こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表，
経営軍師の飯山です。

 

今日は手短に。

 

セールスにおける
「売る罪悪感」
を軽減する方法について
紹介します。

 

 

ありふれた表現ですが，

「ブレーキとアクセルを
両方踏む」

なんて言い回しがあります。

 

これは…
車にとって
とてもよくないですよね。

 

それは人間も同じ。

 

売ろうという意図と，
売ることへの罪悪感が
自分の中で衝突し，
空回りしたら…
摩耗しますよね。

 

 

これはどのように改善したら
いいのでしょうか。

 

ひとつのシンプルな方法を
紹介します。

 

 

あまりにも当たり前の話なので
期待せずに，
最後までお付き合いください。

 

 

売ることへの罪悪感の原因

 

 

以前に，
ある経営者に依頼を受け，
会社に行って
セールストレーニングを
したことがあります。

 

 

そこで，
ひとつ尋ねてみました。

 

 

「率直に，
売ることへの罪悪感を抱く人は
手を上げてください」

 

 

一部の経営陣を除いて，
軒並み手を上げていました。

 

 

売り込みへの罪悪感。
根強いですね。

 

 

では，
なぜセールス，
売り込みへの罪悪感が
生まれるのでしょうか。

 

 

いろいろあるでしょう。

 

例えば…

 

セールスにおいて
断られると，
自尊心がダメージを受ける人の場合。

 

セールスの拒否は，
売る人への人格攻撃でも
なんでもないのですが。

 

自尊心にダメージが
行ってしまう人がいます。

 

売って，
断られるたびに，
メンタルが被弾するのですから
たまったものではありません。

 

が。

 

売らなければいけない。

 

このギャップに
「売ることは相手にとって迷惑行為だ」
みたいな転嫁をして，
それ以上被弾しないようにする。

 

…という人もいるでしょう。

 

 

売ることへの嫌悪の源

 

 

あるいは，
シンプルに，
売ることで罵倒されたり
嫌がられらたり
無視されたり…

 

 

という体験をしたことが
あるかもしれませんね。

 

 

露骨に
罵倒されたら，
鋼のメンタルでもない限り，
ダメージを被るでしょう。

 

 

何よりも…
嫌悪感を抱かれたり，
そっと距離を取られたり，
無視されたり。

 

 

迷惑に思われている，
ということだと
判断されます。

 

 

ある程度の
道徳観念を持っている人は…

 

「人にいやられることは
してはいけない」

 

という考え方を
もっているのでは
ないでしょうか。

 

少なくとも，
自分はされて嫌なことは
人にするのは気後れする，
ということですね。

 

 

これが…
罪悪感の一つの原因では
ないでしょうか。

 

 

あとは…
売れば売るほど
人を不幸にする
商品やサービスだと
わかっていて…
でも売らなければならない，
という場合もありますが。

 

 

これは
掛け値なく迷惑行為ですので，
それはまた別の話です。

 

 

さて。
ではどうしたらいいのでしょうか。

 

 

解決策はコレ

 

 

 

お腹いっぱいで眠い時に
何度も何度も何度も何度も
執拗に食事に誘われたら，

 

「やかましい」

…と言いたくなるのも
やむなしではないでしょうか。

 

では，
お腹が空いている時に
誘われたら，
また別の反応になりますよね。

 

 

つまり，
必要のない人や興味がない人に
売り込みをかけたら，
それはけんもほろろな対応を
されても仕方がないでしょう。

 

 

最たるものは
飛び込み営業。

 

必要のないものを
売り込んでくるだけでなく，
仕事の妨害までして，
もはや嫌がらせの領域です。

 

 

飛び込み営業に対して，
対応がきつくなる人がいるのは
想像に難くないでしょう。

 

 

もちろん，
飛び込み営業とか
必要のないものを売り込んでくる人へも
最低限の礼節を持って
対処したほうがいいとは思いますが。

 

 

それはさておき。

 

必要のないもの，
興味のないものを
売り込むから
対応がきつくなるのです。

 

 

興味のない人に
売らなければいいのです。

 

興味を持ってもらい，
それから売ればいいのです。

 

あるいは，
興味を持っている人にだけ
売ればいいのです。

 

 

冒頭でお伝えしたとおり，
至って当たり前でシンプルな話ですね。

 

 

売ることへの罪悪感への特効薬

 

 

 

きっと，
感謝が足りないのでしょう。

 

つまり，
売ることで，
感謝される，という体験です。

 

同じものをセールスしても
ある人からは罵倒され嫌がられる。

 

でも，
興味があって欲しいと思う人にうれば
感謝されるのです。

 

 

感謝されるために
売るわけではないですが。

 

でも，売って喜ばれる体験は必要です。

 

だからこそ，
必要としない人，
興味がない人には売らずに，

 

 

興味を持ってくれる人に
しっかり売るために…

 

マーケティングは
欠かせないものなのです。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社　経営軍師　飯山陽平

 

 

 

　

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