こんにちは。
アップスタッツの飯山です。
今日は,お金をかけずにお金を稼ぐ。
という「発想」について紹介します。
お金をかけずに…ということは
「1円も使っていない」
とは言いません。
…ただ,
まとまった金額の支出はない。
ということですね。
それでも,お金を稼ぐことはできる。
どういうことか。
以下ご覧ください。
銭湯に行きたかったけど行けなかった話
先日。
道を歩いていたら
若者が数人,自販機の近くで集まりながら
雑談をしていました。
その脇を通り抜けたところ,
ふんわりと,石鹸の香りが。
周りの様子を見てみると,
そこは「銭湯」の入口。
おそらく,銭湯を利用し…
出てきた後,自販機の近くで
誰かを待ちながら,
他の仲間とおしゃべりしていた…
という感じでしょうか。
さて,
あなたは銭湯に行ったこと,
あるでしょうか。
あるとしたら,
最後に訪れたのは
いつでしょうか。
私は,
もう何年も行っていないですね。
でも…最近,行きたいと
思ったことがありました。
…先日,給湯器が壊れたからです。
交換するまで数日間,お湯が出ませんでした。
日頃からシャワーしか浴びていないので,
お風呂は沸かさないのですが…
このときは…水のシャワー。
さすがに,
お湯を浴びたいと思って
検索したので…
そこに銭湯があったの知っているわけですが,
でも行ってはいない。
理由はシンプル。
営業時間です。
スケジュールの都合上,
午前中の早い時間に
行きたい…と思うことはあるのですが。
午後の開店だからです。
15時半なので…夕方前くらい,
という感じでしょうか。
そこだけでなく,
他の近隣の銭湯も,
夕方前が多い。
結局…
給湯器の交換も翌日には済んだので,
水シャワーは2日で終わりました。
それはさておき。
なんで午前中やってないんだろう,
おかしいな。
…と思って,
そこで思い至ったのです。
「何」と比較していたのか
なぜなら,
過去に住んでいたのが,
温泉の近くだったからです。
つまり…
源泉かけ流しの温泉があり,
その入浴設備を備えているところは…
時間にもよりますが,
たいてい,午前中からやっています。
昔,お気に入りで通っていたところは,
午前6時から入浴できます。
朝イチで訪れて…
ゆっくり浸かってから,
一日をスタートする,
ということをやっていたわけであり,
それに慣れていたので…。
「なんで午前中に
銭湯が営業していないのか」
と疑問に思ったのです。
しかも,
源泉かけ流しの温泉に対し,
一方は,ただのお湯です。
未だに,価格が業界内で固定されている
旧態依然とした状態だから,
午前中は営業をしない…
と談合しているのではないか。
まで勘ぐってしまいましたが。
そうではない,
ということに気づきました。
この点が今日の
「お金をかけずにお金を稼ぐ」
です。
タネ明かし
…と言うほど大した話ではありません。
銭湯を営業できる状態に
しておくには…当然ですが,
お湯を張り,かつ温度を一定に
保っていなければなりません。
もちろん,
スタッフもつきっきりでいなければ
ならないでしょう。
相応のコストがかかります。
…だから,
来客が少ないであろう
午前中は営業せず,
夕方前からしか営業しないのでしょう。
でも,
上述の温泉は,
これらのコストが
「ほぼ」
かからないのです。
なぜなら,温泉宿だからです。
つまり,
宿泊客のために,
温泉を入れる状態にしておかなければ
なりません。
しかも,
源泉かけ流しだから,
温度を一定に維持して…
というのも,
お湯を沸かして…ということではないので,
膨大な費用がかかるわけでもない。
また,従業員も…
温泉宿の運営に,従業員は
常駐しています。
つまり…
もともと温泉宿の
宿泊客用にすべて準備万端な,温泉。
でも,
宿泊客しか入れないと…
追加費用は発生しません。
でも…
そこに,日帰り温泉入浴として
サービスを提供したら…
宿泊していない,
観光客や,地元の人も,
入りにくることができます。
人も施設もすべて
揃っているのですから,
日帰り入浴プランを提案する。
これ,
あらたなコストかかっているでしょうか。
新しく,
全く違うサービスを開始する,
ならば話は別です。
でも,
すでに温泉宿での宿泊客向けの
温泉を…他の人に有料で入ってもらう。
このこと自体に,
特に新たなコストは発生していない。
でも,
日帰り入浴プランで,
新たな収益源につながっているのです。
銭湯ではできないけれど,
温泉宿にはできるのです。
なので…
私は早朝から温泉に浸かり…
そして,こっちでは早朝に
銭湯に行くことができない,
ということでした。
まとまった資本投下を済ませているものに,
他の収益源を得られないか考えてみると,
新たな収益源につながるかもしれない,
という話ですね。
別の例では単純に…
最近のスマホは通話する際の制限が
ほとんどない…ということが多いのでは
無いでしょうか。
つまり…
好きな回数,掛けることができ…
しかも現実的な長さの範囲内で
十分に話ができて新たなコストがかからない。
すでに,
電話機代や,
毎月の固定費はかかっているのです。
たくさん通話しても,
それ以上にはかからない。
なら…電話営業するのも
一つの手かもしれませんね。
このような感じで,
すでにコストの支払いを
すませているのなら,
新たな収益源につなげた方が,
お得ですよね。
明日は,別の角度からもう少し掘り下げます
あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平