こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。
今日は,時間管理について
お伝えします。
お題は,
時間管理スキルを高めるひとつの「ある」要因
についてです。
ひとつと言えばひとつなのですが。
そのひとつを,いくつかの角度から
分けて紹介します。
忙しさがなかなか緩和しない方は
…この中のどれかが欠けているのかもしれません。
「忙しい,忙しい」
といくら言っても
忙しさは緩和しないので…
興味がある方は
最後までお付き合いください。
ただ,
もしかしたら人によっては
「不都合な真実」
があるかもしれませんね。
時間管理スキルを上達させる一つの要因
これがなければ
いつまでも時間管理スキルは
向上することはないでしょう。
ただ,ものすごく暴論ですので
予めご了承ください。
そのひとつの要因は
「必要性」
です。
暴論というのは
「あまりにも当たり前すぎるここと」
「時間管理に限った話ではないこと」
ですから。
時間管理スキルの上達が
必要ではない人は
上達しません。
当たり前ですね。
問題はここから。
すなわち,
この記事をご覧の方は
程度の差はあれど時間管理スキルの
向上,上達に興味関心がある
ということでしょう。
けれど…
本当に時間管理スキルの
向上,上達に興味関心がある。
そしてその上達に必要な要因は,
「必要性」
だった場合。
上達に必要な要因は揃っているので
興味関心は必要ないとも言えてしまいます。
…と,
混乱してきそうな話ですね。
ポイントは…
「こんがらがる要因」
があるということです。
すなわち,
誤解や勘違いが
あるということですね。
時間管理スキルが上達しない原因
時間管理スキルは,
本当に必要性を感じる人が,
試行錯誤をしていれば
勝手にどんどん延びていきます。
もちろん,
テクニカルな内容もありますが。
それを学んで実践して
スキルを高めていく人もいますが。
<参照>
そうではない人もいる。
そこに誤解や勘違いが
あるということです。
ひとつの誤解は…
必要性は
「度合い」
で測るものです。
明確に数値化するものでも
ないですが,度合いです。
誤解というのは
「ある」
「ない」
という二元論で捉えてしまうことです。
つまり,
時間管理スキル上達の
必要性の度合いが低ければ
上達速度も当然に低くなります。
実際…
「時間管理スキルを伸ばす必要性は
ありますか?」
と尋ねて回ったら,
多くの人が
「ある」
と答えることでしょう。
ですが…
実際にスキルを高めるための
修練をする人は多くない。
その理由の一つが
「必要性」の度合いが低いから
ということでした。
最大の原因
必要性はあるなし二元論ではなく
度合いである。
この点を理解していないと
なかなか上達しないのですが。
それ以上に,大きな…
端的に言えば「致命的」な問題があります。
この誤解に気づかないうちは
時間管理スキルは上達しません。
最大の誤解は…
時間管理スキルを上達する
「必要性を感じていないのに
必要性があると思っていること」
です。
何を馬鹿な…
と思う方もいらっしゃるでしょう。
ですが…
実際に多くの経営者が
この誤解…
認識のズレに気づいていないのです。
たとえ話をします。
怪我をして…
出血しているとします。
なかなか血が止まりません。
この時に,
「血を止めなきゃ」
と思わない人はいるでしょうか。
実際に,
止血しようとして
何らかの行動はしますよね。
時間管理スキルの元…
すなわち,時間は…
この生涯の血みたいなものであり
命の象徴です。
なぜなら…
人には寿命があるからです。
つまり…
血=寿命
垂れ流しにすると,
すぐに死んでしまいます。
ということは,
寿命=時間
を大切にしなければ
寿命が縮むということ。
ですが…
実際に時間管理スキルの
必要性を感じていながら
上達しないというのは…
本当に時間管理スキルの上達を
「したいとは思っていない」
ということでしょう。
「忙しい」という便利なツール
なぜなら…
時間管理スキルが低いと
忙しいわけで…
そして…
一部の人達は
「忙しい」
ことを嫌がっていない…
むしろ歓迎すらしているのでは
ないでしょうか。
忙しい…便利ですよね。
忙しさにかまけていれば
やりたくないことも
「後回しにする大義名分」
となります。
忙しそうにしていれば
やりたくないことを
避けることもできるでしょう。
具体的には,
「今忙しい?」
と聞かれたら…どう答えるでしょうか。
聞いてくる人は…
何かやりたくない,面倒で嫌なことを
「させたい」人です。
そして
「今忙しい?」
と聞かれたら…
NOと言えない立場だったら…
その嫌なことを
断れないとしたら?
会社員の元に,
上司がやってきて
「今忙しい?」
と聞かれたら…
忙しくても忙しくなくても
「大丈夫です」
と言うしかなくて…
「大丈夫です」
と言ったら,
面倒な何かを押し付けられるでしょう。
ですが,
本当に忙しそうにしていたら
上司は
「あいつは忙しそうだから
別の人にやってもらおう」
となり…
面倒事を回避することができます。
他にも…
忙しさを理由に
様々なものを避けることが出来ます。
忙しさは「便利な道具」なのです。
便利な道具って…
使いたくなりますよね。
でも使う使わないかは
本人の自由だったはずです。
なのに,いつの間にか
「なくてはならない」
になってしまうのです。
スマホ,携帯電話とか…
昔はなかったわけです。
なくても生きてこれたわけです。
にも関わらず…
今は
「スマホがないと生きていけない」
…と思ったり口にしたりする人,
いるでしょう。
同じように
はじめは便利な道具だった
「忙しさ」
ですが。
いつの間にか
なくてはならないものに
なってしまったのです。
さて。
この場合。
時間管理スキル…上達するでしょうか。
時間管理スキルを上達するには
「必要性」
の度合いによります。
ですが…
「忙しさ」
を便利な道具として手放せなくなってしまった。
道具なのに
いつしか
「必要不可欠であり,身近にあるのが当たり前」
くらいにまで馴染んでしまった人に…
「必要性」
はどの程度の度合いなのでしょうか。
仮に,
「忙しい,忙しい」
と言っている人に,
「時間管理スキルの上達,大事だよね」
…尋ねたら,
きっと
「そうだね」
と答えるでしょう。
そして…
時間管理スキルを実際に高めることは
しません。
直面を避ける
別の例では
忙しければ直面をして考えなければならない
ことを避けることができます。
例えば…
セールスで
毎日のようにたくさんのアポをとって
セールスしている人が忙しいとして…
全然アポがない人が…
「忙しさ」
を感じなかったとしたら…
もちろん,
忙しいはずはないのですが。
そこで,
「忙しさ」
を感じている限り…
今,セールスで結果をだしていない,
という「不都合な真実」から
目を背けることができるのです。
そんな人に,
「そんなに忙しいなら,
時間管理スキルを磨いたら?」
…と提案したら,
その人にしてみたら
とんでもないことです。
なので…
本来
「忙しい人はどんどん上達する」
はずの時間管理スキルが
「いつまでも上達しない」
原因はあるのです。
はい。
我ながら…
いろいろとブーメランが痛いですね。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平
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