こんにちは。
アップスタッツの飯山です。
昨日は，
お金を掛けずにお金を稼ぐ話をしました。
このパターン，
いろいろありますが，
昨日は…
あらたなリソースを使わなくても
収益源に繋げられる考え方を
紹介しました。
今日はこの考え方を，
もう少し掘り下げて紹介します。
隠された資産と4ステップ
この，
あらたなリソースを注ぎ込まなくても，
収益に繋げられる発想を
世界ナンバーワンマーケティングコンサルタント，
ジェイ・エイブラハムは，
「隠された資産」
と呼んでいます。
資産とはいろいろありますが…
ビジネスにおいては，
資産をつぎ込んで投資をして，
そこから売上等を獲得します。
何も投じなくても
売上を獲得できる…というのは，
釣りに行って，釣り針に何もつけずに
釣りをするようなもの。
釣果は見込めません。
何らかのものを投下して，
そこから収益を生むのですが
すでに資本投下したあと，
十分に活用されないまま
眠っているものもあります。
それらを活用するのが，
「隠された資産」
という考え方。
昨日は…
銭湯が午前中営業するには，
お湯を張って，従業員が常駐して…
相応のコストがかかります。
が。
温泉宿であれば，
もともと宿泊客が午前中に
入浴できるようにしてあります。
しかも，温泉で，
かけ流しだった場合，
そこに大きな水道光熱費は
かかりません。
ならば…
日帰り入浴客を集客しても
問題ない，という考え方でした。
<参照>
この隠された資産を活用するには
4つのステップが考えられます。
一つは…
もうここまでの時点で
クリア済みです。
すなわち…
隠された資産とは何か。
…ということを理解することです。
知らない，理解していない概念であれば，
それを活用するなどできないですからね。
2番目。
実際に，自社の中で
隠された資産を探してみることです。
ポイントは
「探すこと」
です。それ以上の話ではありません。
なぜならそれは次のステップだからです。
3番目。
その見つけた何かを，どう活用できるか考える。
人によっては，
順番が逆の場合もあります。
つまり，
何かをやりたいのに
リソースがなくて，それが実行できない。
だから，
その不足するリソースの代替案を
自社の中で探す。
…という場合もあるでしょう。
例えば，
二番目→三番目のパターン。
社内の営業マンが，
名刺交換してもらった名刺を
大量に抱えたまま何もしてない。
…という場合があります。
この場合，
そのもらった名刺は，
相手と実際に会ってもらった名刺ですので，
見込み客，潜在顧客になりうる存在です。
これらを一元管理することで，
広告を打たなくとも，
マーケティングキャンペーンを展開することが
できます。
一方。
三番目→二番目の場合もあるでしょう。
同じ例です。
ある会社が，広告宣伝したいけど，
予算がなくて困っている。
この場合，
セールスする相手…見込み客…
要するにアポが取れないから
困っているわけですね。
でも，社内には，
すでに一度以上アポを取った人たちの
情報が大量に眠っています。
社内の営業マンが，机の中にしまい込んでいる，
顧客情報…過去に名刺交換で獲得したものが
あるので…
そこにアプローチすれば，
広告を出さなくても，
アポを取る相手を探すことはできるでしょう。
ここまでが第二段階，第三段階です。
第四段階は…とてもシンプル。
実際に，それらを活用して成果を出すことです。
ポイントは，
実際に成果を出すこと。
活用するだけでは足りません。
実際に，活用して成果まで出して…
自分の中で，
「あ，こんな…日頃から目も向けていなかったもので
こんなに成果が出るんだ…」
という実感があれば…
第一段階における，
実際に有効活用できていない
隠された資産を見つけやすくすることも
できるでしょう。
なお，
この隠された資産を探す
「おすすめしない効果的な方法」
があります。
そう，おすすめしません。
効果はありますけどね。
それは，
第三者に探してもらうことです。
隠された資産という概念を理解している人から，
実際に隠された資産を探してもらい…
場合によっては，第二，第三までの内容を
提案してもらえば，効果的ですね。
要するに，
それができるのは，
コンサルタントが多いですから…
コンサルタントに探してもらうのが
ひとつの方法です。
実際，
私も目についた，
クライアントの隠された資産は
どのように活用するのかも含めて
アドバイスします。
しますが…
おすすめはしません。
なぜなら，
自分で見つることに価値があるからです。
五番目のステップ
隠された資産を活用する四つのステップ
…などと言いながら五番目です。
これ，
一番目から四番目までを
きちんと習熟すると，はじめて見えてくる
ステップです。
五番目のステップは…
「他社の隠された資産を見つけること」
です。
自社ではなく，
他社です。
他社の隠された資産を見つけると…
何ができるようになるか。
ジョイント・ベンチャーができるようになります。
ジョイント・ベンチャーについて
いろいろ勘違いしている人が多いですが。
一歩間違えると，
提携を提案した相手から，
「なんでウチがあんたを儲けさせなければ
ならんのだ」
と激昂されることもあります。
実際，
ジョイント・ベンチャーの成功例として
セミナーなどでよく紹介されている事例でも，
一度は相手を激怒させた，
なんてことがあったらしいですね。
かなり身も蓋もない言い方をすれば…
ジョイント・ベンチャーは，
「相手の会社を棚ぼた的に儲けさせて，
自社がおこぼれをもらう」
という感じです。
だから…
相手が儲かっても，そのために
相応の時間労力，リソースをつぎ込むとなると，
「なんであんたのためにこんなことやらんと
いかんのか」
となりかねないのです。
だからこそ，
棚ぼたを的に儲けさせ…
その棚ぼたの「棚」が，まさに，
隠された資源なのです。
ジョイント・ベンチャーを提案するには，
とても効果的にあ隠された資産の考え方，
しっかり理解したいですね。
これを徹底的に理解すると…
無から有を生み出すような…
現代版錬金術とでも言えるような
戦略も展開できます。
実際，
商品もサービスも何も持っていない人が，
この戦略を活用して，
社員１名(自分)だけで毎年年商数億円…
という事例もあります。
が，
そこまでいくと
高度かつマニアックな話なので，
今日は割愛します。
興味ある方は，
「興味ある」
とコメントしてください。
一定人数いるようなら，記事にします。
あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平
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