こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。
今日は仕事の適性について
お伝えすることにします.
ある体験を通して
「仕事の適性ってこういうこと言うんだなあ」
としみじみ実感しました。
端的に言ってしまうと
「適性がない仕事をしてるな」
と思われたくないので
自戒を込めてお伝えします。
あなたは大丈夫だと思いますが
念のため最後までお付き合いください.
髪を切りに行った時の話
億劫でしばらく髪を切っていなかったので
用事のついでに髪を切ってきました。
散髪というものは
どうも好きにはなれません。
ずっと座って身動き取れない状態で…
しかも理容師との物理的距離が
近いですからね。
コミュ障でパーソナルスペースが
人一倍広い身としては
なかなか散髪の時間というのは
精神的にしんどい。
なので
10分カットを
利用するようにしています。
上手い下手
安い高い…
そういったものではなく
とにかく早く終わらせたいですからね。
今は,10分1200円ですが…
3分の1の時間で終わるなら,
3倍払ってもいいくらいです。
…と,
以前,知り合いの理容師に言ったら,
「さすがに3分は無理」
と言われてしまいました。
残念。
話を戻します。
10分カットに行った時に
「この人は適性がないなあ」
と思った次第です。
緊急事態宣言下で
ショッピングモール内は
全体的に閑散としていました。
ですから普段だったら
混んでいて待ち時間が長い
10分カットの理髪店も…
顧客が一人だけ。
私はこの人に髪を切ってもらうんだな,
と思いながらチケットを購入した瞬間,
後ろに定員が控えていて
驚いて叫びそうになるのを
必死にこらえました。
何しろ
とても小柄で
気づかなかったのです。
その小柄な人…女性の理容師を見た時に
正直嫌な予感は脳裏をよぎりました。
そして実際に髪を切ってもらったところ
案の定と言うべきか
その予感は的中したわけです。
明らかに適性がないからですね。
ここで言う適性とは何なのでしょうか。
その女性の理容師は
背が小さい。
身長150cmは無いでしょう。
…いうことは
基本的に手足も短くなりがちです。
そんな人が髪を切ったら
何が起きるのでしょうか。
手足の長さに遊びの部分が
少なくなるわけです。
手元との距離が
必然的にどうしても
遠くなりがちになります。
背が高くて手足が長い人が,
十分な位置でカットをするのと…
手足が短い人が,精一杯腕を伸ばした
その先で作業する…
この違いをイメージしてもらえば
わかるでしょう。
手足が短い人が精一杯手を伸ばして
作業する場合,
手元がおろそかになるということですね。
その結果何が起きるのか。
一つ一つの動作が荒くなるのです。
具体的に言うと髪を梳くときに
耳に櫛を引っ掛けるのです。
これが何度も当たって実に痛い。
痛いのですが
その痛み自体は,
本当に一瞬です。
ですので,
なかなかその痛みの
瞬間に声を上げることができないのです。
ということは
痛みが去った
後に文句をいうのもなかなか言いづらくて
ついつい苦痛を堪えてしまう…
と思った瞬間にまた櫛を耳で
ガリッとやるわけですね。
これを何度も何度も
10分の間に繰り返すわけです。
ですから,
この人は明らかに適性がないと
言わざるを得ません。
適性のなさの正体
この適性の無さの正体は
何なのでしょうか。
別に男性だからだとか
女性だからとか
そういう話でありません。
背が高いから低いから
手が長いから短いから
ということでもありません。
当たり前ですよね。
そもそも日本人は
それほど大柄な種族ではありません。
例えばスポーツという分野において
日本人は不断の努力を続けた結果,
世界でも勝てる競技が少しずつ増えていった次第です。
それはもちろん技術の問題もあるでしょうけれど
フィジカルの問題でも一生懸命
的確な努力をしたからこそ
世界で戦えるようになったわけです。
ですから
身体的な特徴
背が高い低い
手足が長い短いだけで
適性を判断するのは
非常に暴論であり,合理性がありません。
ではここで適性の無さとは何なのでしょうか。
気遣いのなさです
手足が短いそれは仕方がないことです。
身長が低い仕方がないことです。
ただそれでも理容師として
頑張っていきたいということであれば
その手足の短さのついて何かの手を打ったり
考えることはできるでしょう。
例えば
仕事やりづらくなるかもしれませんが
踏み台を持ってきて
その上で作業することって
出来るはずです。
そうそうすれば私の頭の高さと
手先との間の距離が近くなりますから
作業はしやすくなって
精度も上がることでしょう。
台を持ってくるそれだけで
私が痛みを被る回数が明らかに減るでしょう。
ならば…なぜそれをやらないのでしょうか。
なぜなら相手に苦痛を与えている
ということに対する
気遣いがないからですね。
実際私も痛いのは本当に一瞬なので
その一緒に対して
声を上げることはできないのです。
何度も何度も耳を櫛でガリガリ引っかき
続けられていて,
それが来るとわかっていても
声をあげることができないのです。
なおかつ手足が短いのは
見てわかるわけですから
それに対して
「わざとやってない」
ということは分かります。
かつて実際に
「こいつわざとやってんじゃないか」
と思うような理髪師もいてその人に対しては,
私は散々文句を言ったこともありますが。
そういった状況ではない。
なら何が問題なのか。
気遣いの無さです。
その気遣いの無さが
単純にその職業における
適性の無さといってもいいのではないでしょうか。
散髪後に,
「何か問題なかったですか」
と一言聞くだけでも
「実は耳に何度も櫛が~」
…と私は言えたかもしれません。
おそらく,多分…コミュ障ですから,
断言はできませんが…
もし,指摘されれば,
次から気をつけることだって
できたはずです。
きっとその女性の理髪師も,
顧客に痛い思いをさせたい
わけではないでしょう。
気づいてないから繰り返してしまっているのです
ここでは美容師の話をしましたが
どんな仕事においても
今の自分が完成させされているなどということは
とても言えません。
本当にどんな仕事であっても
適性というのは,
「今の状態でさらに改善できることないだろうか」
……と絶えず自ら省みて
改善する努力をしてるかどうか。
これがその仕事における適性があると
言えるのでしょうか。
私もつい先日
あるクライアントに尋ねて,
「意外にこんなこと思っていたのだな」
ということがあったのを体験しました。
それは私の一つの持ち味だったのですが
最近それをうまく発揮できてなかったな
と思って次のどうしたらいいんだろうと
考えることが増えました。
これがちょっとした改善です。
このように省みて
改善するということが
その職業の適性となります。
今の自分どこをどう改善したら
良いのか。
考える機会を取ってみて下さい。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平
アップスタッツ合同会社のブログを
メールで受け取りませんか?
ブログ記事の内容を,メルマガで配信いたします。
ブログ記事内容とは別に,
メルマガ読者限定コンテンツの
配信もあります。
毎朝午前5時に,ブログ記事をメルマガ配信。
午後5時過ぎに,
メルマガ読者限定記事を配信いたします。
特に,ブログでは公開しづらいノウハウなどは,
メルマガ限定でご案内いたします。
今すぐ下記フォームよりご登録ください。