夢が敗れた後の幸せな生き方への模索

夢が敗れた後の幸せな生き方への模索

夢が敗れた後の幸せな生き方への模索
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

 

今日は,マニアックなエッセイを
書いていきます。

 

 

お題としては
「夢が敗れた後の幸せな生き方への模索」
とでもしておきましょうか。

 

 

人間,
夢を追って生きる,
という在り方はありますが。

 

では,
その夢が敗れたらどうなるのでしょうか。
そこから人生をどう立て直したら
いいのでしょうか。

 

 

今日この記事を書いている
私の立場から,
何を思うのか書いてきます。

 

 

以下最後までお付き合いください。

 

 

夢が破れると不幸になる理由

 

 

 

夢が破れる。敗れる。
どちらも同じような意味で
使っています。
いずれも,「夢が実現しなかった」です。

 

ここでは敢えて
「夢」
と書いていますが…
一般的には「目標」とでも
したほうがわかりやすいかもしれませんね。

 

 

先日,興味深い記事を見かけました。
マネジメント系の多い
コンテンツの中で…
お題は「面接」です。

 

 

ある方が書いた記事なのですが。
その方は,

 

面接を受けた時に,
「当社の志望動機はなんですか?」
と聞かれ…

 

「特に無い」

 

と答えたそうです。

 

面接官は,

 

「まだ今なら間に合いますよ。
当社を応募した理由を教えてください」

 

と問いただすと,
うんざりして出ていったそうです。

 

もちろん不採用。

 

 

別の会社で,
同じことをしたところ…
そこの面接官は老獪だったようです。

 

どんどん掘り下げて,
何もかも聞き出されてしまった,
なんて話でした。

 

理由としては…
もともと,
パイロットを目指して何年も
ずっと頑張っていた。

 

けれど,
パイロットになれないことが
確定したので…
諦めて就職活動している。

 

だから,応募動機などない,
とのことでした。

 

 

すると,
面接官は,
なぜパイロットを
目指したのかなど
いろいろと聞き出し…

 

 

 

最後に,

 

「目標を持って
必死で努力したことは
無駄ではない」

といったことを言い…
業界2位の大手上場会社に
内定が決まったとのこと。

 

 

お題としては…
このご時世に,
「面接してやってる」
「応募動機など真剣にあるなどという考えが間違っている」
という趣旨の記事ですが。

 

 

私としては,
このパイロットという目標に向かって
努力した。
けれど実現しなかった。

 

その時,
このひとは
ある意味「やぶれかぶれ」で
就職活動をしたけれど,
実際のところ,
どう人生を立て直すことが
できるのだろうか…いろいろ
考えます。

 

 

逆の立場に回った話

 

 

実は,
私はこのエピソードの
逆の立場になったことがあります。

 

 

ある女性の話です。

 

彼女は,
漫画家として商業デビューしようと
必死で努力してきました。

 

 

当時は,
業界ではトップクラスの雑誌
「週間少年マガジン」
で,読み切り作品が掲載されたことも
あったそうです。

 

 

そこまで行ったのですが…
そこで読者からの評価が高かったら
連載になったのでしょうけど,
そうではなかった。

 

 

結局,
親との約束である
「25歳までに連載が開始出来なかったら
漫画家としての道を諦める」
…にしたがって,
当時,求人募集していた
私の事務所に応募がありました。

 

 

残念ながら,
クリエイターという在り方が
当時の職種であるロジカルな
法律職とはなじまなかったので…
試用期間で契約終了となりましたが。

 

 

はたして,
彼女の心情はどうだったのか。

 

 

 

諦めきれない男

 

一方。
ある自己啓発系セミナーに
私が何年か通っていたのですが,
そこで知り合った人がいます。

 

その人は弁護士になろろうと
何年も司法試験を受けていたのですが
合格せず…

 

そのうち,法科大学院の制度ができて,
3年受験しも,不合格。

 

3回でダメだった場合,
極端に合格率が落ちる制度になっている
らしいですので…

 

