社内の「2番目」のボトルネックはどこにあるのか

社内の「2番目」のボトルネックはどこにあるのか

社内の「2番目」のボトルネックはどこにあるのか
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

 

今日は…
がんばってもがんばっても
成果が出ない。
会社が伸びていかない。

 

その原因として
ありうる一つの話があります。

 

 

この問題を見て見ぬ振りすると,
努力が空回りしてしまう,
ということですね。

 

 

空回り…どころか,
それがかえって悪影響を及ぼし,
会社の経営が悪化する,
なんてことにもなりかねません。

 

 

それは何なのか。
個人的な体験も交えて
お伝えします。
最後までお付き合いください。

 

 

 

途方に暮れた1時間

 

 

私が22歳の時です。
国家資格を受験したのですが…

 

 

今は知りませんので
当時の話です。

 

 

試験は筆記です。
午前中に2時間,マークシート。

 

午後,3時間は
記述式とマークシートです。

 

 

これを1日で済ますのですから,
なかなかにハードですね。

 

 

さて。
問題は,午後。

 

 

私はマークシートが
とにかく苦手。

 

 

何度…ズラして書いてしまったことか…

 

 

ですので,
いつも先に,
問題文にマルをつけて,
あとから一つずつ,
確実に塗りつぶすように
心がけています。

 

 

が。

 

 

マークシート35問を
解き終わり…
問題用紙にマルを付け終わり…

 

 

記述式2問。
これもかなり大掛かりな内容です。
記載する内容はかなりの分量になります。

 

 

なんとか書き上げ…

マークシートを塗りつぶそう…
と思った時に,
途方に暮れました。

 

 

なぜなら,
鉛筆が持てないからです。

 

 

右手の肘から
手首にかけて…
しびれてしまうのです。

 

 

普段は,
しびれてペンが持てなくなるのは
わかっているので…
力を抜いて書くことを
心がけていたのですが。

 

 

 

2年半勉強した集大成の試験。
力が入っていたようです。

 

 

記述式試験は書き終わりましたが,
マークシートはひとつも塗っていない状態で,
鉛筆が持てなくなったのです。

 

 

まあ…
試験時間は3時間のうち残り1時間。
見直しをしながら,
肘から手首まで揉んで,
しびれを緩和しながら…

 

最後,ギリギリで
しびれがおさまったので,
なんとかマークシートを
塗りつぶし,終了。

 

 

 

 

 

結果的に合格しましたが…
試験から合格発表まで
3ヶ月掛かります。

 

 

 

立場はフリーターで,
もはや新卒とか,
そんな立場ではないので,
合格発表までになんとかしようと…

 

 

病院に行ったところ…
かなり酷い状態だったようです。

 

 

非常に珍しい,
肘の名医を招聘しょうへい
(多くの整形外科医は脚の専門が多いようです)

 

 

骨盤の骨を移植手術して,
なんとかまともに動くように
なりました。

 

 

入院,手術,自宅療養,
それからリハビリ…で,
半年くらい掛かったでしょうか。

 

 

チキンな私としては
骨盤の骨を移植手術…
なんて言われるとおっかないのですが。

 

 

医師からは

「このままだと歳を取った時に
 手が動かなくなる」

なんて言われて,
決断したのは覚えています。

 

 

それから…20年。
当時の状態に戻っています。

 

 

大晦日頃から,
肘から手首にかけて,
しびれているのです。

 

 

時代的に,
ペンを持って書くという機会は
減っているのでありがたいのですが…

 

 

今こうして,
キーボードを打つ時に…
右手の小指で押す時に,
しびれを感じます。

 

 

 

 

20年,問題なかったのに…

「歳を取った時に問題にならないように」

手術をしたはずなのに…
なぜなのか。

 

 

弱いところに影響が出る

 

 

 

それは…
年末に歩けなくなったからです。

 

痛風かと思ったら,
疲労痛だったようですが…

 

