んでくるものがあります。

 

 

そう,広告です。

 

 

動画の始まる前。
…だけでなく,
動画の途中にも
カットインしてきます。

 

あれ…
実に不快です。

 

 

前からずっと
不快に思っていたのですが。

 

 

 

ふと,気になって
少し考えてみました。

 

 

この広告がイラっとするのは
なぜなのか。

 

 

そのイライラの正体は
何なのでしょうか。

 

 

広告って,
そこまで憎まれ,嫌悪され,
イライラするものなのでしょうか。

 

 

これ,そこまでイラッとする?

 

 

この,
視聴している動画に
割り込んで広告してくる存在。

 

 

他に,
あなたもきっとご存知でしょう。

 

テレビCMです。

 

そこで,
ふと思ったのです。

 

テレビCMって,
そこまでイライラするものなのでしょうか。

 

 

なんとなく,
「そういうもの」
として受け入れているのでは
ないでしょうか。

 

 

もちろん,
イラッとすることもあります。

 

例えば,
私個人の感想で言うならば,
越○製菓のCMとか,
騒がしくてウザい。
メッセージ性のかけらほども感じない。

 

 

ただの騒音です。

 

一方…
例えば,昔は好きで
よく見ていたのが,
笑点。

 

笑点のCMで,
某お線香の会社のCMとか
養○酒や,きゅう○んとか…
何も気に障るものはありません。

 

つまり,
CMの中身で
気に障るものはあっても…
CMが挟まれることそのものに
イラッとすることはありません。

 

…が。
Youtubeの動画は,
CMが挟まれることそのものに
イラッとします。

 

この違いは何なのでしょうか。

 

単に…
習慣であり,認知度の問題です。

 

例えば,
テレビCMというものは,
企業が番組のスポンサーになって
制作費を獲得する。

 

 

当然,企業は営利団体ですから,
慈善活動で番組制作費を負担するわけではない。

 

だから…
CMという形で広告宣伝する。

 

…という,この構造を
視聴者側はなんとなくであっても
認識しているわけです。

 

 

結果として,
CMが存在することそのものに
イラッとすることは多くはない。

 

 

長年の習慣でもありますからね。

 

 

けれど…
Youtubeはどうでしょうか。

 

 

そもそも,
昔は動画再生中に
CMが挟まれることはなかった。

 

けれど…
ある時から,
動画再生を「妨害」するように
なってきたのです。

 

 

 

広告を悪と評価する行為

 

 

さて,
突然ですがここであなたに質問です。

 

ある契約についてです。

 

AさんとBさんが
契約をします。

 

AさんはBさんにお金を払います。

 

 

BさんはAさんにその対価として,
「何もしない」
としたらそれはどうでしょうか。

 

更に言うならば,
AさんがBさんにお金を払わなければ
BさんはAさんに殴る蹴るの暴行を加え,
罵倒し,様々な嫌がらせをする。

 

だから,
AさんはBさんにお金を払って,
その嫌がらせを止める。

 

 

例えば,
紛争地帯に行くので,
第三者の攻撃から身を守るための
護衛として契約するならともかく。

 

加害行為を止めるのが契約の
中身になる。

 

この契約の妥当性は
どう思うでしょうか。

 

 

もちろん,
この契約は違法です。
そして,無効でもあります。

 

 

似たような例として…
ヤクザの「みかじめ料」が
ありますね。

 

みかじめ料を払えば,
ヤクザの嫌がらせがなくなる。

 

 

けれど…
みかじめ料を払わないと…
まあ,詳しくは省略しますが。

 

 

つまり,
妨害,違法行為,嫌がらせを止めるのに
お金を払う,という行為。

 

何かに似てないでしょうか。

 

 

そう…有料プランです。

 

有料プランにすると
「広告宣伝」
が入らなくなるという
項目があります。

 

 

もちろん,
運営にはコストが掛かり…
そのコストを
広告費で賄っているのであり…

課金してもらうことで,
広告宣伝しなくて済む。

 

構造上の話であり…
理屈ではわかるのですが。

 

 

でも…
これって,
ヤクザのみかじめ料と
似たようなものではないでしょうか。

 

カネ払わないと,
動画の視聴を妨害し,嫌がらせする。
課金をすれば,
嫌がらせをしない,ということですから。

 

 

もちろん,
有料プランの項目は
他にもいろいろあるでしょう。

 

何よりも,
その動画コンテンツの
視聴プラットフォームを
利用しているという前提がある以上,
嫌がらせではなくビジネスなのですが。

 

 

でも…それは理屈上でのこと。

 

 

動画を見ているときに,
いきなり妨害されたら,
それは不愉快になることでしょう。

 

 

 

このように,
有料プランで課金すれば
「広告しない」
というやり方をしたことで,
広告はますます嫌われ疎まれ…
憎まれるものとなったのです。

 

 

もちろん,
それは私のような
マーケッターでも同じです。

 

 

例えば,
カピバラの動画を見て,
のほほんとしている気分のときに,
CMが挟まり…
それが,また酷い出来だったら…

 

何がいけないのか。
どうすればいいのか。

 

 

…と考え始めて,
バチンとマーケッターとしての
意識のスイッチが入ります。

 

 

もともと,
プライベートの時間に
好きなことをするために
カピバラを見ていたはずなのにです。

 

 

もちろん,
広告主にとっても
大いにデメリットがあります。

 

そもそも,
ろくに見てもらえない。
注意を向けられない。

 

それどころか…
その動画視聴を妨害されたヘイトが
スポンサー企業に
向けられるという事態にもなりかねません。

 

広告主にも,
ユーザーにも不幸なことですね。

 

 

さて。
あらためて確認です。

 

 

広告はそこまで憎まれるべき
悪なのでしょうか。

 

 

違います。
この場合,運用の仕方が悪なのです。

 

なぜなら…
顧客は自分の欲しい情報は欲しいからです。

 

例えば,
冷蔵庫から異音がしているので
買い替えを検討しているときに,

 

「失敗しない冷蔵庫の選び方」

 

なんて広告が入ったら,
それは気になるし見たいと思うでしょう。

 

だから…
広告そのものが悪ではないのです。
運用の仕方が悪なのです。

 

 

現実には,なかなか難しい。
だから,あくまでも「理想」です。

 

 

顧客側が広告を見て
「いい広告だった」
と感謝されたり
ありがたく思われる。

 

それが理想です。

 

あるいは,
面白いと思ってもらえって
興味を持ってもらい…
そこから良い関係を築くきっかけになればいい。

 

 

それ以上に,

 

顧客に憎まれ嫌われ…
妨害だと罵られ…
そしてヤクザのみかじめ料と
同じような「嫌がらせ」に
広告が貶められていることは
残念でなりません。

 

 

繰り返します。
理想です。

 

 

成果に繋がり,かつ
顧客にも嫌われない。
そんな広告運用が出来たらいいですね。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

 

 

 

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