そこで,
司法書士試験に切り替えたとかなんとか…

 

まあ,その後は知りませんが。

 

では,
その人は,弁護士に本気でなろうと
必死だったのでしょうか。

 

私が知る限りでは,
試験本番2週間前とかに,
その自己啓発系セミナーのメンバーを集めて
飲み会の企画とかを毎年やってたので…

 

私の目には本気には見えなかったですが,
まあそれは大した話ではありません。

 

 

夢が敗れる2つの原因

 

 

ここまでの事例から,
夢が敗れる2つのパターンがあります。

 

 

一つは,
現実的に
「無理」
というラインに到達してしまった時。

 

もう一つが,
何らかの事情で
「それ以上夢を目指すことができなくなった」
時です。

 

 

前者が…たとえぱパイロットだったり…
司法試験の「3回ルール」だったり…

 

アスリートなどは
事実上の年齢制限があったり,
怪我で選手生命が尽きることも
あるでしょう。

 

 

後者は…
漫画家を志していた女性が
該当するでしょう。

 

 

共通するのは…

 

 

本気で目指していた夢ならば…
それが断たれた時に,
程度の差はあれど人生を見失うということです。

 

 

人生全般を左右する,
決定的な目標があって…

 

 

それを目指そうと死にものぐるいで頑張って
その夢が断たれるということは,
人生の行く先を失ったも同然です。

 

 

後者の例は,
人によってはある意味
もっとたちが悪いかもしれません。

 

その道に到達できない,
ということに直面できない場合,
かなわないことを
うすうす感じながら,
だらだと目指し続けることになり,
人生を浪費してしまうことでしょう。

 

 

幸福に生きるにはどうしたらいいのか

 

 

いずれにしても,
夢や目標が断たれることは
非常に不幸なことです。

 

 

幸福とは,
自分にとって大切な目標に向かって,
障害を突破しながら進んでいく

過程

のことです。

 

 

夢が実現することが
幸福ではなく
夢に向かって進んでいくことが
幸福なのです。

 

ある意味,
夢が実現してしまうことも,
下手をしたら不幸になる要因です。

 

なぜなら
夢に向かって進んでいく過程が
幸福だとしたら…

 

 

それを反対に解釈すると,
不幸とは夢がないことだからです。

 

 

 

幸福を取り戻す2つの方法

 

 

 

至たってシンプルですね。

 

夢がないことで不幸になるなら,
夢を取り戻せばいいのです。

 

やり方は2つ。

 

 

新しい夢を見つけるか,
もともと抱いていた夢を
再度追いかけるか,です。

 

 

後者は場合によっては
できない人もいるでしょう。
その場合は,新しい夢を見つけて
生きることになります。

 

 

ただ…
本当に目指していた夢が大きいほど
そして…それに費やしていたエネルギーが
大きいほど…

 

それが断たれたときの反動は大きいものです。

 

まあ,
私の話ですね。

 

私は10年以上前に,
ある夢が敗れて…

 

燃えカスのような生き方をしてきました。
もう10年以上,
そんな生き方をしてきたでしょうか。

 

能力,スキルの無さ,
考えの未熟さ。
様々な要因があり,
後悔することはたくさんあります。

 

 

ですが…
そろそろ,再起しないと,
本当に不幸な人生に終わりそうですね。

 

 

夢が叶うかどうか…
ではなく,
夢を取り戻して,
それに向かって突き進み,
前のめりに倒れて燃え尽きる。

 

 

そんな人生の終わり方だったら
本当に幸せなことかもしれませんね。

 

 

ただ…
不完全燃焼だから燃えカスなら…
完全燃焼したらどうなるのか。

その時は…
夢がかなえばいいですが。

力及ばずかなわなくても…
完全燃焼できたのなら,
また充電期間をおいて,新しい夢に
向かってすすめそうですね。

 

 

未練を残すこと無く,
全身全霊で,夢に向かって進んでいく。
これがもっとも幸福であり,
結果的に人生を立て直しやすい
生き方なのかもしれません。

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

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