乱れて社会不穏になった時に経営者がやるべきこと

乱れて社会不穏になった時に経営者がやるべきこと

乱れて社会不穏になった時に経営者がやるべきこと
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

 

今日は…
とりとめもなく
思っていることを書いていくことにします。

 

 

というのも…
例えばですが,
ガソリンを入れに行くと,
行く度にどんどん価格が
上がっています。

 

 

ガソリンに限らず,
食糧品その他
様々なものが
値上がりしています。

 

 

あるいは,
ある機器を修理するに当たって,
部品が入ってこないから
修理できない。

 

なんて話もあります。

 

 

ある工務店の方に
話を聞くと…

 

必要な資材が
入荷できなくて,
どんどん工期が遅れていったり…

 

あるいは,
契約したときから
工期までの間に
資材が大きく値上がりしたため,
契約したときの金額では
赤字になりかねない。

 

なんて話を耳にしました。

 

 

様々なところで,
様々な陰鬱な話を聞きます。

 

具体的な話は避けますが,
社会全体が不穏な感じですね。

 

 

では,
こんな時代において
どのように考えて
日々過ごしていったらいいのでしょうか。

 

 

私達は経営者ですので,
会社経営において,
特に売上アップ,
集客,マーケティングにおいて
どのように考えたらいいのでしょうか。

 

 

記事の結論としては
ありふれてつまらない話です。

 

ただ,
そんなありふれたことを
どれだけ大事にできるかどうか,
という話でもあります。

 

以下最後までお付き合いください。

 

 

実力さえあればいい?

 

 

昔。
私が高校時代の頃,
少々記憶が曖昧ですが。

 

 

定期テストで,
かなり想定外の内容が
出題されました。

 

結果として,
平均点は大きく下がり,
赤字で補習になる人が続出。

 

そのことに,
同級生たちは,
不平不満を言っていたのですが。

 

担任の教員は…
(テスト科目の教員とは別です)

 

「もし,
学年全員が赤点だったら,
出題に問題がある」

 

 

「けれど,
日頃から勉強している者は
こういう出題でも,
しっかりと点を取れる。

 

日頃から,勉強しているかどうか
であって,出題に文句を言う方がおかしい」

 

…と言っていたことがありました。

 

 

当時は
それはそれで納得したものです。

 

 

実際,
これは定期テストでしたが…

 

その後,何年か経って,
国家試験を受験しました。

 

その時にも
似たようなことを
言われたからです。

 

 

その年の出題は,
かつて無い「悪問」と言われ,
何を問いたいのかさっぱりわからない。
解答速報などでも見解が割れ…

 

しばらく後に,
その年の過去問解説でも,
やはり何を問いたいのかが
よくわからない,
謎の出題だったらからです。

 

私はその年,
はじめてその国家試験を受験。
ても足も出ずに敗北して…

 

 

この出題に対して
恨めしい気持ちを抱いたものです。

 

が。

 

「もし,本当に悪問だったら,
この年に合格した受験生はいない」

 

「でも,合格者はいるし,
合格者数自体は例年と同水準である」

 

とのこと。
その上で…

 

 

「結局は,実力がある人は,
こんな悪問が出題されても,
しっかりと点は取れる」

 

とのことでした。

 

 

講師の,この言葉を
肝に銘じ…
無事,翌年に
合格することができました。

 

…が。

 

 

今になって
疑問に思うことはあります。

 

実力さえあれば
それでいいのだろうか。

 

 

実力って何?

 

 

単純に,テストであれば,
どれだけ勉強して
学力,知識や考え方,
正答に導く力を
蓄積できるかどうか,です。

 

では,それだけでいいのでしょうか。
わかりやすいところでは…
メンタルでしょう。

 

つまり,
まったく想定もしていなかったような
出題があったら,
頭が真っ白になってしまいます。

 

 

頭が真っ白になって
フリーズしたり…
復帰するまでに要する時間。

 

これも,
ある意味,実力と言えるかも
しれません。

 

あるいは,
実際に解答していく中で,
答えがわからなかった時に…

 

 

わからない問題をさっさと飛ばして
そこに注意を残さずに
次の問題に集中できるかどうか。

 

 

これも…
メンタルの部分でもあり…

 

 

これは,
学力「だけ」を磨いていては
身につかないかもしれませんね。

 

私自身も,
実際にわからない問題にぶつかり…
気がつけば5分経っていました。

 

この5分は…
かなり大きなロスでした。

 

 

翌年に,
そういったこともある,
と想定して,対策を考え…

 

模試などで
何度か試してから
本番に望んだので…

 

翌年にはかなり時間にゆとりを
もつことができましたが。

 

これは…
勉強「だけ」していれば,
いいというわけではなく…
試験「対策」として
大切なものです。

 

 

つまり…
教員が言うような,
「勉強して実力さえあれば,
どんな出題でも…」
というのは,
かなり言葉足らずだったのではないか。
今にして思います。

 

 

これらを踏まえて…
では,私達は経営者です。

 

 

この不穏な時代に
どのように向き合っていったら
いいのでしょうか。

 

 

ビジネスの実力って…?

 

 

 

ビジネスは
学校や資格試験のテストほど

 

「わかりやすい」

 

ものではありません。

 

タイミング,運,
背景,その他様々な要因も
複雑に絡み合ってきます。

 

 

実際,
ある成功した人に対して
周りから
「運が良かっただけ」
と陰口を叩かれる,
なんて話もありますね。

 

 

ただ,
本当に運が良かっただけで
「成功」
できるほど甘い時代ではなく…

 

運と実力が噛み合ったから
成果につながったのでしょう。

 

逆に言えば,
実力,スキルや経験は
たくさんあっても,
機会に恵まれなかったり…
メンタルの問題で
うまく行かなかったりすることは
多々あります。

 

この点,
どう考えたらいいのでしょうか。

 

 

例えば…
上述の例で言えば,

 

 

様々なモノの値段が
上がっている。

 

…という話をしました。

 

 

モノの値段が上がること自体は
自分でなにかできることは
ありません。

 

では,
どうしたらいいのでしょうか。

 

物の値段が上がる…
つまり,経費が増えても,
問題ない会社経営にする。

 

そのためには安売り,
薄利多売,
値引き以外の集客をしたり,
しっかり価格を維持したり…

 

 

場合によっては
値上げを含めた
単価アップの施策を
しっかり講じられるかどうか。

 

ここでは
2つの側面があります。

 

ひとつは…
施策を実行できる
知識経験スキルがあるかどうか。

 

もう一つは,
それを実行に移せるかどうかです。

 

これはあくまでも一例であって…
結局…どんな時代においても,
どんな状況であっても,

 

できることをやるしかないのです。

 

社会不穏を,
どうにかすることはできません。

 

 

物の値段が上がることを
止めることもできません。

 

できることをやるしか無いのです。

 

そのためには,
日頃から
「できることを増やす」
「できることをよりうまくできるようにする」
研鑽が欠かせないのです。

 

 

最後に。
世の中が乱れれば乱れるほど。

 

「動じない人」

 

は…安心感を生み,
まわりの撹乱を収めます。

 

あなたが…
周りを安心させ,
撹乱を収められる側の人であると
いいですね。

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

 

 

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