 

激しい痛みで
歩く事ができず,
片足でぴょんぴょう跳ねながら
トイレに行ったり…

 

つかまり立ちで,
テーブルなどに手をついて
移動することが増えたり…

 

 

立ち上がる時,
椅子の肘掛けに手をついて,
腕で体を持ち上げて立ち上がったり…

 

 

ということが何日も続いたのです。

 

 

 

もともと,
肘のひどい怪我で,
きちんと接骨できていなかった
ところを…
骨盤を切って移植して
なんとか機能を回復しようと
したわけです。

 

 

 

どうしても,
耐久性としては弱い。

 

 

 

実際,
左肘は全く問題ないですからね。

 

 

 

 

つまり…
足…かかとからアキレス腱に掛けて,
激痛が走り,
歩けなくなったために,
無理をした結果…

 

 

今度は,
もともと無理が効かない部位に
負担がかかって,
20年前と同じ症状が
出てしまったということです。

 

 

 

 

無理がかかっているのはどこ?

 

 

 

これは…
鎖の強度で
例えられます。

 

鎖がどれだけの重さに
耐えられるか。

 

 

 

たくさんのリングが
連結されていて
非常に頑丈だったとします。

 

 

 

そのひとつひとつが…
仮に100キロの荷重に
耐えられるとします。

 

 

その鎖が10個の連結に
なっていたとして…

 

 

その10個の鎖のうち,
1つに亀裂が入っていたら…

 

 

その鎖で耐えられる荷重は…
他の鎖がどれだけ頑丈で
強靭だったとしても…

 

 

 

その亀裂の入った鎖の
限度が…そのまま,
その鎖の強度となります。

 

 

 

 

組織で言うなら,
「ボトルネック」
なんて言いますよね。

 

 

 

 

例えば,
組織の生産性で考えると,

 

 

非常に有能な人が10人いても…
組織の生産性の限界は,
1人の無能な人の生産性が
限界になってしまう,
ということも起こりうるわけです。

 

 

 

 

ここがボトルネック

 

 

 

たいていの会社…
中小零細企業の場合。

 

 

 

社長がボトルネックに
なっていることが
多いのが現実です。

 

 

すなわち,
他の社員がどれだけ円滑に
頑張って仕事をしていても…

 

 

社長のところで
仕事が堰き止められてしまうと,
そこが会社の生産性の限界に
なってしまいます。

 

 

これこそが
まさにボトルネックなのですが。

 

 

今日お伝えするのは
その
「次」
の話です。

 

 

つまり,
私は足が悪くて無理をしたら…
肘から手首にかけて
しびれてしまった。

 

もちろん,
歩けない…という状態は
非常に辛い。

 

 

が。

 

 

逆に言えば,
椅子に座って仕事をしている間は
なにひとつ影響はなかったのです。

 

 

そこで無理をしたから,
肘が酷いことになり,
今こうして文字を打っていても,
ミスタイプが多く,
仕事に影響が出てしまっています。

 

 

 

けれど…
肘が弱点だったなんて,
20年以上忘れていました。

 

 

 

同じように…
社長がボトルネック。
これは目に見えてわかりやすい。

 

 

が。

 

もしかしたら,
社内で,誰か一人に
極端に負担が偏っていて,
そこで仕事が滞っているかもしれない。

 

 

 

社長は,社長です。
どうにでもなります。
自らの権限で対処できることが
たくさんあります。

 

 

 

 

社内の一社員が…
それだけの負担が偏っていたら…

 

 

 

そして…
そういう人に限って,
本当に重要な仕事を
していたりするもの。

 

 

その人が会社から抜けたら,
大損害すら起こりうるわけです。

 

 

ですので,
今日お伝えしたいのは,

 

「2番目のボトルネックはどこにあるか」

 

を探してみてください。

 

 

取り返しのつかない事態に
なってしまう前に。

 

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

 

 

 

 

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